気取らない雰囲気で、気の利いたものがサッと出てくる意外性と喜び。
お楽しみ会の合同練習のあとに、友人と二人でトレインチの酒場シナトラへ。
自由が丘は夜10時ともなると、やっているお店が限られます。シナトラは年中無休24時までの営業で助かる。
今日は雨上がりの月曜日だったせいか、とても空いていました。帰りに乗ったタクシーの運転手さんも、「夜7時ぐらいに雨が降ると家にすぐ帰る人が多くて、飲み屋とタクシーの売り上げが減る」って言ってました。そうなのか。
「シナトラ行こう」と友人を誘ったら、「洋風の店をイメージしたから完全に和風で驚いた」と。全くその通りで、この店は名前以外は全部純和風です。インテリアも、メニューも、BGMの清志郎も、礼儀正しい接客も、趣味のいい器も、すべて和風。
この前ランチのときBGMが清志郎で、さすがに夜はジャズかと思ったら、夜も清志郎でした! 音響がいいから心地いいですよ。
さて本日のオーダーは、
秋刀魚の南蛮漬け
四種のきのこと銀杏のかき揚げ
シナトラ謹製モツ煮込み
日向鶏の唐揚げ
鶏そば
牛めし
飲み物いろいろ
です。
二人で分けて食べるにはちょうどいい量。最初から二つに分けてよそってくるかどうか聞いてくれました。
秋刀魚の南蛮漬け、実に美味しかったですね。秋刀魚の焼き目がサクサクで。脂乗り良く、つけあわせの野菜がぴったりの味で本当に良くできてる。
四種のきのこと銀杏のかき揚げは、なかなかのボリューム。きのこ大好き派としては至福の味わいでした。比較的硬めに揚がっていて最後までパリパリ。
モツ煮込みは下戸には少し味が濃い目で、お酒が前提だとこのぐらいが妥当なのかもしれません。モツ自体は柔らかく、量もちゃんと入ってました。
日向鶏の唐揚げは、この前ランチで食べたときよりまた味が進化している感じがした。絶品と言っていい味加減。基本、塩味で醤油とごま油が適度に効いてる。
鶏そばは、日本蕎麦が出てくるかと思ったらあったかい素麺なのが意外だった。鶏出汁が濃厚で、想定外の美味しさ。
牛めしも意外なものが出てきた。サッと片面を炙った黒毛和牛に、ほんのり甘辛いタレをつけて、薬味ネギをスッと乗せたどんぶり。なんすかこれ粋ですな。ライス自体も美味しいし、非常に上品だ。良い物食べたわーという印象が残った。
日本酒好きの友人が、結構珍しいお酒があって楽しいと言っていました。値段も適切だそうです。
わたしはソフトドリンクなのでレモネードなどを。これも個性があって良かったです。スダチっぽい味がしたような気が。
気持ちのいい時間を過ごせました。接客担当が、若いのに気の利くおしゃれな自由が丘青年なのもポイント高いですね!
案内した友だちに、「ここは大切にしたくなるお店だ〜」と言われて鼻高々です。
駅まで徒歩2分の道のりを歩きながら、雨上がりの澄んだ空気を吸い込んで、素晴らしい気分になれました。
手相カウンセラーワジョリーナのホームページはこちらです。
http://www.wajorina.com/
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