焦燥感と渇望感を言語化しないと消化し切れない英会話レッスンレポートのコーナー。
どうも。焦燥感と渇望感を言語化しないと消化し切れない英会話レッスンレポートのコーナーです。
今日のジェフさんはいきなりヒゲが生えていてイメチェン甚だしかった。思わず、「髭!?」と日本語で言ってしまった。なぜなら英語でなんていうかわからなかったから。
「英語で髭はなんていうの」と聞いたら、ビアードだって。次の瞬間、心の中で叫んだ。
「ああ、レディー・ビアードのビアードだね! レディー・ビアード知ってる? 元プロレスラーのマッチョマンで今は女装してアイドル活動を日本でしてるの。ツインテールでセーラー服やメイド服を着てデスボイスで歌うんだ。彼女はとっても人気者なんだよ!」
と言いたかったけど、今のわたしの英語力では残念ながら即座にはお伝えできなかったわ。一人で落ち着いて考えれば言えそうなんだけど、いまだに人が目の前にいるとテンパって話せなくなる。
何かとても言いたそうな顔をわたしがしていたらしく、ジェフ氏が「何か言いたいことがあるんだよね? 何? 待ってるから話して」と言ってくれたけど、全然まとまらないので、「あなたはなぜ髭を生やしているのですかは英語でなんて言うんですか?」と、スッゲー普通のこと聞いちゃった。まあいいんだけど。それも本当に知りたかったからさ
このテンパりすぎて英語が出てこない癖をまず第一になんとかしたい。
なんとなくジェフ先生はそのわたしの気持ちを察しているらしく、今日はだいぶ長い間が空いても、わたしが英語で話そうと努力するのを静かに待っていてくれた。
それでも話せないんだよねえ。まあごくごく簡単なことは話せるようにはなったけれど、一つわからない単語や言い回しが含まれる文章になると、ひとことも出なくなってしまう。別の言い方に変換する余裕もない。
レッスンが終わってから落ち着いて頭の中で英文化すると、意外と簡単だったりすることが多い。出てこなかった単語も実は知っていたり。
なんだかなー。もうジェフさんには慣れたから、「外人怖い!」みたいな緊張感はないはずなんだけどね。ジェフさんもかなりカジュアルに接してくれるようになったので、嬉しいんだけどな。
というか、ジェフさんはかなり面白い人だということがわかってきた。最初は「僕はシャイなので歌なんて歌えないんですよ」とか言ってたのに、最近は「リスニングテスト満点の人には素敵なコンサートチケットをご用意してたのに惜しかったねウヒャヒャ!」とか言ってさー、全然シャイな気がしないわ。まあそっちが本当のジェフさんなんだろうね。もちろんそっちのほうがいいよ。
今日見てもらった宿題に、ヤングピーポーだった時代にどんなことが大変だったかみたいな質問がありましたの。それでわたしは、「子どもだからお金もないし行動範囲も限られるし、やりたいことの半分もできないし、いじめられてたし、才能を伸ばそうとすると邪魔ばかりされてつらかった」と書いたのよ。
そしたらその出来事が過去の出来事だということを強調するような文章に直してくれて、英文的にもそれが正解なんだろうけど、そのつらかった経験はもう過去のことなんだよと言われているような感じがして、なんだかとても心が救われた。ジェフさんありがとう!
今日は英会話的には自分の不出来なところが目立ったけれど、精神的な面で発見と整理が少しできた感じがする。
英語の勉強って、ただ単に言葉を覚えるだけじゃないんだなあ。自分との闘いでもあるし、自分と深く向き合う機会でもあり、他人との関わり合いを見つめ直すことにも結びつく。
今のわたしには、素晴らしい先生がいて、学ぶ意欲のある仲間がいて、考えただけで嬉しくなるような目標がちゃんとあって、すごく恵まれてると思う。
英文がいくつか出てこなかったぐらいでクヨクヨするのはやめよう。多分やめられないけど(笑)、そんな自分を楽しもう。そう思った。
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http://www.wajorina.com/
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