胃袋を鷲掴みにする酢豚。

酢豚ができました❣️ すっごく本格的なやつ😆
うーむ、これはもう家庭料理っていうラインをとっくに超えてますね。このレベルの酢豚を出すお店は、高級中国料理店と呼ばれますよ。
しかも、あんまり気を使わなくても完成度の高いものができるんです。タレはレシピ通りに鍋にドバドバ入れて一煮立ちさせるだけだし、お肉も片栗粉さえしっかりつければ勝ちも同然。
そしてつけあわせの玉ねぎが、酢豚の脇役に収まらないぐらい美味しいいいいい🧅 新玉ねぎトロトロ❤️ スパイスの配合が楽しい😊
今回わたしは、コリアンダーパウダー、花椒、黒胡椒、クミンシードの組み合わせにしました。インド寄りではなく、ちゃんと中国寄りの味。すっごく美味しい😭
自分で考えた組み合わせで美味しくできると、自尊心高まっちゃいますね。セルフコンパッションのトレーニング法として採用したい。
今日はたまたま家に黒酢があったので、黒酢で作ってみました。これが非常によい。やっぱり酢豚は黒酢が美味しいねえ。
ピーマンとか人参とか、わたしにとって酢豚に必要ない野菜が入ってなくて助かる。パクチーが合うから添えるのオススメ。
これはちょっと胃袋掴む系の場面でも使えそうです。逆に男の子にこんな料理出されたら、完全に悩殺される案件ですね。
とにかくスゴイので皆さん作ってみてください。白米多めに炊くことをお薦めします。
──────────────────
★酢豚、新玉ねぎのキャラメリゼ
レシピ:日本橋ラボンヌターブル中村和成シェフ
〈新玉ねぎのキャラメリゼの材料〉
新玉ねぎ 1個
クミン
山椒
焼き塩
黒胡椒
〈酢豚の材料〉2人分
豚肉 250g
すりおろしニンニク 1かけ
すりおろし生姜 2cm角ぐらい
しょうゆ 50g
紹興酒 60g
酢 30g
水 30g
砂糖 20g
胡麻油 5g
輪切り唐辛子 2本分
〈作り方〉
・玉ねぎヨコに半分に切る。上下を切り落とす。
・玉ねぎの断面に塩を念入りにすり込む。粒子の細かい焼き塩みたいなのがいい。
・サラダオイルをタプタプ多めに入れたフライパンに、玉ねぎをドボンと投入。両断面をじっくり丁寧に焼く。こんがり焼き目がつくように。
・90%ここで火が入る感じ。油に玉ねぎの旨みを移す気持ちで。この油であとで豚肉を揚げる。
・焼き上がったらバットに移して表面の油をキッチンペーパーに吸わせて、はちみつをハケで塗る。
・そこへクミン、山椒、黒胡椒などのスパイスをふる。クローブ、シナモン、ハッカク、花椒、五香粉、レモンなど、好きなスパイスでOK。
・わたしの場合、コリアンダーパウダー、花椒、黒胡椒、クミンシードの組み合わせにしました。パーフェクト!
・それをバットの上の網にのせて、オーブントースターで焼く。200度で8分ぐらい。
・焼き上がったら表面に軽く粗めの塩をかける。
・鴨のコンフィなどにも合う。
・甘酢を作る。醤油50g、紹興酒60g、酢30g、水30g、砂糖20g、輪切り唐辛子2本分、胡麻油5gを鍋に入れて一煮立ちさせたら火を止める。この調味料でレバニラもできる。
・豚肉を3cm角ぐらいに切る。
・お肉にちょっと軽く紹興酒と醤油をかける。下味だから入れ過ぎないで。
・生姜とニンニクをすってもみ込む。少し放置。すりおろしたあとに残った生姜の切れはしは甘酢の鍋に入れる。
・お肉に片栗粉をまぶす。最初は少量ずつくっつけて、そのあと第二弾で肉をひとつひとつギュッと握りしめて、かなりしっかり片栗粉をつける。真っ白になるぐらい。
・さっきの玉ねぎのあとの油で、肉をカリカリに揚げる。あまりひんぱんにひっくり返さず、片面ずつじっくり焼く。180〜200度ぐらいの高温で。
・カリッと焼けて8割方火が通ったら、肉をバットに上げて、フライパンの油を処理する。
・フライパンをキッチンペーパーできれいに拭いて、さっきの甘酢を入れて沸かす。
・水とき片栗粉を少しずつ入れて、ゆるくとろみをつける。鍋をゆすって全体に溶かす。
・肉を甘酢あんの中に投入して、よくまぜる。
・お皿に肉をよそり、横にさっきの玉ねぎを置く。完成。
#おうちごはん
#シェフのレシピ
| 固定リンク