3年ぶりの濱瀬元彦ライブ♫

濱瀬元彦さんのライブに行ってきました。

パンデミック前、2020年の3月に最後に見たのが同じく渋谷JZ Bratでの濱瀬元彦さんのライブでした。

あれから3年。奇しくもまたJZ Bratの濱瀬さんのライブで観客復帰です。

初回リハビリに相応しいような素敵なライブ。この音の洪水。音圧を受ける心地よさ。良い音で血管が広がる感覚。全身が音に支配され、どこかへ連れて行かれる幻の時間。

こんな素晴らしい体験を、3年前までしていたのだなあと思い出し、感慨に耽ることしばし。最初の数曲は体がびっくりして動揺しているのを感じるほど。ようやく音に乗れたのは3曲目ぐらいからでした。

今回は非常に珍しい編成で、濱瀬元彦さんがベース、清水玲さんもベースでそしてマニピュレーター、パーカッションが岡部洋一さんという3人編成。

たったの3人で、なんとも鮮やかで心躍る音を完全に構築していました。

エレクトリックベースで主旋律を奏でる濱瀬さんと、それを更に底でどっしり支える清水さん。岡部さんのパーカッションはいつもながらドラムセットにとどまらず、コンガやジャンベも叩いてらしたようだ。（席が遠くて見えなかったので正確には未確認）

岡部さんのパーカッションは音数が多くて強烈なんだけど、どえらい安定感なんですよね。体が慣れてくると展開に乗っかっていけるので気持ちいい。まるでアトラクションに乗ってるみたい。

そのリズムに魔法をかける清水さんのベースは、演者も観客も安心して身を預けられるミュージックワンダーランドの支配人のようでした。それがマニピュレーターの役割でもあるってことなのか。

濱瀬さんの音楽は、同じ曲を聴いても毎回見える景色が違って面白い。今回も耳馴染みのある曲が結構あったのだけど、たったいま生まれた音の鮮烈さが常にあった。この心地よいテンションていうのはどうしたら保てるのでしょうね。

音楽はやっぱり素晴らしいと改めて思ったし、心と体を健康にするものだなとも感じた。ものすごいリフレッシュ感。

これからまた少しずつ、魅力的なライブを見に行こうと思います。もうチケットの取り方を忘れてしまったぞ。

#濱瀬元彦

#清水玲

#岡部洋一

#渋谷

#JZBrat

#ジャズ

#ライブ