雪が谷大塚のジャズ喫茶、Slow Boatさん🚣

【注・ワジョリンのオーディオマニア病が発病して長文化しているので御用心ください。興味のある人だけ読んでちょ😘】
大田区のジャズスポットをなんとなくGoogleで調べていて、雪が谷大塚に良さそうなジャズ喫茶があることを発見💡
写真で見たところまだ新しいお店のようで、とても清潔感があって綺麗。しかもスピーカーがケンリックサウンドによってカスタムアップグレードされたJBL4331だった!
ジャズファンとしてもJBLファンとしても行かずにはいられず、早速行って参りました😊
雪が谷大塚駅から徒歩5分ほど。中原街道のシャトレーゼの角を曲がった奥の住宅地に「JAZZ」の看板を発見。新築の一軒家の一階がお店になっています🏠
扉を開けると先客はお一人様がお二人。わたしも壁側に座り、スピーカーと向かい合います。
とても澄んだ空気。部屋の装飾や色数が少なく、音楽に集中できる。広さや材質やレイアウトが考え尽くされていて、どの席もベストなリスニングポイントになっています。
お一人様のお客さんが多いらしく、後から来た方たちも皆そうでした。怖い常連さんもいなくて安心💦
この大型スピーカーをこの距離感で聴けるのは快楽。良い音のお店があっても、なかなかここまで真正面に向き合えることはないですよね。まるで自宅のリスニングルームみたいです。(うちはこんなにすごくない)
紅茶と本日の手作りスイーツ(オレンジソースのレアチーズケーキ)をオーダーして音を聴きます。セットで千円なり。ありがたし。
オーナーさん、優しそうな人だった。小声とかじゃなくて普通の声でオーダー取ってくださった時点でホッとした。
アップグレードされた4331の音は、低音がスッキリ整理整頓されていて、その影響か全体の音の情報量が繊細かつ多様に感じ取れるように思った。
中音域の色の濃さはJBLそのままに高音域の澄んだ音色はクラシックさえもよく鳴るでしょう。
Slow Boatさんのホームページから辿って読んだインタビュー記事によると、アンプはアキュフェーズのE-370でプレーヤーはヤマハの5000番に音のエジソンのモノラルカートリッジ(オールド)、デノンのM900にはデノンのステレオカートリッジ(DL-103)を付けて使い分けているのだそうだ。
ああああ。ご趣味が良い。お店ではアンプが見えなかったので、どこのアンプなのかすごく気になっていたのです。
と言いますのも、1970年代に発売されたスピーカーで1950年代のレコードをかけていても少しも音が古くないのです。とてもクリアで生々しく現代的な音。
すべての調和が取れていて、いくら聴いていても疲れません。ジャズ喫茶だからそれなりの音量ですが、大き過ぎないのも良い。普通の話し声が聞き取れるぐらいの音量です。会話は禁止ではないけど控えめにお願いしているとのこと。
レコードはA面かB面を片面かけて次のレコードに行く感じ。リクエストをしている人もいましたが、特にリクエスト用紙があったり聞かれたりもしないのでぼんやり聴いてるだけで大丈夫でした。ジャズ喫茶でリクエストなんて緊張しちゃうよね。できねーできねー。
最初にかかっていたレコードがJo Jonesで、見たことないジャケットだったけど明らかに何度も聴いてる録音が流れてきて、スマホで調べたらピアノがレイ・ブライアントだった。レイ・ブライアントは好きでよく聴くからね。
そういえばスマホアプリ(Shazam)のおかげでジャズ喫茶で今流れてる曲の曲名もすぐわかるのは助かりますね。ミュージシャンのバイオグラフィーを読みながら聴いたりするのも楽しいものよ。
昔は「誰のレコードですか」なんて怖ろしくて聞くこともできなかったし、音楽聴きたいから読書のふりをしても集中できなかったし、手持ち無沙汰だったなあ。
選曲は1950〜60年代の正統派ジャズで、聴いたことのある曲も結構多かった。短い滞在時間の中で「Almost Like Being In Love 」を2バージョン聴けたのも面白い。
かなり楽しかったのでまた行きたいと思います😊
そういえば以前このすぐ近くで歌を習っていたわ。懐かしい。「ワジョさんは日本語の曲は諦めてジャズだけ歌ったほうがいいよ」と先生に言われたときは衝撃的だったけど、今はなんとなくわかる‥‥🤣
いやまあ日本語の曲も歌いますけどね。ますますジャズ方面に力を入れていきたいと思う今日この頃です。
最後までお読みくださりありがとうございました🙇🏻♀️(何人いることか)
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