駅前の洋食屋さん。




洋食亭ブラームス。自由が丘駅前メルサパート1の3階にある洋食屋さんです。
デパートのレストランというイメージよりは少し年季が入っています。ピンク色のテーブルクロスの上に厚い透明なビニールクロスをかけているような大衆感覚。しかし値段はそんなに安くない。
味は美味しいといえば美味しい。美味しくないものもたまにある。たとえばサラダ類やスープなんかはセットでついてくるとしてもあまり嬉しくない。だから大体単品で頼む。今までに30回以上は行ってると思うけど、単品はそんなに大きくはずした経験がない。
では何が美味しいかというと、経験上ではドミグラスソースのかかったメンチカツが一番美味しかった。大きくて肉の味が濃くて、ドミグラスソースに合わせるとちょっとした高級感を味わえる。
ハンバーグはあと一歩深みがあると良いのですけどね。海老フライは結構美味しい。ボリュームがある。しかし値段もボリュームがある。たまーにキャンペーン価格で食べられるときがあるので、そういうときは海老フライを頼みます。
わたしはここのオムライスよりもチキンライスが好きです。なぜか、たまごがかかっていないほうが美味しい。チキンライス自体の味が濃いから、たまごとソースが乗ると濃過ぎてしまうのかも。
注意点として、何の気なしにフライドポテトを頼むと予想外に山盛りなので気をつけるべし。まあこれはサービスだからありがたいことなんですけど。普通は食べ切れないと思います。2〜3人なら食べられるかな?
本日のオーダーは、チキンライスとチキンソテー。どんだけチキン好きなんだよっていうチョイス。だってチキンの気分だったんですもの。
チキンライスが先に来ました。結構ボリュームあり。スプーンを入れたときの感覚は、やや重め。ただそんなに油っぽかったりベタベタするような仕上がりではなく、バターとケチャップの香りを漂わせつつフワッとお皿の上に浮かんでいる感覚。
細切りの玉ねぎがふんだんに入っている。これが不思議と半生の香りを残していてアクセントになっている。チキンは大きめのものが適度にある。後半少し味が濃く感じますけど、難なく完食です。
チキソテーは、焼き目をきれいにつけたチキソテーに、ドミグラスソースがたっぷりかかっています。つけあわせの白フェットチーネがこれまた昭和な感じでグッときます。
ドミグラスソースは焦げ茶色になるぐらいまで火が入っていて、お肉を美味しくさせている。ただちょっと全体的にかかりすぎていて、味が濃い。チキンライスじゃなくて白いライスだったらちょうどよかったかも。
自由が丘って意外と普通の洋食屋さんが少なくて、ブラームスは数少ない洋食の補給所なのです。キッチンプラスは美味しいけどいつも並んでるし。わたしとしては銀座キャンドル自由が丘店がなくなったのは大きな痛手だったわ。
ともあれブラームスさんにはこれからも行きます。
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