mondoさん10周年ディナー。
モンドさん、10周年おめでとうございます!
わたしが初めて伺ったのは、確か開店2年目ぐらいの頃だったと思います。以来、インターバルは不定期なれども長年通わせていただいています。最初の一年は毎月行ってましたね。
「こんな美味しいお料理がこの世にあるのか!」と感じまして、すっかりハマりました。ほかの有名店や星が多いお店に行っても、「結局モンドが一番好き」と、いつも思うのです。相性が良いのでしょう。
モンドさんはイタリア料理という枠組みを守りつつ、どうしてもはみ出してしまう個性が面白すぎるお店です。そのことを「モンド汁が出てる」と言ったら宮木さんが困惑していて楽しかったです(笑)
気合い入りまくりの10周年メニューはこちら。
・京都中勢以 熟成きしんぼのカルネサラダ
・鳴門 村さんのスズキとオクラ・つるむらさき
・鮎のクロカンテ タデのサルサバニェット
・イカスミを練りこんだトロフィエ 白イカと焼き茄子
・クラウティを詰めたジャガイモ生地のラビオリ 梅山豚スネ肉とポルチーニのソース
・バザス牛のイチボの炭火焼き お日さま農園のお野菜
・マンゴーのヴァヴァロアとパッションフルーツ
本当は鰻がおススメだったみたいなんですが、苦手なので変えていただきました。
わたしが特にモンド汁が出てると思ったのは、イカスミのパスタです。うまいのなんのって、これはたまらん。言語では説明しにくい。異次元の美味しさです。
スズキも良かったなあ。セミドライトマトを少しずつつけて食べると、その甘みがスズキの旨みを引っ張り上げて大変なことになっていました。
ラビオリがこりゃまた個性的で、どうしてこんなお料理を思いつくのか不思議でなりません。中身のクラウティはザワークラウトのこと。ほんのり酸味のあるザワークラウトと、濃厚な豚とポルチーニが深く結ばれています。
マンゴーのヴァヴァロアは、「どうしてこんな出し方になってんだよ!」と思うほど変態的。お皿の上にニョロニョロと迷路のように続くヴァヴァロアをたどると、ミントやパッションフルーツや泡のソースが小休止的に飛び込んできて楽しい。
まあとにかく面白いレストランです。来月からまた更に面白いことをするらしいです。まずは毎週火曜日から。さっそく予約を入れました。
これからのモンドさんが、どこへ向かっていくのか、ますます楽しみでなりません。
#イタリアン
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