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2018.11.22

映画「ボヘミアンラプソディー」感想。




映画「ボヘミアンラプソディ」の先行レイトロードショーを観てきました。

言わずと知れた、クィーンの伝記映画。絶対いち早く観るんだって、何ヶ月も前から楽しみにしてました。明日金曜日のロードショーに先駆けて、一足先に観られてラッキー♪

IMAXシアターの大迫力映像で再現されたクィーンの演奏は圧巻!!!!

コンサートとはまた別次元のリアル感、音響の良さと迫力がありますね。それを映画館のフカフカのシートで座って鑑賞できるんだから贅沢です。

何を書いてもネタバレになる気がするんで、気になる人は読まないでね。

もうさ、いきなり本編始まる前から泣ける演出ですよ。20世紀FOXのロゴタイトルのファンファーレが、ブライアン・メイとロジャー・テイラーが新録したクィーンバージョンなの! かっこいい。既に泣きそうになった。

75000人の観客が集まり、全世界で15億人が視聴したというチャリティライブ、「ライヴエイド」での演奏シーンは特に素晴らしかった。もうここはマジ泣き。思わず立ち上がって一緒に歌いそうになる。あれを黙って見ろというのは苦行だな(笑)

ライブシーンだけでなく、ライブ前の緊張感、レコーディング中のリアルな会話、ラジオ出演、スタッフとのいざこざ、レコード会社とのミーティングなど、バンド活動の裏表を垣間見れるような面白さがあった。

フレディの家族や恋人、愛人たちとの関係のあれやこれやは、結構史実と大きく違うんじゃないかと思う点が多かった。まあでもその辺はクィーン関連の書籍によってもバラバラだったりするので真相は藪の中だね。

バンドの歴史やエピソードも、わたしが知ってるのと違う部分が多々あり。これはきっと映画として割り切って見るべきなんだと思う。間違い探ししてると頭がよじれそうになる(笑)どこが史実と違うか誰かと語り合いたい。

これだけは確かだ! と思ったのは、フレディが猫オヤジとして描かれていた点。フレディは大の愛猫家だったのよね。映画で描かれてるよりもっと重度の猫科のオヤジだったとは思うものの、猫が重要なポイントとして描かれていて満足。

その猫がまたいい芝居してて最高。あんなお利口な猫ちゃんをどこで見つけてきたのかしら? ゴロゴロ声がたまらなくかわいい❤️

バンドのメンバー4人はもちろんのこと、家族や恋人や愛人や関係者までみんなそっくりで驚いた。フレディ役のラミ・マレックは完全にフレディが降臨してたね。

そして監督がブライアン・シンガーだなんてオシャレ過ぎない?

監督ゆえか、クィーンの意向ゆえか、伏線は数々ありながらも決して悲壮な描写になっていなかったのは良かった。悲劇なんて見たくないよね。クィーンは歴史的バンドではあるけど、悲劇のバンドなんかじゃないからな。

フレディが死んで27年も経って、2018年の現代にこんな映画が上映されるなんて、なんという素敵なことなんだろう。

クィーンがちょっとでも好きならすごく楽しめると思うし、クィーンの曲を1曲も知らなくても音楽ファンなら楽しめる映画だと思います。絶対IMAXで観てほしい。

わたしもまた観に行きます!

#ボヘミアンラプソディ

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