「アリー/スター誕生」鑑賞。
「アリー/スター誕生」をTOHOシネマズ日比谷で鑑賞したっす。
公開日当日!ゆえか、平日の昼間なのに満員でした。30〜40代の人が多い。ガガちゃんのファンの人たちなのかな?
わたしもガガちゃんのファンの一人として、この映画を楽しみにしていました。公開前からテーマソングの「シャロウ」を覚えて歌っておいたりして万全の準備。
ガガちゃんのどこが好きかというと、超絶歌が上手いところと、歌詞も曲も自分で作っててすごくいい曲ばかりなのと、ピアノがごっつい上手いところ、総合的に見て世界一のパフォーマーだと思うところ、感性が豊かで情愛に満ちたパーソナリティ、人の気持ちに瞬時に強く激しく反応するところ、表情が豊かなところ、ド派手で知的で強くて自信に満ちたルックス、大金持ちなのにハングリー精神に満ちているところなど。などなど。
もうホントにガガちゃんのすべてが好きです❤️
この映画は同じタイトルで4度目のリメイク作品なんだそうで。わたしは前の3作は観てないです。元々は女優の話で、今回初めてミュージシャンの話になって、音楽もすべて書き下ろし。
俳優で今作が初監督作品のブラッドリー・クーパーの歌が上手すぎるとか話題になってますね。確かに上手い。
以下、予告編を見ればわかる程度にネタバレ。
ガガちゃん演じるアリーは、ホテルウーマンらしきお勤めをしつつ、夜はたまにドラァグクイーンが主役のショーパブだかクラブだかそんなところで歌ってる無名の歌手という役柄。
そんな小さなクラブでアリーが歌ってるところを、たまたま車で通りかかった国民的大歌手のジャクソン・メインが見染めて、翌日の大きなステージに彼女を招き歌を歌わせるという展開。
アリーがクラブで「ラヴィアンローズ」を歌うシーンで一発目の号泣きました。
ラヴィアンローズなんてフランス語だし、全然意味わからないのに、なぜか心が震えて止まらず。恥ずかしいほど涙が出てくる。歌の力とはこういうものなのか。すごい。
翌日、アリーが戸惑いながらジャクソンとともにステージに立ち、アリーのオリジナル曲である「シャロウ」を歌うシーンで滝のような涙。あらどうしましょう。シーンが終わっても涙が止まらない。
とても良い曲だし、歌詞の一行一行が持つ意味の深さ、ニュアンスの機微、その一行を歌う勇気、歌詞とメロディを天から授かる感覚、そういうものをリアルに感じた。
この曲を、ステージ前日に真夜中の駐車場で、アリーがポツリポツリ歌うシーンがあるんだけど、それがまさに、作ってる最中の曲を確かめるように歌う雰囲気がすごく出ていて、一人で孤独に作った曲が、何万人もの観客の前で歌われて大歓声を浴びるという展開にも感動したわけです。
自分で歌を作って歌う人は、特に感動すると思う。
心を込めて歌うって、こういうことかあ〜と感嘆する。アリーは生き方すべてが歌になってるね。
ストーリーは、なんとなく予想通り。とにかく二人は終始いちゃついてるし、スターの苦労話はちょっと面白い。愛あり涙ありのラブストーリーです。
アリーの繊細さ、情愛の深さは、ガガちゃん本人とオーバーラップする。演技なのか素なのかわからないぐらい自然。
ストーリー的に、ちょっと悲し過ぎてもう見たくない気持ちと、歌のシーンをまた堪能したい気持ちと五分五分です。
応援上映があれば、喜んで歌いに行きます❤️
音楽やってる人には特にお薦めしたい映画。
上映期間が「ボヘミアンラプソディー」と重なってて、比べられるとどうかなあ。歴史に残るのはボヘミアンのほうでしょうね。アリーもわたしの心の歴史にはガッツリ残る予定です。
#アリースター誕生
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