JUJUさんカルッツ川崎公演の感想。
JUJUさんカルッツ川崎2デイズ初日観てきました。ここから全国ツアーあと48公演あるそうです。すごいな。
JUJUさんはジャズもオリジナルも昭和歌謡も全部自分のスタイルで歌う人。そういうコンセプトが、わたしが歌手として目指すところと重なる。正直、歯ぎしりするほど羨ましい。ギエエエエエエ羨ましい。
客層的には30〜40代ぐらいの人が多くて、女性が7割ぐらいかな。思ったより男性客が多かった。
やはりあの、有名な美脚が紳士たちの心を掻き立てるのでしょうか。しかし多くの女性客も口々に「脚がキレイ!」と言っていました。
実際キレイだし、すべてのお衣装がバッチリ美脚見せ見せデザイン。その上すんごいハイヒール。あのヒールで3時間歌って踊るなんて、驚異的な体力だよ。
ノリノリのスタンダードジャズを何曲か歌ってくれまして、たいへん勉強になりました。
特にジャズファン風でもない普通の人たちが、ジャズを聴いて大拍手していた。こんな風に受け止めさせる実力が素晴らしいね。
わたしが自分でスタンダードジャズを歌うとき、YouTubeやApple Musicで色んな人が歌ってるのを見て研究するんですが、その結果、大体いつもJUJUさんバージョンのアレンジと構成が気に入ります。だからわたしにとってJUJUさんはジャズ歌手。
むしろ「やさしさで溢れるように」などという日本語の代表作は最近知った。こういうのもいいね。亀田誠治が作ってんのか。そりゃ間違いなくいいわ。
3時間もの長時間ライブだったんですが、全く飽きることなく、5本分ライブ観たぐらいの充実感を得ました。
企画力、演出力、表現力、すべてに秀でている人だと思った。こういう総合的なプロデュースのセンスがいい人は、息の長い歌手でいられるんだなあ。歌手は歌が上手いだけじゃないってことを、しみじみ感じる。もちろん歌が上手いのは大前提だよ。
感慨深い。
カルッツ川崎の向かい側に川崎市産業文化会館があった。高校生のとき、ここでRCサクセションのライブ観たな。あの苦しいほどの多幸感、忘れられない。今も昔も、清志郎さんほどの人はいないよ。慟哭するほど感慨深い。
#JUJU
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