港横浜ならではの伝統的洋食をカジュアルな値段で。
神奈川県民ホールでライブを観たあと、裏口からシューッと直行でホフブロウへ。なんという近さだ。心地よい疲れをすぐに癒すことができた。
ライブのあと、ともねーさんと何か食べようと思ってたまたま見つけたお店です。ハマっ子のねーさんにとっては、昔からいつかは行ってみたいと思っていた有名店なのだそうだ。知らなかった。
1951年の創業ということは、今年で66周年ですか。きっとこの近辺でも老舗なんでしょうね。
港横浜を意識した内装は、オシャレでクラシックで落ち着きます。
外観はバーです。中に入ってもバーです。メニューは洋食屋です。面白い展開。
サラダ、ソーセージ、フライ、スープ、ハンバーグ、スパゲティ、ピッツァ、カレーライス、オムライスなど。
前菜が600〜800円ぐらいで、主食系が1200円前後ぐらいです。横浜の観光地のど真ん中でこの値段はリーズナボー。
本日のオーダーは、
ジャンボスタイル スパピザ
山下町メリケン波止場ピッツァ
クラムチャウダー
ペリエ
スパピザがこの店の看板メニューみたいです。今だけなのか、ずっとやってるのかわからないけど、スパピザフェアーを開催中で、色んなバリエーションのスパピザがありました。
クラシックスタイル スパピザ
ジャーマンスタイル スパピザ
メトロポリタンスタイル スパピザ
ジャンボスタイル スパピザ
上記4種類いずれも1900円です。
他の主食系メニューより少々お高いのねん。
おなかが空いていたわたしは、50%増量のジャンボスタイルスパピザをシェアして食べようと提案。無事に受理されました。
四角い鉄板の上にナポリタンらしきスパゲティが乗っていて、鉄板にコゲが流れ込むようにとろけるチーズがかかっています。ビジュアル的なインパクトすごい。
普通のスパピザがどれぐらいの大きさなのかわからないけど、これは一人ではちょっと無理かなというボリュームでした。いや、がんばればいけるかな。そんながんばるなよと自制。
お味はどこかで昔食べたことのあるような郷愁を感じる美味しさでした。どこで食べたんだろう? 給食のようでもあり、昭和の洋食屋さんのようでもある。けれども江戸前の洋食とはどこか違う。
ねーさんいわく、これはとても横浜らしい味の食べ物なのだそうだ。どこかチープでオイリーで、船員さんから伝わったような男の料理を感じさせる洋食。それをきちんとした伝統の味みたいに完成度を高く仕上げてしまうところが横浜っぽいらしい。江戸っ子のわたしには、もはや何がなんだかわかりません!
はっきり言えることは、素直に美味しいってこと。ナポリタンというほど赤くなく、白スパっぽさを残したパスタ。サルシッチャかと思うぐらい肉がゴロンゴロンしたミートソースも少し入っていて、スパゲティに入れるにしては大きい海老が入ってる。スパゲティの上部に乗ったチーズはトロトロで、鉄板に流れ込んだ部分はカリッとこうばしい。
よくできてるね〜〜。よくできたお料理だわ。色々入ってるけど味が濃くなりすぎてないところが良い。これは名物になりますわ。
山下町メリケン波止場ピッツァは、シーフードが乗った四角いピッツァ。ガーリックとアンチョビの香りがほんのりした気がする。
生地は薄焼きでパリパリ。ごく軽めに塗ったトマトソースに、たっぷりのチーズ。
美味しい! 食感も味もいい!
なんとなく自由が丘カスタネットのピッツァに似てるなあ? もしかして東横線沿いに伝わる伝統のピッツァなんだろうか。
クラムチャウダーは想定外なほど貝類がいっぱい入っていました。上部の大きい貝はハマグリでしょうか。こんな大きい貝が入ったクラムチャウダーは初めてです。サーモンや帆立貝柱も入っていました。ゴージャス。
ラストオーダー22:30だから、長時間ライブの後でも間に合いますね。ライブがなくてもわざわざ行ってもいいなと思うぐらいに美味しかったです。
手相カウンセラーワジョリーナのホームページはこちらです。
http://www.wajorina.com/
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