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2019.11.21

自由が丘ビストロレスカリエが移転。

ロール屋のお隣の2階にあった、ビストロ レスカリエが移転オープンしました。


場所は亀屋万年堂総本店の横の踏切を渡り、これまた新しくできた焼鳥屋「月鳥」の右隣の1階です。


前より駅に近くなってる。しかも1階になった! レスカリエ(階段という意味)なのに1階という新しい伝説が生まれましたね。


席数はほぼ変わらず、17席です。テーブル14席、カウンター3席。


相変わらずランチはかなり混んでいるようです。ディナーの混雑具合は日によって違う様子。今日は満席でした。


前からそうなんですが、レスカリエさんは混んでる日と空いてる日の差が結構激しい。混んでて入れない店かと思えば、突然行っても余裕で座れる日もある。なので、行く前にお電話してみてください。


メニューは以前とほぼ変わらず。良かった。大好きなお料理がまたここで食べられる!


プリフィクスコースは、4700円、5300円、6300円の3種類。わたしはいつも5300円のBコース。前菜、スープ、メイン、デザート、飲み物の構成。ほとんどこれしか頼んだことがない。たまに肉と魚が両方食べられるCコースにするときも。


アラカルトも頼めます。


レスカリエさんのお料理は、フレンチというイメージからすると想定外なほど量が多め。苦しくなるほどではないけど、主菜も付け合わせもボリュームあり。しかもそれがことごとく美味しい。


わたしは基本的に野菜が嫌いなのに、レスカリエさんの野菜は永遠に食べられる。特にメインの温菜についてくる、スープで煮た野菜が素晴らしく美味しい。なんという香りの良さ、味の良さ。


さて本日のオーダーは、友人と二人でシェアしてこんな感じ。


鶏白レバーのムース

鯵のマリネ

かぼちゃのポタージュスープ

牛イチボ肉のグリエ

2種のチーズ(ポンレヴェックとミモレット)

パートフィロ(チョコレートムースのパイ包み)

カモミールティー


それに、自家製生姜風味の豚リエットと、2種類のパン(ひとつはバゲットラビットのブール)と、プティフール(ラングドシャとショコラ)がつきました。


充実。


一人で行くと、割と早いテンポでお料理を出してくれますが、今日は友人と話がたくさんあったので、様子を見てゆっくり出してくれました。こんなに長居させてくださること自体がサービスですね。


鶏白レバーのムースは、わたしの一番のお気に入りメニュー。レスカリエに行くのはこれが食べたいからとさえ言える。濃厚な白レバーの味が全くしつこくなく爽やかに香る。バゲットにつけたら、いくらでも食べられる。バゲットに合うものコンクールがあったら優勝間違いなし。


鯵のマリネは、期間限定黒板メニュー。酸っぱすぎず甘すぎず、鯵のお刺身感をしっかり残しつつ、フレンチの風味を味わえます。


かぼちゃのポタージュスープは、スープが得意なレスカリエさんならではの最良のバランス。カボチャの味濃く、ちょうど良い塩梅のクリーム感。


牛イチボ肉のグリエは、中心のレア感と表面の焦げ感のグラデーションを存分に味わえました。「肉が食べたい!」という欲望を満たす多面的な味わい。赤ワインソースも絶品です。


2種のチーズ(ポンレヴェックとミモレット)は、白いウォッシュチーズと黄色いミモレットが良い具合のアクセントを与えてくれ、満腹感に対してちょうどいい終わりのサインを送ってくれたように思います。


パートフィロ(チョコレートムースのパイ包み)は、パイがサクサクで最高。中のチョコレートムースのムッチリ感との融合が素晴らしかったです。


いつもながら満足度が高いコース。シェフとマダムの変わらない笑顔と、驚くほど前店舗からの雰囲気を継承しているインテリアに安らぎ、深いリラックスを得られました。


これからますます通い倒して大切にしていきたいお店だなあと、改めて思いました。


#フレンチ

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