刺激少なめクセになる日常食。美味しいダールおかわり自由。
初ネパリコ。どこにあるんだろうかと漠然と探し続けて早、数年。なんだ、すごくわかりやすい場所にあった。セルリアンの横の小さな公園の先だ。(これでわかったらエスパー)
大体週イチのペースで来ているという友だちに連れてきてもらった。彼女はいつもランチで、ダルバート ノンベジを頼むのだという。
んじゃそれで! ワンプレートにライスと3種類のおかずが乗ってるなんて文句ないじゃないですか。
さらにそこへパパドをふりかけちゃおうという作戦でパパドもオーダー。前菜は天ぷらがいいな。ドリンクは普通にラッシーにしとく。
それにしても夜遅い時間なのにこの満席率はすごい。噂にたがわぬ人気店なんですね。
それでも温かい微笑みとともに供されるサービスと、喧騒から離れた落ち着きに心癒される。
ダルバート ノンベジの内容は、
ダルスープ(豆スープ)、タルカリ(野菜のターメリック炒め)、チキンカリー、アツァール(漬け物)、サグ(ほうれん草)、ライス。
ダルスープとライスのおかわり自由です。
あらま、このダール美味しいわ。全く辛味はなくホコホコと豆の味がして、控えめな塩分が余計に食欲を増す。ダールとライスだけで永遠にいけてしまうではないの。炭水化物に炭水化物を重ねるかのような厚みのある食感。ダールは炭水化物ではないでしょうけど、そんな感じがした。
こういった形式のプレートは全部まぜ推奨というのは分かってはいる。分かっているけど前半どうしても個別に食べたい。それがわたしの流儀として定着している。
まぜないなんて、このど素人めがという視線がどこからか飛んでこようと構わない。わたしは断固、ひとつひとつを味わいたいのだ。
もう終わりも終わりって頃合いにまぜ始める。おかわり自由なら2皿目からは全部まぜる。やっぱりまぜたほうが美味しいのではないかという気がしてくる。だがそれでいい。誰にも聞かれてないマイルールのご紹介でした。
さてダール以外のおかずとして特徴的なのがタルカリです。茄子、オクラ、キャベツ、じゃがいもなどが汁気少なめにターメリック味で炒めてあります。
これもとがったところのない穏やかな味で、緩さがたまらない。ライスの上に各種の野菜を広げると、どこから手を着けても構わないんだという自由を感じます。フリーダム。
差し色のように明るく輝くオレンジ色のチキンカリーは、汁の上にお肉の頭が出ちゃってるぐらい肉量多め。こちらも辛味があまりなく、インド料理店のチキンカレーとは異なる味と香りがします。そうですネパールの香りです。(イメージ)
真ん中の酸っぱ辛いペーストと、傍の野菜の漬け物は両方ともアツァールだという話です。アツァールってアチャールのことか。
ここん家の漬け物はまわりにぬか漬けのぬかのような色のものがくっついているが、ぬかの味はしない。白ごまか。多分白ごま。食べてもわからないところがわたしのキャラです。
ちなみにこのアチャール、ここ最近食べた中で一番美味しかった。家庭の味がした。
考えてみたらノンベジといっても肉はチキンしか入ってないんですが、ダールとライスおかわりして相当満足度上がっちゃいました。
特別な日のごちそうの反対側を行く、毎日でも食べたい穏やかで優しい味のダルバートでした。
ネパリコが近くにある人生は豊かでしょうね。渋谷の人が羨ましいです。
手相カウンセラーワジョリーナのホームページはこちらです。
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