映画「海獣の子供」観て「海の幽霊」を歌う。
米津玄師の「海の幽霊」を歌いたくて、「海獣の子供」を映画館で観てきました。
だいぶ出遅れた。もう終映間近なんでしょうけど、まだお客さん入ってましたよ。何度も観にきてる人がいるのかな。
思ったより哲学的な内容でした。普通にエンターテイメントを想定して観に行ったら、案外心の奥底に触れる言葉があった。
その言葉を書いてしまうとネタバレなんだろうから書きませんけど(最近こういうの難しい)、昔からわたしが感じていたことが、本当だったのかもしれないなと思えた。
少なくとも、これを作った人はそう思ったんでしょう。共鳴する喜びを感じた。
映像美の素晴らしさは相当なもんです。普段アニメーションを全く見ませんので、知らんうちにこんなに進化しててビックリ。実際そこにいるような風、温度、湿度、感触、明るさ、暗さ、振動、広さ、そういうもんをリアルに感じた。今どきは当たり前なんでしょうか。
ストーリーは荒唐無稽で説明不可能。でもそれでいい。誰もが自分の感じたい部分を感じればいいのだと思う。
「海の幽霊」の演奏は劇場の音響がイマイチで少し物足りなかった。しかし歌の世界観はバッチリ受け取ってきた。
帰りに歌の練習。映画を思い出しながら歌ったら、少し泣けた。映画を観てるときは、ちっとも泣く要素なかったのになあ。
「米津玄師もこの映画を観たんだ」というだけで嬉しい気持ちがしてしまうのは、全くもって芸能人に憧れるミーハー心にほかなりません。
それにしても素敵な曲だ。壮大で美しくて感情に満ちている。こういうのもライブで歌っていいのかな。今は歌いたい気持ちでいっぱいです😆
#映画
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