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2020.07.27

ラボンヌターブルのランチ。ズッキーニに鎮座する鮎。

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ラボンヌターブルさんのランチ行ってきました。


ディナーのラボンヌの落ち着いた雰囲気も素晴らしいものですが、ランチの明るい空気感も最高です!


今日もキッチン丸見えの特等席へ。皆さん楽しそうにお料理なさっています。見てるだけでワクワクする😊


7月半ばに登場した新ランチコースはこちら。日々アップデートしながら、8月末までは大体こんな感じでいくそうです。


畑の野菜達

穴子のフリット

ほうれん草の冷たいスープ

ズッキーニに鎮座した鮎

松阪ポーク、フォアグラ、マッシュルームのパイ包み

完熟南高梅と桃のコンポート


メインは3種類の中から選べるようになってた。鮎、鴨、松阪ポークの中から、どうしても一つに絞れなくて、鮎を各自一皿+松阪ポークを友だちと半分ずつシェアする形にしてもらった。ありがとうございます!


まずは畑の野菜達から。前回とはまた違う野菜で構成されている。季節の移り変わりを感じる。食感や味のオリジナリティを生かしつつ、気の利いたスパイスや調味料がちょちょちょいと施されていて素敵度アップ。


続きましては、穴子のフリット。本来はメロンとピスタチオですが、メロンが苦手なのでマンゴーに変えてくれました。穴子は肉厚で身がしっかりした上物。


本当に良い塩梅のパリサクのフリットで、砕いたピスタチオと数種類のスパイスがあしらわれている。完璧に美味しい。フリットの下にうっすらと野菜ペーストのソースが敷いてあった。その野菜の甘味が相乗効果になって、味が何層にも美しく重ねられている。


ほうれん草の冷たいスープは、渋谷チーズスタンドのモッツァレラチーズを大々的にフィーチャーした一品。味の仕上げは塩レモンとオリーブオイル。


直球で新鮮なほうれん草をそのままスープにした濃い緑色の液体に、真っ白でミルキーなモッツァレラが映える。運命の出会いかと思うぐらい相性がいい。モッツァレラがあまりにも美味しくて買いに行きたくなった。


さてメインは、ズッキーニに鎮座した鮎。鎮座しちゃってます! しかもスイカとキスしてるよ〜🍉  お皿の上でキャラ立ちしてます😆 


この白ポルト酒のちょうどいい甘さ加減のソースが最高。鮎は炭火焼きってイメージが強い魚だけど、こうしてリッチなソースとともに食べる方が好きだなと思った。


スイカはただの飾りではなく、旨みや苦みの濃淡のある鮎の味わいに小休止を入れる名脇役として機能している。


そして追加分の、松阪ポーク、フォアグラ、マッシュルームのパイ包み。なんという豊かな世界。どこから食べても玉手箱。


松阪ポークというものを初めて食べた。子供の頃、豚肉って美味しいなあと純粋な気持ちで食べていた頃の感動が蘇ってきた。原初的な味。何か心に突き刺さるものがある。


デザートも二種類の中から選べる。わたしは完熟南高梅と桃のコンポート。わらび餅、黒豆、ヨーグルトのソルベがあしらわれている。フレンチのデザートにわらび餅と黒豆って素敵すぎる。南高梅の熟成味が全体を包んでいて、初夏の爽やかな風を感じる。


内容的にも量的にもコスパ的にも、かーなーりーハイレベルな満足感を得られるランチでした。


抜群に美味しいのはもちろんのこと、その味が完成するまでのストーリーの奥深さを感じる。そのストーリーの濃さが、食べる人の心の奥にリンリンと鈴を鳴らすような幸福感となって伝わる。


ラボンヌターブル、唯一無二の存在感です。このレストランに出会えて良かった。


中村シェフとお話ししているとき、シェフのインスタの写真合成技術がハイレベル過ぎるって話になって、どのアプリ使ってるんですかなどと質問してたら、「なんだったら今デザート召し上がってる間にワジョさんの写真のコラージュも作れますよ」なんて言ってくださった😆 


ガバッと食いついてお願いしたわ。そしたらこんなんできました🤩 中村シェフに見守られながら代官山ファロでポルケッタを焼くワジョですよ‼️  樫村シェフのボディーをお借りしました🤗 


中村シェフ、PCに詳しいわけではなくて、なぜか写真合成だけ得意なんだそうです。このぐらいなら1分でできるって言ってた。センスですよね〜〜。


こんな貴重な記念写真もゲットできてゴキゲンですよ😊 ありがとうございます!


じゃあまた9月ぐらいに伺いたいと思います。その頃、何かが起きる予感‼️


#ラボンヌターブル

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