完璧なる麩饅頭。のどごし抜群、適度な粘りとコシ。
生麩って美味しいですよね。でもあまり美味しい生麩が見つからない。麩饅頭も然り。水分の含有量次第で、紙のようになっちゃったり、逆にドロドロになっちゃったり。ちょうどいいことがあまりない。
角山本店の麩饅頭。築地からいらしたお客様にいただきました。これにはぐっときた。水分量が絶妙にして完璧。プニプニモニモニピタピタ。
こんなに水分を含んでいるのに、全く溶けるところなく、乾くところもなく、口に入れればぬるるーんと粘りつく。
柔らかいながらも、すぐに溶けてなくなりはしない。適度に口の中で粘りとコシを楽しませてくれる。最後にサラサラの漉し餡が舌に名残を残し、今のは何だったのか!? という余韻を与えてくれる。
とてもではないが、ひとつでは手が止まらない。「なんだろうこの美味しさは?」と、次々確かめたくなる。ほとんど甘くない上品な味で、何個食べてもくどくならない。
ふた口サイズの麩饅頭を、3個食べると大体納得がいく。青海苔のかすかな風味が残り香となる。
角山本店は、生麩と麩饅頭と湯葉の専門店。ホームページにそう書いてあった。
持ってきてくれた人が言うには、ミシュランに出るような高級和食店の多くが角山本店で生麩と湯葉を仕入れているのだそうだ。
ああもうこの店の生麩と湯葉も絶対美味しいに違いない。
この麩饅頭って、今のところあまり知られていないんですかね? かなり特別感のある美味しさだと思います。手土産にしたら、「おぬし、出来るやつめ」と思われること必定です。
生麩ってなんとなく美肌効果がある気がしますね。ぐぐってみたら、実際そうなんだって情報も出てました。美味しくて美肌になるスイーツなんて素晴らしすぎる。
今度、生麩と湯葉も自分で買ってみようと思います。もちろん麩饅頭もリピートします!
手相カウンセラー ワジョリーナ
http://www.wajorina.com
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