スッキリした店内で活きのいいお鮨を。
珍しくお鮨を食べたくなりました。基本的に肉食なので、魚はたまにしか食べない。美味しいものならいただきます。
以前ランチで行ったときの印象がとても良かった、自由が丘 すし屋の磯勢にチェックイン! 魚菜学園の裏手にある一軒家です。
平日の夜9時過ぎともなると、さすがに皆さんお帰りになった後の様子。わたしのほかにはもう一組だけ常連さんがいて、お酒を召し上がっていました。
大将のほかに、若い衆さんが二人。イケメンの若い衆さんににぎってもらいました。
「おまかせでつまみなし、いきなりにぎりから始めてください。ヒカリモノが好きです。食べられないのはウニと牡蠣」というオーダーで、出していただいたのが下記の通り。
こはだ
さんま
いわし
かつお
しまあじ
ひらめ
北寄貝
赤貝
あわび
卵焼き
ねぎとろ手巻き
車海老
あじ
さば
赤身
中トロ
生いくら
穴子(塩、タレ)
漬物
お椀(ハマグリ)
ずいぶん食べたね。滞在時間30分(笑)すきやばし次郎ばりの早さ。これはわたしがお願いして、そうしてもらいました。お酒飲まないからどんどん食べたいのです。
会計のお姉さんに、「ずいぶん早かったですね。江戸っ子だねぃ!」と言われた(笑)左様でござる。こちとら江戸っ子よ。気が短っけぇんでぃ(^o^)
特に美味しかったのが、しまあじ、北寄貝、ねぎとろ手巻き、車海老、生いくら、穴子の塩のほう。
穴子は厨房真ん中の見える位置に炭焼き台があって、そこで良い匂いをさせながら焼いてくれます。皮目がパリッとして中はふっくら。小骨を全く感じない柔らかさです。
生の北寄貝も嬉しかったですね。非常によく掃除して味を磨いてくれた感じ。贅沢です。
いくらは長期保存可能な醤油漬けのものではなく、生のものを軽く味付けしたもの。今の季節だけのごちそうです。
ここのお鮨はシャリが小さめで温度やや低め。ふわっというよりはピッとしてる。ネタは一口で頬張ってちょうどいっぱいに満たされる大きさ。熟成より鮮度を際立たせる方向性。季節的な理由もあるのかもしれない。夏ですし。
ところでお鮨屋さんて、わたしにはとても難しい。滅多に行かない上に、いつも何かしら不満の種を見つけてしまう。煙草とか酔っ払いとか。香水とか厚化粧とか。テレビの音とか店主の威圧感とか。
一番問題なのは客層で、鮨屋の常連タイプの人が苦手ってところがある。
その点、磯勢は目立った問題点がない。なかなか快適。もうちょっとお店の人と仲良くなれたら、更に良いかな。
昔とても好きなお鮨屋さんがあって、そこにはずいぶん通い詰めた。あのお店が自由が丘から消えて、他のお鮨にもあんまり興味がなくなってしまった。お鮨ロスですね。
自由が丘で、もしこのお鮨ロスを回復するなら、磯勢は有力候補です。他も何軒か行ったけど、どうもハマらなかった。また行こうと思えた唯一のお店。
ぼちぼちリハビリしたい。お鮨って美味しいものなはずだから。
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