最近のモンサンクレール。

今日もモンサンクレールに行ってきました。最近行き過ぎ? 週一ぐらいのペースになってきましたな。なんだか改めて、モンサンクレールって美味しいなと思う今日この頃なんですよ。
最近のお買いものから。
・タルトシトロン
これは最近の新作。思ったより大きい。とにかくビジュアルがかわいい。メレンゲはカリサクではなく、フワッとしてジュワッと溶ける。
キュッと柑橘の果実味が凝縮したクリームに、レモンピールを甘く煮たものがアクセント。花芯の部分はパッションフルーツとアプリコットのコンフィチュール。
全体をとりまとめる力強いフレッシュ感。見た目だけでなく、美味しさがバッチリ印象に残る秀作。
・ガトーバスクフロマージュ
3種類のチーズをブレンド。言葉で言い表せない複雑で深いお味。ひとつひとつのチーズに秘められたストーリーを味わう感覚。
香りと味の穏やかな癖が、スルッと心地よくひっかかる。クリーミーなテクスチャーと、焦げの絶妙さは最後のエッセンス。そこへたどり着くまでの奥深さが心に響く。
・瀬戸内レモンケーキ
わたしはレモンケーキにハマってた時期があり、有名店のものを一通り食べた。そんな中で、これというナンバーワンのものが決定的だったため、しばらく気が済んでいた。
しかしながら、モンサンクレールのレモンケーキはわたしの歴史を塗り替えてしまった。ダントツで1位です。
すみずみまで染み渡り、生き生きと香るレモンの風味。酸味と甘味、ともにしっかりと利いていながら味が強過ぎることはなく、見事に調和。
決してベタベタしないギリギリのバランスのしっとり感。表面の薄いカリッとしたコーティング。すべてが完璧。
この手のひらに収まるサイズに、レモンの木に全身を預けてもたれかかるような大きな世界を抱えています。手土産にしたら、歓声が上がるでしょうね。
・キャラメルをはさんだ小さいバゲット
サクサクしたキャラメルのケーキと、甘くて渋いキャラメルソースをはさんだ小さいバゲット。洋菓子屋さんならではの繊細な仕上がり。鼻をくすぐる小麦粉の香りと、味の土台を支えるキャラメルソース、華やかなキャラメルケーキ。まるでひとつの人格を持つような、生きてる食べ物です。
・焼き菓子(プチマドレーヌ、サブレリ、ケーク アブリコ オランジュ、米粉のダックワーズ フランボワーズ)
生菓子のほうに注目が行きがちですが、モンサンクレールの焼き菓子って本当に美味しいんですよ。他ではなかなかないレベルのものが買えます。
自分用に最もよく買っているのがサブレリ。米粉を使ったホロホロのサブレです。甘さが控えめで、袋を破くとオーブンから出したての米粉の風味がプワーンと香る。
一般的なバタークッキーやバターサブレとは一線を画した焼きたて感。個人的に、焼きたてを当日売りしている焼き菓子屋さんよりも美味しく感じます。
ケーク アブリコ オランジュの美味しさも特筆もの。レモンケーキもそうなんですが、小麦の味を包み抱えるようにフルーツの味が全体に染み渡っている様子がなんともリッチなのです。果実の風味のみならず、おそらくリキュールや砂糖にもハイレベルな技が駆使されていると思われます。こんな上品で香り高いアプリコットケーキを食べたことがありません。
プチマドレーヌは純粋に最高のバターの香りがプンプンする。
米粉のダックワーズ フランボワーズは、一般的なダックワーズよりも厚みがあってフワフワ。中にはさまったフランボワーズのソースとクリームもたっぷり。酸味は穏やかで、終始柔らかく穏やかな印象。
前回ご紹介した、食パンもよく買っています。相変わらず美味しい。自由が丘で一番どころか、東京で一番美味しいと思います。
わたしはモンサンクレールがオープンした年に自分も自由が丘に引越してきたので、モンサンクレールの歴史とともに歩んできたという思いが勝手ながらあります笑。
初めて食べたときの衝撃もすごかったですが、年々どんどん美味しくなってきているんですよね。新商品の開発もますます精力的になってるし。
これだけ多店舗展開をしていて大成功を収めていたら、本店は開店以来のオーソドックスな人気商品で安定経営するのが普通だと思います。にもかかわらず、今なお挑戦をガンガン続ける辻口シェフならびにモンサンクレールの皆様はすごいなと素直に思います。リスペクト。
ではまたおじゃまします。
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