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2017.09.03

池上本門寺スローライブ2017。田島貴男&Charの日。

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大体毎年行ってる池上本門寺のスローライブ。嵐の滝行から2年。今年は初日の金曜日に参加しました。

お席は前から2列目です!! やったあ☆ チケット運絶好調。ちなみに明日観に行くライブも前から2列目です😋 ツイてる〜♪(´ε` )

しかも昨日の時点で降水確率90%だったのにもかかわらず、見事に雨が止みましたわ。終わった頃にポツリポツリと。

そして何より、最高のライブでした!!!!

すべて日蓮聖人の功徳ですな。生まれたときからほぼ毎日のように遊ばせてもらっていた近所のお寺さんで、大人になってからこんな素敵なライブを観せていただけることの感慨深さといったらもうね、しみじみしてしまいますよ本当に。ウチ日蓮宗じゃないけどこの際あんま関係ない。

毎年このライブはお坊さんの説法から始まります。ちょっと遅刻したので今年は聞けず。田島貴男さんが今まさにステージに登場というタイミングで到着です。

この到着までの流れも美しくて。わたしがちょうどタクシーで西馬込駅を通過するタイミングで石田さんをピックアップできて、会場に着いて唐揚げ丼の行列に石田さんが並んでくれて、やっと買えたところで綾子さんが到着して会えて。

2000人の客席がぎっしり埋まる中、ステージ前の席まで唐揚げ丼を持って三人で直進するときの高揚感は最高でした。ささやかな優越感。庶民だなあ。

いっそもうスローライブに出ることを目標にするぐらいじゃないとと思った。本門寺関連トークならいくらでもできますよ! なんだったら池上本門寺の歌を作りましょうか!(猛烈アピール)

今夜は田島さんもCharさんもアコースティック編成でした。田島さんはサポートがヒックスヴィルの人たちで豪華だった。なんか真城さんに似てる人だなと思ったら真城さんだった。

Charバンドは、おなじみのしーたかさんが今日はパーカッションで。ベースもおなじみ澤田さんがウッドで。

田島さんの曲はそんなにたくさん知らないのだけど、大ヒット曲もいくつかやってくれて楽しかった。「朝日のあたる道」「接吻」とか。

かなりテンション高め。いつもこういう人らしい。和光大学の先輩です!

でもCharさんとのセッションコーナーではすごく緊張している感じだった。そりゃ緊張するわな。田島貴男も大御所なのに、Charさんの大御所感はますますハンパない。

田島さんがCharさんの「気絶するほど悩ましい」を歌ってくれた。やっぱり雰囲気変わる。リズムの刻み方も曲の解釈も何もかも違ってて、ぶっちゃけこれでよく整合性が取れたな、さすがお互いプロと思った。

Charさんはスティービー・ワンダーの「superstition」を歌ってくれた。わあ、これはわたしの十八番。アコースティックでリズムパターンも変えて、こういうニュアンスで歌うのもかっこいいもんだと強烈なインパクトを受けた。

今夜のわたしのハイライトは「Black shoes」。虫の音の大合唱を背景に、大きな夜空の広がる本門寺でこの歌は美しく響いた。名曲だなあ。

「おそらく僕の最も尊敬する日本のアーチストの曲です」と言って、ムッシュかまやつの「フリフリ」をやった。

Charさんは大切な人が亡くなると、そのひとの曲を演奏することが多い。でもしめっぽいことは一切言わないんだよなあ。「言わなくてもわかるだろみんな、ムッシュに聴かせようぜ!」と思ってるのがちゃんと伝わる。

もちろんわたしも歌った。それだし、もちろんわたしも永遠にムッシュのファンです。

ラストの曲は、定番「smoky」。アコースティックなのにめちゃめちゃソリッドだった。

今日のCharさんは、どことなくブルース進行で、どことなくロック小僧だった。それが池上で友だちと遊んでた小学生時代のCharさんのイメージに重なる。

自分の思いとCharさんの思いが無言のうちに音楽でシンクロする摩訶不思議な体験。お寺パワーすごい。来年も行こう。

#スローライブ

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