Superfly ファンクラブツアーzepp tokyo
Superflyのファンクラブツアーを観てきました。
Superflyのファンクラブは月払い会員と年払い会員の2種類があって、まず月払い会員になりました。にもかかわらず、この前の初台のコンサートのチケットが取れず、年払い会員にステップアップ!
そしてついに、Zepp Tokyoのスタンド席、整理番号1057番をゲットしました。いつもギリギリに行くから整理番号はあんまり関係ないんですけどね。
キャパ2700人の場内はパンパンの満員。男女は半々ほどか。意外とキメキメの人は少なくて、幅広い世代の普通の雰囲気の人がほとんどでした。
まあ今どきのライブはキメキメで来る場所ではないのかもね。誰でもカジュアルに楽しめるのはいいこと。
Superflyこと越智志帆さんは喉の病気かなんかで2年間、お休みなさってたんですよね。ちょっとずつライブに復帰している最中です。
そんな不調があったとは全く思えないぐらい、すんげえええええ声でした。
歌のテクニック以前に、声質と楽器としての肉体に恵まれまくっている人なんだなあという点に心の底から感嘆しました。その上で音楽的センスと歌の歌い方というものがあって、Superflyなんだな。
ジャズアレンジもロックアレンジも全方位対応可能な、ギター、ベース、ドラム、キーボードに加えてホーンセクション7名という大音圧の豪華フルバンドを携えながら、終始クッキリと表現のすべてが伝わるボーカル能力。
簡単に言えば声が通るんだけど、常に力は抜けていて楽に歌ってるんですよね。そして何より、パワフルというイメージが強い彼女が実はものすごく丁寧に歌っているということにハッとした。
どんなにパワフルなフレーズも微塵も破綻しない。ひたすら美しく上品なのです。歌うま自慢みたいな傲りも感じない。とても素直な印象。
丁寧って大事だな。普段の所作からやり直さないといけないぞ。人が見てないからって物を投げたりしないこと! suggest to me.
独特な声の出し方が随所に見られて、たいへん勉強になりました。CDを聴いてるだけでは分からなかったな。まあ、真似ができるわけでもないけどね(笑)
たとえ真似ができなくても、実力のある人をライブで観ることの価値はスゴイんだよ。なんかあるんだよ。色々とね。ほら、後ろの人同士の何やらとかさ。
あっという間の2時間だった。スタンディングで脚きつかったけど、短く感じた。
これはまた観に行かないとならんな。彼女のエッセンスをもっと吸収したい!
Superflyという名前を聞くと、反射的に毎回カーティスメイフィールドのSuperflyが脳内で流れるのを止められないわけですが、ライブが始まる直前の越智志帆の登場曲がその曲で、なんだか「得心した」という気持ちをしみじみ味わえました。
素晴らしい歌手に触れる時間を与えてくださった音楽の神様ありがとうございました❤️
#Superfly
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