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2018.07.02

山下達郎コンサート、NHKホール。感想です。




渋谷NHKホールで、山下達郎のコンサートを鑑賞。

昨年に続き、2年連続で山下達郎のライブが観られるという幸運に恵まれました! と言ってもそれまでずっと当たらなかったんですけどね。

この調子で毎年観たいものですよ。なんだったら年内の中野サンプラザも観たいよ。

やはりねー、超一流のアーチストのライブを観ると、少なからず影響を受けるわけです。音楽って体の中に残りますよね。それがわたしの音楽的DNAとなり、より良い音楽活動へとつながるわけですよ。きっと。たぶん。

座席番号を見たとき、三階席の後ろのほうだったので、正直残念だなと思った。まあ当たっただけ良いかと思うことにした。

しかしながらコンサートが始まった瞬間、ウワッと来ました。こんな大きなホールの三階まで一気に音が届いた!

通常、ライブというのは場内全体が共鳴するまで3〜5曲ぐらいは遠い席には音が届かないものです。それは聞こえる聞こえないという問題ではなくて、音楽的にズバッと胸に来てグワッと頭の中で鳴ってドヒャーっと全身が震えるかどうかという問題です。

ホールがいいのかPAさんがいいのか山下達郎がいいのか、一瞬でこの大きな共鳴がホール全体に行き渡ったことに衝撃を受けました。

達郎さん曰く、NHKは抜群に音がいいハコなのだそうです。確かに今までここで観たたくさんのコンサートを思い出してみると、すべて音が良かった。

その中でも達郎さんの音は最高。まるで1階席の前方で聴いてるみたいに、頭の中に音がグイグイ迫って来て胸の中でドッカーンと爆発した。

すべての曲が聴き逃せないクオリティ。3時間のライブをこんなに一寸の隙もなく楽しませてくれるなんて、改めて彼の天才っぷりに恐れおののく。

楽曲が良くて歌が抜群に上手いのはライブを観る前から全員がわかってる前提で、そんなハードル高い上で、圧倒的な満足をすべての人に与える、人間としてのエネルギーの強さ、優しさが凄い。

達郎さん65歳になったそうです。35歳のときのライブと同じ声で歌うことを目標に、今のバンド編成で10年間やってきたそうです。そして今、55歳のときよりもずっと声が出ていて、35歳のときの声を再現できていると実感なさっているというお話。なんて素晴らしいことなんだ! 勇気が出た! わたしもまだまだ歌えるね!

もちろんわたしは35歳のときだって歌が上手かったわけじゃないし、今も達郎さんより若いけど全然比べ物にならない。それはわかってるけど、わたしなりの歌が、これから10年も20年も30年も素敵になっていくといいなと素直に思う。

これからもパワーブリーズ毎日やろう。これだけは欠かさない。

それにしても彼の歌のなんというスケール感の大きさよ。声量があって音域が広いのはもちろんのこと、なんだか説明がつかないぐらい素晴らしくてたまらない気持ちになる。

この「たまらない」って気持ちが大事だね。きっとわたしが音楽で伝えたいのは、たまらない気持ちだ。

昔のわたしは声が続かなくて歌いきれなかった「RIDE ON TIME」なんぞも最近はラクラク歌えるようになってきたので、我輩も満更でもないなどと密かにほくそ笑んでいたものの、本物を観たらケタ違いにスケールが大きかった。全然違ったよ。世界観が壮大。達郎さんの描く青い水平線が美し過ぎる! わたしのはクレヨンぐらいだな。

そのギャップをいかに激しく感じても、なぜか心は落ち込まず励まされる。わたしはわたしの歌を歌おうと思える。というかむしろ今すぐに歌いたい。

バンドも最高。佐橋佳幸さん、やっぱりギター超絶うまい。キラキラで華やかでいてうるさく感じさせない。難波弘之さんのキーボードがもうその響きだけですべてを伝えてる。日本のポップス史を背負った音の響き。そして小笠原拓海さんのドラムに心底魅了される。小笠原さん大好き。もっと近くでじっくり見てみたい。

アカペラの曲は、達郎さんのコーラスパートが音源で流れて、それに合わせて歌うんですが、プロトゥールスを使ってデジタルで編集し直して音質向上なさったそうです。なるほど去年よりも音が良くなっていましたよ!

アカペラで何の手がかりもなく完璧なハーモニーを一人で奏でる達郎さん凄すぎる。凄すぎて意味わからない。

本当に行けて良かった。山下達郎と同じ時代に生きていられて幸運だ。またこの幸せを味わいに行きたいわ。毎年。

#山下達郎

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