月に一度のレガーメ日和。
月に一度だけ開店するリストランテ、レガーメにお邪魔してきました。
自由が丘モンドさんの定休日に、モンドとファロ(兄弟店)の若手料理人の方たちが営業なさっているお店です。
この日のために若者たちは、素材を吟味しまくって集め、チャレンジしたい技法を用いて何度も試作を重ね、何日も前から仕込みを始めて準備をしているのです。
イタリアの素材、市場で見つけた掘り出し物、料理人さんたちの故郷から送ってもらった選りすぐりのもの、自由が丘でふと見つけた意外な食材。などなどが合わさってる様子。
泣ける。姉さんたちが一欠片も残さず食べて血肉にするからね!!
魂の食物連鎖がここにあります。マジで気合が入ってる。その思いが嬉しい。
もちろん気持ちだけじゃなくて、仕上がりは抜群。妥協なく美味しい。一流リストランテのハコに全く負けてない。
本当にモンドとファロは素晴らしいスタッフさんたちがどんどん集まってきましたね。9年前はたった3人でやってたのに。
レガーメの営業日って、モンドの偉い人たちはいないんですよ。完全に若者たちで全部やるの。もちろん事前に相談しまくってるんだとは思うけど、なかなかの勇気が必要ですよね。
さて本日いただいたお料理は、エミリアロマーナのランチコース。
前菜三種(ニョッコフリット、鹿レバーのペースト、カロッツァ)
タリアテッレ ボロネーゼ
ババ
お酒が苦手だからデザートをアルコール控えめのババにしてもらいました。ありがとう。
前菜は鹿レバーが特に美味。茹でたての栗と、りきくんの実家から送られてきた葡萄のペーストと、蜂蜜に金木犀をあしらったソースでいただきます。
おしゃれだし香りもいいし、舌に心地よく溶ける鹿レバーペーストが素晴らしい。
ニョッコフリットとカロッツァは揚げたてを大急ぎで盛り付けてくれました。
タリアテッレは前日に大奮闘して作ってくれたらしいです。これだけコシと弾力のある力強いタリアテッレを作るのは相当大変だったと思う。大変過ぎて毎日は作れないレベルなんじゃないかな(笑)
もうそれはそれは美味しかったです。お肉がゴロンゴロン。まるで肉の海にタリアテッレが溺れているよう。その上にパルミジャーノレッジャーノが満載。
全力の気合いを感じた! パワーもらった感。すごく美味しかったし、すごく気持ちが満たされました。
デザートのババは、とてもわたし好みのやや強めの焼きの入り方。実にちょうどいい感じのシロップの入り方で、表面のサクッと感、中のフワフワ感が、ともに損なわれていない点が心にヒット!
本当に美味しかったし楽しかったです。
レガーメに行くといつも、ファロとモンドにもまたすぐ行きたいなと思うのです。結局、チームモンドの人たちが好きなんだな。
会いたいし食べたい。食べたら表情でも言葉でも胃袋でもテレパシーでもコミュニケーションできるし、何か温かい絆なのか愛なのか何なのか、大切なものを受け取れる。
モンドって本当に不思議なお店だよ。とても自由が丘らしい。芸術的なまでに変態。みんなも会いに行ったほうがいいよ。
手相カウンセラーワジョリーナのホームページはこちらです。
http://www.wajorina.com/
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