アオリイカやわやわ。麻婆豆腐キレ味抜群。
シェラトン都ホテル東京のメインダイニング、四川。大好きなお店です。昼も夜も朝も何度もリピートしています。
庭沿いのガラス張りのスペースと、真ん中の高めのカウンター席、奥のテーブル席があります。個室もあるらしい。
通路沿いの兵馬俑のオブジェも目を引きます。素敵すぎて、つい見入ってしまいます。
今日は庭沿いの最奥のテーブル。とても落ち着く場所です。たまたまなのか、お客さんが少ない日でした。いつも割と混んでるので、必ず予約して行きます。
ホテル中華というと無難な味付けのところもありますが、こちらは思いっきり個性のあるお料理を食べさせてくれます。ここにしかないオンリーワンの味。
かといって人を選ぶような偏ったものではなく、誰もが美味しいと感じるゾーンにちゃんと入っています。そこがすごい。
昔から有名なのは麻婆豆腐。辛いのと普通のがあります。今日は普通のにしよう。
メニューを見ると、記憶にあるよりも美味しそうなお料理が増えていました。結構久しぶりに来たということかしら。
オススメと思しき、メニューの下段に大きな写真が出ているものを中心に選びました。
アオリイカの青ジソ炒め
焼売
合鴨の四川風薫製揚げ 蒸しパン添え
麻婆豆腐(辛くないほう)
ライス
かぼちゃプリン
です。
ちなみに今日は女友だちと二人です。たまにはわたしだって人に会うのじゃ。
ア
オリイカの青ジソ炒めから来ました。いきなり美味しすぎる!
なんじゃこりゃ〜〜〜。イカがポワポワに柔らかい。イカじゃなくてパンみたい。でも味はイカよ。イカってこんなに美味しかったですか?
青ジソとアサツキを超こまかーくみじん切りにしたものを纏っている。香りが鮮烈。塩がいい塩梅で効いてて全く箸が止まらない。
今まで食べたことのないイカの食べ方を知ってしまったな。もうこれは全世界の人に食べさせたい。
次は焼売。イカのインパクト強すぎて、普通に箸休めになってしまった。下味がついていて、そのままでも美味しい焼売でした。
続いて、合鴨の四川風薫製揚げ 蒸しパン添え。これがまた素晴らしかった。薫製揚げっていうけど、とてもしっとりとしていて柔らかい。なんかイメージ的に紅茶煮のようなしっとりした感触。
よけいな脂っぽさが抜けていて、皮と身の間の大事な脂のところは残してある。この皮と脂と肉を一口で噛むことの至福感といったらもう。たまりません。
薫製の匂いは薄めで、フワッと薄く一枚纏うほどのさり気なさだった。
添えられた花巻もよくできてる。手でほぐしたときハラリと崩れてクロワッサンのよう。
さて名物、麻婆豆腐の登場です。ラー油が多めで、オレンジ色に輝いている。このラー油が美味しい。油なのにサラッとしていてキレがいい。
豆腐以外の具材はすべて小さめのみじん切りになっている。肉指数は高くないが旨味は十分。どうしてもこれはライスと一緒に食べたい。ああああ、美味しい。やっぱり今日ここに来て良かった。
デザートはかぼちゃプリン。意外と量がある。半熟な柔らかさ。かぼちゃのすり身の味がしっかりします。実に美味。
もうおなかいっぱいです。満足、満足。
会計は思ったより安かった。一人6千円ちょい。ホテルのメインダイニングでこんなにおなかいっぱい食べて6千円とはこれいかに。ありがたいことです。
やっぱり四川は良いお店です。ますます好きになりました。特に海鮮は前よりぐっと美味しくなりましたね。ブラボーです。
すっごくまた来たい。一生通い続けます。
| 固定リンク












コメント