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2016.08.05

辛くない、濃すぎない、抜群のスパイス使い。

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ついに参上。元ケララの風シェフ瀬島徳人さんが自らオーナーシェフを務める桃の実におじゃましました。

瀬島さんがいた頃のケララの風に、わたしは週イチで通っていました。当時は大森の実家に住んでいたので、いつでもすぐに行けたのです。昼も夜もずいぶん行きました。なんという幸せな日々。

今は自由が丘に住んでいるので、南インド料理はなかなか食べられない。これはわたしの食生活における大きな悩みのひとつです。「南インド料理店とスリランカ料理店を自由が丘に! 」というのがわたしのスローガン。

あらぬなら出掛けて行こう南インド料理店。茗荷谷でコンサートを見たあと、本郷三丁目まで足を伸ばしました。

駅から近いですね! 駅前の三菱東京UFJ銀行の左横の道を進んで、二つ目の角を右に曲がるとすぐ左手にあります。

およそインド料理店らしからぬオシャレな外観とインテリア。カジュアルフレンチのお店みたい。それもそのはず、桃の実は南インド料理とフランス料理を融合させたニュータイプのビストロなんです。

以前から瀬島さんのお料理はフレンチの要素が多分に含まれているとは感じていました。桃の実ではその色をさらに強めたようです。

ただ、彼の料理は本当に繊細でオリジナリティが強くて、一概に南インド料理、フランス料理と括れない存在感があります。本人に話を聞くと、「適当に自分で 考えてやってるだけですよ」なんて言うけど、絶対適当じゃないし、すごく勉強してるし、物静かに見えるけど内面は烈しい人だと思う。

そこが彼の魅力なんですよ。いわばカリスマ。信念とセンスが桁違い。日本のインド料理界を変えていく人だと本気で思います。

前置きが長くなりました。本日のオーダーはこちら。

イカと豆のラッサム(つきだし)
ダヒベイガン(つきだし)
小瓜のケララ風炒め
カニホタテアボカドのタルタル
焼き鱧ラッサム
ラクナウ風チキンビリヤニ

これにもう一品、ラムカバブも頼もうと思ったんだけど、二人だと多いですよと止めてくれた。確かに上記のメニューでちょうど美味しくおなかいっぱいの量でした。感謝。

まずはイカと豆のラッサムから。あーヤバい美味しい。これだ、この味だ。円く穏やかでいて深いスパイスの味。食材とスパイスが互いに生み出すタイトな旨みの引っ張り合い。こんなちょっとしたつきだしで既に心を揺さぶられた。

ダヒベイガン。ナスのヨーグルトあえ。これは多分大森時代の常連っぷりに免じてサービスしてくれたもの。うは!!!! キターーー! 瀬島料理の味、思い出した。このスパイス使い、絶妙すぎて唸る。すべての料理に言えることとして、とにかくスパイスが強すぎない。なのに十分を上回る香り と味がある。魔法ですね。

前菜の一品目、小瓜のケララ風炒め。うわ、いいの選んじゃった。夏らしくキリッと酸味がありつつ、その酸味を包み込むようなスパイスのベール。瓜をこんなに美味しいと思ったのは初めてです。

前菜に二品目、カニホタテアボカドのタルタル。これはすごくフレンチっぽかった。それぞれの素材感が非常によろしく、相性抜群に決まってる組み合わせでパーフェクト。なかなかこれも夏っぽい感じ。

前菜の三品目、焼き鱧ラッサム。どっかーーーん! 爆発的に美味しい。ベースのラッサムは、大森時代にいつもいただいていた味と変わらず。そこへ焼き目の香ばしい鱧が加わることで、美味しさが弾けちゃってます。

個人的に非常に味覚に合い、この上なく好きなのですが、考えてみるとこういう味というのは好きな人にはハマるけど、日本で圧倒的シェアを誇る北インド料理の方向性を向いている人には不可解なのかもしれない。だって全然目指してる方向性が違いますしね。

こってりリッチなおもてなし料理が食べたい人は、違うお店に行ったほうが良いかもしれません。切れ味のいいスパイス料理を、日常的な素材で毎日でも食べられるような味で食べたい人にはオススメ。

メインはこちら。ラクナウ風チキンビリヤニ。大森時代は大人数で予約しないと食べられなかった瀬島シェフのビリヤニが、当日その場でオーダーすれば食べられるなんて。なんということでしょう。夢のようなお話です。

重厚な鍋の底に大きな骨つきチキンがゴロゴロ。その上にカレーソース。更に上に白い長粒米。スパイスとハーブのトッピング。これを自分でまぜて良い感じにします。

はわわわわ。かき混ぜてるだけで良い匂いが充満。カレーソース多すぎず、ライスがふわっと軽く仕上がる。とても贅沢にたくさんのスパイスが加わっていながら、あくまでも味覚はふんわり優しく、香りは豊か。理想のビリヤニです。

しかもこのスパイスの調合、やっぱり普通じゃない。これが瀬島マジックですね。

ライタもあっさり味で、ビリヤニとよく合っています。

本当に本当に美味しかった。ちょっと泣きそうでした。なんだかずいぶん遠回りをして、ここへ帰ってきたなという感じがした。前みたいに毎週は来られないけど、何かと時間をやりくりして定期的に通いたいものです。

今度は名物のバナナの皮包みのお魚も食べたいですね(^^)


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