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2016年8月

2016.08.31

くたくたに煮込んだ肉と野菜。手間暇かかった深い味。

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渋谷駅で京王線に乗り換える途中、フードショーの中を通り抜けようとしたら、「肉山」の文字が視界に入った。

肉山!! あの憧れの肉山さんのシメのカレーだけを売るスタンドができたって、そういえば聞いてたっけ。

肉山登山いまだ叶わぬ肉好きとしては、買わねばなるまい。例えこの後、大好きなアーチストさんの下北沢ライブを観に行くとしてもだ。

ライブ終わってから家で食べるからライス抜きのルーだけテイクアウトで。カレールー大サイズ1080円。妙に重い。ずいぶん入ってんなと思ったら、 400gって2人前か。気がつかなくて一人で全部食べちゃったよ。どうりでおなかがキツイと思ったわ。(←食べ終わってから食べログ読んで気がついた人)

まず食べる前に、この容器に感動。一滴も漏れてない。液状のカレーのテイクアウトで、冷凍か真空パック以外でこんなにきれいに持ち帰れたことがない。うまくできてる。

ライスを炊いて、カレーを温めて食べます。

パックを開いたとき、一瞬だけバターチキンカレーの匂いがしました。食べるとカレースタンド系のカレールーの味がベースでした。バターチキンカレーの匂いがしたのは、トマトソースとバターが入っているからだと思う。

カレースタンドのカレーって言っちゃうと、なんか手抜きみたいに聞こえるけど、全然手は抜いてません。すごく手間暇がかかってる。

牛肉とにんじん以外の材料は跡形もなく煮込まれ、カレーソースに何層にも味が重なっている。玉ねぎ、トマトソース、ピーマン、パプリカ、フォンドボー的な もの、甲殻類エキス、ニンニク、生姜、バターが入っているようにお見受けした。間違ってたらごめん(笑)全部憶測です。

牛肉は牛スジ肉とバラ肉かな。クッタクタに煮込んであって、とても柔らかくて美味。しかも味が抜けてない。肉の味がする。ここまで柔らかいカレー肉には滅多にお目にかかれない。量的にもたくさん入っていて大サービスな感じ。

カレーソースはスパイスからは作ってなさそうだけど、万人に愛される非常にこなれた味のカレールーの味。エスビーフォンドボーディナーカレーの味に近い。 要するにインドカレー系じゃなくてヨーロピアン系。それに手を加えまくっている。すみません、これも憶測ですからね(笑)

結局、美味しいのよ。とても美味しいです! 買い置きして冷凍庫に入れておこうかなと思うぐらい。かなり気に入りました。

すごいいっぱい食べましたけど、前半から後半にかけて、同じカレーを食べているはずなのに味の変化が何重にも感じられて飽きませんでした。

前半のほうが深みがあってピリ辛。中盤は肉の味がグイッと浮き出てくる。後半は野菜と甲殻類の出汁の味が香ってくる。辛さもきっちりありつつ、深みとコクもすごい。どの方向性にも味が強いのにうまくまとまってる。

カレーライスだけでもこのこだわり。やっぱり肉山さんてすごいお店なんだわ〜、きっと。いつか必ず登山したい! わたしを肉山に連れてって!


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半身揚げテイクアウトで絶品おかず(o^^o)

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武蔵小山、平和通り商店街にある月鳥。月島じゃなくて月鳥なんですよ。風流な名前じゃのう。

北海道出身の友だちと話していたとき、「小樽のなると本店の鶏の半身揚げがどうしても食べたくなるときがあって。そういうときは月鳥に行くことにしてるの。すっごく美味しいよ!」と聞いた。

なるとの半身揚げは東京でも百貨店の催事でときどき出展されるけど、そんなに滅多に出会えるもんじゃないし、運良く出会っても行列してて大変。

そのような困難なく、武蔵小山にさえ行けばいつでも半身揚げが買えるというのは朗報です。

以前、ピッツェリアのラロッサに行ったとき、並びにある月鳥に初めて寄りました。あまりにも簡単に買えて、値段も安く、なんか不思議な感じがするぐらいでした(笑)

店内でも食べられるし、テイクアウト専門の窓口でも買えます。半身揚げを頼むと、揚げたてを待つか、揚げてあるもので良いか聞かれました。揚げたては20分待ち。揚げてあるほうでOK!

大きさによって値段が変わるらしく、今日は680円。この大きさで680円なら安いな。

帰宅後、温めて夕飯にしました。手掴みでワイルドに〜♪  美味しい!!  味付けは軽く塩をしてあるぐらいで、パリッと揚がった皮が衣がわり。身はひな鳥の柔軟なお肉。時間が経ってもいやなにおいがせず、良い油でスカッと揚げているのがわかります。

なるとより少し小さめで、わたしの一食分としてはちょうどいいサイズ。この前は焼き鳥も一緒に買ってきちゃって、両方は苦しかった(笑)焼き鳥も美味しかったですけどね。

これも北海道の友だちに教えてもらったんだけど、食べ終わったら骨を20分ぐらい煮ると、とても美味しいガラスープになるんですよ。塩を振るだけで絶品です! ぜひやってみてください(^^)


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粒選りの品揃え。和洋の正統派パン。奥は落ち着く素敵カフェ。

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人生を通してゆるゆる続けているパン屋さんめぐり。今日は武蔵小山の人気店、ネモに行ってきました。

シェフが根本さんだからネモなんですね。わかりやすい。ナイスネーミング。

駅近く、自慢亭と牛太郎の並びにありました。この二軒も猛烈に気になる。自慢亭はいつか行けそうだけど、牛太郎はハードル高い。

などと考えつつ、すぐに到着。

手前側が商品棚。奥がカフェです。

日本的なオーソドックスなパンと、ドイツパン系、焼き菓子、レジ横にサンドイッチ、イートインメニューがありました。

品数は多くないけれど、どれも正統派で間違いなく美味しいラインナップ。工夫は十分にされつつ、遊びすぎていないところがかっこいいです。

まずはイートインで、

ジャイアントBOOとマッシュポテト
キャロットラペとツナのサンドイッチ(ぶどうパン)
アイスカフェラテ

をオーダー。

中途半端な時間だったので先客は少なく、その人たちもいなくなったので写真を撮れました。とても落ち着いたシックなインテリアですね。パン屋さんのイートインという次元ではない。立派な素敵カフェです。

ジャイアントBOOは、パリッと焼いたフランクフルトの下にマッシュポテトが敷いてある一皿。サンドイッチバージョンもあります。そちらはチリコンカーンがはさまっているらしい。

香辛料は抑えて、肉の味をギュッと押し出す感じのフランクフルトでした。焼き目がきっちりついていて美味しい。

キャロットラペとツナのサンドイッチは、具がしっとりとしてくどくないサッパリ系。キャロットラペとツナの、甘い×しょっぱい、ポリポリ×しっとり、という二つの味の相性が良かったです。

ぶどうパンは軽くバターが塗ってあり、アツアツにトーストしたて。軽い食感で美味しかったです。ぶどう多め。

美味しかったので、テイクアウトも購入しました。食べるのが楽しみ(^^)


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南イタリアの天使が作った料理。

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アンジェロさんにはよく道でバッタリ会う。「こんにちは〜」と挨拶すると、大きな笑顔で応えてくれる。このビッグスマイルをじっくり見るために、ときおりバッボアンジェロを訪ねます。

おじゃまするようになって、10年以上でしょうか。昔は自由が丘にイタリアンのお店がほとんどなく、イタリアンと言えばここでした。

ここ数年で色んなお店が増えました。そんな今でも、バッボアンジェロに行きたいという気持ちがなくなることはありません。アンジェロさんの存在あってこその、美味しいお料理があり、オンリーワンの魅力があります。

日曜日の夜、フラッと行ってみました。ランチは混んでて並んでいるけど、ディナーは割とすんなり入れます。

いつも行く前は、「アラカルトで二品ぐらいサラっと食べよう」と思ってるんですが、メニューを見ると必ずコースにしたくなります。圧倒的なお得感に逆らえない。

本日のオーダーは、4300円のプリフィクスコースB
前菜、ピッツァorパスタ、魚料理or肉料理、デザート、コーヒーor紅茶を、それぞれ全メニューの中から選べます。

わたしが選んだのは、

ナスとポルチーニ茸のパンのせオーブン焼き
バッボアンジェロ(トリュフクリーム、モッツァレラ、スカルモッツァ、ボンレスハムの2枚重ね包み焼き)(700円増し)
甲州ワインビーフのステーキ
本日のタルト(イチジクとメロン)
カプチーノ

単純に上から順にアラカルト時の値段を足すと、1300+2200+3300+700+500=8000円になってしまう(笑)

おそらく前菜とお肉はフルサイズより少なめなのではないかと。ピッツァとデザートはフルサイズだと思います。それにしてもお得な感じ。どうしてもアラカルトで頼む構想が消え去ってしまう破壊力です。

アンジェロさんが、「元気ぃ? 今日は何食べたいの?」と笑顔で話しかけてくれた。なんか幸せな気持ちになる笑顔なんですよね。

「お肉とピッツァを食べたいで〜す」と言うと、甲州ワインビーフのステーキを勧めてくれた。3300円のステーキが4300円のコースに含まれるという謎展開。

ピッツァも何種類かで迷ってると言ったら、「その中だとバッボアンジェロが美味しいよ。チーズの上にチーズが重なっていて、ハムを乗せて、上からトリュフ クリームをとろ〜り。それを丸ごと生地で包んで、ドーム型に大きく膨らむように焼くの。インパクトあるよ!」と。なんて美味しそうに説明する人なんだろ う。もうそれ頼むしかないじゃないですか(笑)

焼き上がるとすぐに、アンジェロさん自ら持ってきてくれました。予想以上の大きさ! ビーチボールかいな。直径30センチぐらいあるな。

ピッツァカッターを横にして、上からバフバフつぶしてもらうと、中からめちゃくちゃ美味しそうな匂いの蒸気が出てきます。生地のクリスピーな香りと、クセのあるトリュフクリームの香り、チーズの溶けた香り。たまらん!!

上部が薄い皮一枚の生地に覆われていて、けっこう焦げが入ってるように見えても、苦くなくて美味しい。この薄い生地のところだけを指ですくって食べると幸せ度アップする。

中は薄切りのボンレスハムの食感が良く、全体的にフワフワしてる。台座の生地はやや厚めで柔らかく、ボリュームがある。

2種類のチーズとトリュフクリームはもちろん相性良く、塩気がちょうどいい。

美味しいな。今までここで食べたピッツァとパスタの中で一番美味しかった。

前菜のナスとポルチーニ茸のパンのせオーブン焼きは、ポルチーニがフレッシュでナスと溶け合うような食感。上質なオリーブオイルがたっぷりかかっていて、食べるほどに食欲が増す。

甲州ワインビーフのステーキは、非常にわたし好みの赤身肉。軽くオリーブオイルに浸してから焼いているそうで、とてもしなやかな柔らかさです。

山梨でワインを作るために収穫した葡萄の搾りかすを特殊な機械で発酵させて、牛に食べさせているそうな。それを食べてると脂肪がスッキリ落ちて柔らかい赤身肉になるんですって。

全くパサついたところがなくて旨みが強く、コクがあり、あんまり他で食べたことのないような独自の風味がありました。

さてデザートは、8種類の中から本日のタルト(イチジクとメロン)を選びました。薄切りのテロンテロンしたフルーツと、ゆるめに炊いたカスタードクリーム、土台はサクサクのパイです。リストランテならではの繊細な作りのデザートでした。

食後のカプチーノはきれいに泡立っていて、クリーミーで美味しかったです。

アンジェロはイタリア語で天使の意味。だからお店のマークも天使の羽なんですね。

アンジェロさんの存在感て、本当にスペシャルなんです。トスカーナ地方でひまわり畑に囲まれて育った天使が、日本に来て自由が丘でお店やってるということですな。人生とは不思議なものよ。


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大人気。安くて美味しい手作りアジア大衆料理。

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今月(2016年8月)自由が丘にオープンしたばかりの、みきやず ちょいちょいに行ってみました。ホッチポッチの上ですよ。

土曜日の夜。階段を上がると、右側のイタリアンバル ミキヤズも、左側のみきやず ちょいちょいも大入り。お店からはみ出し気味なぐらいお客さんが入ってる。こんなに人気のお店なんだ〜。

無理かと思ったら案外座れた。座ってみるとなんとなく収まりが良くて、ガヤガヤしてるけどあまりうるさく感じない。みんな楽しそうで良い雰囲気。

タイ料理、ベトナム料理、台湾料理、シンガポール料理のメニューが数多く揃っています。値段は安い。

飲み物はアルコールもソフトドリンクも500〜600円ぐらい。

料理はおつまみが300円から100円刻みで800円まで。

単品料理が700〜1200円ぐらいです。

小さいテーブルに高めのスツール。狭いっちゃあ狭いけど安定感はある。

本日のオーダーは、

ヤムウンセン(タイ風ピリ辛 春雨サラダ)
タイ風モツ焼き
シンガポールチキンライス
台湾風スフレオムレツ
マンゴージュース
アイスジャスミンティー

ちと頼み過ぎ(笑)今日は忙しくてごはん食べてる暇がなかったのよ(恒例の言い訳)

美味しかったですね。特に良かったのがタイ風モツ焼き。モツがプニプニに柔らかくて大きくて、噛むとジュワッとモツ独特の甘みが広がる。

それを受け止める甘辛いソース。これって海老を発酵させた調味料かしら。すごく良いお味。パクチーとの相性抜群です。リピート確実。

ヤムウンセンも美味しかった。春雨が温かくて、具だくさん。味付けはソフト。あんまり辛くなくて食べやすい。海老、タコ、セロリ、パクチー、たまねぎ、ピーマン、挽肉などが入っていました。

通常わたしはセロリがどちらかというと苦手なんですが、この組み合わせで食べると妙に美味しかったです。春雨が温かいってところがいいですね〜。

シンガポールチキンライスは、お店の写真だとライスが白米ですが、ちゃんとチキンスープで炊いたごはんになってました。美味しい。

でもチキンが冷たかったのが想定外だった。温かくしてほしいな♡  大山鶏を使っていて、しっとりと柔らかいお肉ちゃんでした。

結構美味しかったので、欲張って台湾風スフレオムレツを追加オーダー。

おおっ! まさに洋菓子の焼きたてスフレみたいにこんもりフワフワになってます。「メレンゲを立てて形作ってオーブンで焼くから時間かかっちゃってすみません」てお店の人が言ってた。と言っても10分ちょいで出てきた気がする。

本当にフワフワで食感がいい。中に具は入ってなくてプレーンなオムレツ。表面はオーブン焼きでサクッと香ばしい焼き目がついていて、そこもまた非常に美味しい。タイ風の甘辛い調味料がかかっていました。これ別添えでチビチビつけながら食べたいな。

うーん、よく食べた。本当はデザートも食べたかったけど、また今度。あんみつチェーとか揚げバナナとか美味しそうだった。

帰り際、「今日こんな満員ぽくなってますけど、特別ですから。いつも空いてるからまたいらしてくださいね!」と言われた。そうなのかー。じゃあまた今度行ってみよう。24時ラストオーダーはありがたいし。

接客はとても明るくてフレンドリーです。スマイル多め。ここは微笑みの国?

帰りのお見送りはお隣のイタリアンバルの店員さんまで出てきてくれて嬉しい(笑)若めのお兄さんが多いです。元気良くて好印象。

またモツ焼き食べたいです。ごちそうさまでした☆


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近所にあって助かる中華屋さん。

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自由が丘の中國食彩 楓さんには開店当時からちょいちょい寄らせていただいています。5年経って、その間にメニューもじわじわ増えてきて、マスターが新しい挑戦をするたびに、面白い発想するな〜と楽しんでいます。

従業員さんも何人か変わった中、今の女性はなかなか感じが良いですね。奥さんではないそうです。普通の従業員さんですが、温かい接客が家族的ですよね。

楓は調味料の使い方が上手くて、決してギトギトにならず、味わいは十分にして引き算の美学があるお店です。独創的でありながら、よけいなことをしない感じ。必要な素材と調味料を吟味して、バランス良く調理してくれます。

「これは辛いですよ」という料理もときどきありますが、全体的に優しく日常使いにちょうどいい味付け。食べていて罪悪感を感じない中華です。寧ろ体に良さそう。

わたしが好きなのは、蒸し鶏のネギソース、自家製チャーシュー、シューマイ、海老マヨ、春巻き、麻婆豆腐、炒飯などです。

今日はそんな中から、五目炒飯と春巻きを頼みました。

五目炒飯は、紹興酒の旨み香る炒飯がこれでもかとたくさん入っている炒飯です。五目炒飯のほかにチャーシュー炒飯ていうのがあったと思うんですけど、それ はそれでまたチャーシューが山のように入っていてすごいです。五目炒飯でもチャーシュー炒飯なのではないかと思うほどチャーシューが入っています。

他の具材は、海老、ネギ、たまご、ヤングコーン、いんげんです。ヤングコーンといんげんは炒飯には珍しい具材かと思いますが、なかなか食感が良くていいです。海老もけっこう入っていて贅沢。

味付けはふんわり優しい味。中華にしては塩分控えめ。でも味が足りなくは感じません。こういう味だからこそ、日常的に食べられる。

春巻きはパリッパリに揚がっています。少し小ぶりの大きさで三つ。中の具材よりも皮を楽しむことがメインの印象です。油切れが良くて美味しい。

他にも好きなメニューがたくさんあるので、また追加します。

何しろ深夜までやってるのは助かりますね。この辺は夜になるとみんな早めに閉まっちゃうんで(笑) 楓があると思うと安心です。

なんとなく帰りに向かいのセブンイレブンにも寄ってしまうのは、いかんと思いながらもやめられない習慣。駅から離れた静かなエリアですが、たくさんの誘惑があって悩ましいです。


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2016.08.26

ソウウウウウルシンガー近藤将大さん☆

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自由が丘ひかり街のマッカートニーで、Show dai bandのライブを拝見しました。この日を待っていました! すごく楽しみで、あと3日、あと2日‥‥と毎日カウントダウンしていました(笑)

先月のあの熱いライブの感動が、ひと月経っても冷めやらず、まるであの日の続きのようなテンションのわたし。

前回のライブで聴いて、しみじみ良かったと思った曲を何曲も自分で練習して、なんとか一歩でも将大さんのソウルに近づきたいと願いました。

まあ全く及びもつかないわけですが(笑)、一緒に口ずさんだりできて楽しかったわ。

将大さんのレパートリーは、わたしが歌えるようになりたくて練習しては挫折を繰り返してきた曲が多い。「lately」「got to be real」「let's stay together」「september」「what's going on」とかね。

でもね改めて歌ってみたら、前よりは歌えるようになってた。日々のガムシャラな練習の成果が少しは表れているのでしょうか? こうやって、実力のあるシンガーが歌う姿を目の前で見るのは、血の通った勉強になる。

将大さんの歌い方は、どの曲も完全に自分のものにしていて、有名な曲でも原曲が誰の曲だったか思い出せないぐらい。

わたしの目下の目標が、「カバー曲でもオリジナルが思い浮かばないぐらい自分の歌い方をモノにする」てことなので、将大さんの表現力にすごく興味がある。

ライブが終わったあと、その辺のこと質問させてもらっちゃった。すごく納得のいく答えをいただいた。ありがとう、ソウルブラザー将大さん!(勝手にソウルブラザー扱い)

今日聴いた曲で、またどうしても歌いたい曲ができた。ボビーコールドウェルの「風のシルエット」だ。名曲。忘れかけてたなあ〜。ぜひ歌いたい。帰宅後すぐ練習した(笑)Apple Musicって便利ね。

この曲のアウトロで将大さんは、スキャットとギターをシンクロさせてアドリブで歌ってた。かっこいい! ジョージベンソン来日かよ! 黒人ノリでこんなことできる日本人いるんだなあ。

そう、将大さんてノリがとにかく黒人水準なの。日本人ががんばって黒人ぽくしてるっていう無駄ながんばり感がない。自然体でこのノリ。スゴイ。

休憩時間に、ドラムの二神さんとお話させていただいた。二神さんのドラムは今日も華やかで伸びやかに超キマッてた。曲ごとの起承転結のつけ方が美しい。一流の建築家の設計図のように、芸術的でいて端正だ。

二神さんは、演奏のときはもちろん、お話していても察する能力が高くてびっくりする。そしてものすごく温かい思いやりのある人。

ご自分の芯をしっかり持ちながら、共演者や、接する人たち一人一人に華を持たせる。なかなか人間力と能力が高くないとできないことよ。すごい人だと思う。

なんか二神さんと将大さんがステージの上から名指しでわたしを皆さんに紹介してくれた(笑)「ワジョさんです! お肉のレビューの文章がめっちゃ詳しくてすごい。自由が丘のレストラン情報はワジョさんにおまかせください。手相も見れます!」と(笑)なんと正確なご紹 介! ありがとうございま〜っっす!(個人的にバカウケ)

いや〜、ほんとに行って良かったな。マッカートニーは食べ物持ち込み自由で好きなもん食べながらライブ見れるし、ソファ席があって座りやすい。ワジョ的に快適です。何より音が良いのです。

来月は9月16日にまたマッカートニーでやるという話なので、もう予約したった。ソウルミュージック好きな人いたら聴きにきませんか?

来週も将大さんと二神さんの出るライブを下北沢音倉に見に行くで〜。楽しくなってきました!(^o^)


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平日は長居しやすい休憩スポット。

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自由が丘駅南口正面のメルサ2の二階にある、ラ・メゾン アンソレイユターブル。駅前カフェということで、週末の日中は激混みです。夕方にはぼちぼち空いてきますけどね。

平日は打って変わってお席選び放題。空いてるタイミングを狙って行くようにしています。

わたしがここに行く目的はいつも読書です。食べ物も美味しいのですが、空間とサービスのほうが主軸かな。

自由が丘にはカフェがたくさんありますが、ある程度の広さがあって空気の流れが良く、椅子が良くて禁煙で長居ができて化粧室が近いカフェとなると限られてくるんですよね。

しかもここはケーキもお茶も食事も種類があって良いんです。ケーキだけと思って入店しても、長居するうちにおなかが空いて食事もというパターンになりがちです。今日も結局4時間もいてしまい(笑)、ケーキふたつと食事をいただきました。

最初のケーキはいちごタルト。甘いいちごがポコポコ乗ってました。土台はカスタードと生クリームとココアケーキ。カスタードがフレッシュで美味しかったです。

2個目はチーズケーキ。定番的な美味しさ。チーズの濃さのバランスが良く、フチのクッキーのサクサク感も良いです。

食事は、茄子とミートのオーブン焼きミルフィーユ仕立て カンパーニュブレッド添え。

薄いハンバーグ二枚の間に茄子がはさまってて、トマトソースで煮込んでとろけるチーズを上に乗せてオーブン焼きにしたやつです。

アイデアは良いし味付けも良いけどお肉が牛挽肉だといいのになあ。パンは美味しかったです。

この前食べた、生ハムが乗ってるポルチーニのリゾットのほうが美味しかった。あれは塩加減も良くて、良いお味だった。写真の後半にあります。

ドリンクは普通に美味しいです。ホットティーはポットで来るからたくさんいただけます。

いつ行っても接客が明るく親切で素敵です。インテリアもちょっと外国風でおしゃれですしね。女子の憩いの場です。あ、男性も来てますよ〜。どなたでも入りやすいかと思います。

長時間おじゃましました☆


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途轍もなく価値のある1550円の使い方。

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開店半年で早くも話題のお店、鴨蕎麦 尖(とつ)に突撃いたしました。

1時間待ちは当たり前という昨今、「今日は空いてる!」とビビビっと来たんすよ。そういう直感がよく当たるんです(笑)

自由が丘駅からヤマダ電機方面に向かい、ヤマダの手前の串カツ田中の四つ角を右折。線路の手前右の普通のマンションの一階の奥にあります。

隠れ家だな〜。曲がり角のZEN ROOMの前に小さい看板が出ているのみ。店頭には幟も看板もありません。お品書きだけ出てます。探してね(^_−)−☆

店に着くと、行列ゼロ。そこまでは想定内。店内誰もいない。そんなことってあるの?? 入ってみたら、店主さんが明るい声で「どうぞどうぞ! 提供に時間かかっちゃいますけど良ければ!」と言う。

もちろんいいです☆  なんか今日だけ都合があってたった今開店したばかりだって。時刻は13:40。わたしって本当に運がいい(^o^)

席はカウンター6席のみ。お品書きは鴨蕎麦のみ。店員は店主のみ。

「店内で石臼挽き、自家製粉した二種類の手打ち蕎麦(玄蕎麦、丸抜き)を、特製の鴨汁でお楽しみくださいませ」とある。

開店時より少しだけ値上げして、現在は税込1550円。これが途轍もなく価値のある1550円なのです。

尖という字には「行動が突出するさま」という意味がある。まさに突出してた。料理の味も店構えも店主の魅力も。

店主さんは30前後の自然体なオシャレ男子。コスチュームは清潔感ありつつ普通に自由が丘歩いていそうな若者ふう。美容師か服屋のお兄さんぽい。

それでいてとても物腰が丁寧でサッパリ明るいトーンの接客。すごくいい感じ。

BGMはアンビエント系ジャズでセンスがいい。BOSEのスピーカーからクリアな音が流れる。音がいいって大事ですよね。

最初のお蕎麦が出るまで、着席してから30分弱待ちます。すべての工程をカウンター越しに見物できるので飽きません。

蕎麦をしめる大量の氷水を準備し、流水とともに茹で上げた蕎麦をキャッチする巨大なザルも準備し、すべて整った上で、噴出するほどの勢いでゴーッと煮立った熱湯に打ち立ての蕎麦を投入。

あっという間に引き上げて、水切りして、氷水で瞬間的にしめて、皿に盛り付ける。この流れの所作の美しさに感動しました。

パフォーマンスではない本質的な合理性を見た。料理が本当にうまい人の動きは無駄がなくて美しいですよね。あと、音が静かなのもそういう人の特徴。アクロバティックなほどの動作なのに静かでした。

一皿目のお蕎麦は、玄蕎麦 滋賀県伊吹在来種。蕎麦殻のツブツブが見える野趣ある風味のお蕎麦です。

最初は天然塩と、おろしたての山葵だけで。うんんんんんんまい!!

あまりにも美味しくて、店主さんに「美味しいですねーーー!」と話しかけてしまいました。黙っていられなかった(笑)

表面はまったくねばりぬめりのないシャキッとした仕上がり。細めの麺でありながらピンとしたコシがあり、口触りが小気味好い。

時間的に茹で時間が短いという問題ではなく、しっかりと全体は茹で上がっているのです。なので水切り十分でいて水分の内包率は高い。表面のシャッキリ感と内部の瑞々しさのコントラストが完璧。すごく高度な技術だと思います。

一皿目の半ばで、鴨汁が出されます。濃厚なクリームブラウン。ぜんぜん日本蕎麦の汁の色じゃないな。香りも濃厚で動物性の出汁が贅沢に使われているのが伝わる。

一口飲むと、幾重にも重なる旨味が口の中で爆発した。どっかーーーん! 美味しいよ、お母さん。蕎麦好きの母に食べさせたい。

あくまでもベースは和の食材で、決してラーメン屋寄りではない。聞けば、天然素材だけをたっくさん集めて、とにかく手間をかけて出汁を取っているのだそうだ。化学調味料は無使用。

植物性の素材を多用し、動物性素材は生鮮で丸のまま入荷する鴨肉を解体したときに出るガラと細肉を使用しているそうです。なんという手間暇。

鴨汁に蕎麦をつけて食べると、この世にこんな贅沢あるかなと思うぐらいリッチな味わい。濃厚な鴨汁につけても、蕎麦の味が負けていないのも素晴らしい。

汁の中には鴨のつみれ肉と長ネギと三つ葉が入っていました。つみれは噛むと肉の味がドワーッと溢れ出して大変なことになります。長ネギは飾り包丁がしてあり、食べやすくておしゃれ。

鴨肉が届きました。平皿に三点盛り。燻製、バルサミコ、ナッツの三種類です。

レアで柔らかくて肉肉しい。お高いビストロみたいな味。ちょっと和から離れてみたのかも。口の中の空気が変わって楽しい。

続いて二皿目のお蕎麦。丸抜き 富山県富山市八尾町在来種です。蕎麦殻のツブツブを残さないタイプ。

これはまた! 日本的な穀類の甘みを堪能できる喜びマックス。蕎麦の大吟醸ですね。茹で加減は一皿目と同様に完璧。性質的にこちらのほうが全体がこなれており、しっとりしています。

蕎麦がなくなるのが悲しくなるほど美味しかったです。

最後のお楽しみは蕎麦湯。蕎麦の実を少量の湯でポクポク炊いたところに茹で湯を入れて、ねっとりとした粘度の高い蕎麦湯が作られます。こんな濃い蕎麦湯は初めて。蕎麦湯っていうより蕎麦粥みたいな感じ。

塩だけでもめちゃくちゃ美味しいです! どうしようもなく美味しい。これを鴨汁に入れますと、どんなに元気のない人も元気になってしまうんではないかと思うほど美味しい鴨粥になります。

降参しました。美味しいって聞いてたけど、これほどまでとは。東京都の蕎麦ランキング上位に入る日も近いかと思います。

そういえば一位の東長崎のお店の田舎蕎麦と近い感覚があったかな。あの濃厚な蕎麦の香りと瑞々しさと口当たりの心地よさ。あちらがお好きならぜひ尖も体験していただきたいものです。


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花椒ビリビリ豆豉ゴロゴロ。ランチ麻婆900円。

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自由が丘 吉華に来るのは10年ぶりかな? 美味しいのは知っているんだけど、3階までの階段がどうしても気持ち的に乗り越えられず、何年も経ってしまいました。

テーブルと椅子が竹でできたカジュアルなやつに変わってる。前は重厚なテーブルセットにテーブルクロスがかけてあって、ちょっと緊張しちゃうような雰囲気だった気がする。

その割に接客はつっけんどんな印象だったように記憶。今日の人は普通にちゃんとサービスしてくれた。この店のマダムなのかしら。10年前と同じ人なのかどうか謎。そこまで覚えてないなー。まあ今問題ないならそれでいい。

注文はもちろん、麻婆豆腐セット。ついでに焼売も頼もう。

先客は1名様、あとからもう一人いらした。

すぐにサラダとスープと搾菜が届いた。醤油味の玉ねぎたまごスープをちびりちびり。サラダは箸休めにとっておこう。

10分ほどで麻婆豆腐がライスとともに登場。いい匂い! 花椒(カショウ、ホワジャオ)がピャーッとかかってるうううう。豆豉(トウチ)を目視確認! めちゃくちゃいい。食べる前からすでに美味しい。

豆腐は全体的に崩れかかっている。かろうじて四角いものも半分くらい。柔らかめの豆腐を使っていて、これぐらいの崩し加減はちょうど美味しそうに見える。

一口目は優しい味。辛さの奥の穏やかな甘さを先に感じる。二口目は辛い。辣油と中国醤油味の深みを感じる。後味は花椒のビリビリ感と爽やかな香り。これぞ麻婆豆腐。ライスがないと生きていけない状態に早くも突入。

三口目は豆豉の発酵した旨みとしょっぱさが舌を撫でる。よく見たら黒いツブツブがいっぱい入ってる♡ 豆豉が好きなんです。豆豉がちゃんと入ってる麻婆豆腐って専門店でもなかなかない。吉華はホントちゃんとしてる。偉い。

やがてそして香味野菜や挽肉の味が広がる。この際、肉は脇役であくまでも豆腐が主役だ。かっこいい。肉好きのわたしも豆腐に座を譲る。

結構な量があるものの、味に変化が感じられて飽きない。ごはんが進む。おかわりください! おかわり無料です(^^)

10年前も美味しかったけど、こんなに美味しかったかな? 進化してるような気がする。前はもうちょっと濃くて辛かったかも。今のほうが食べやすくてバランスがいい。

焼売は手作り感が強い。豚肉、生姜、玉ねぎがそれぞれに存在感を持つ。生姜が勝りつつ、ほんのり肉が甘い。美味しいけど3個500円は結構強気の値段だな。麻婆豆腐セットが安いからそう感じてしまうのかしら。

そう、この麻婆豆腐セット900円は安い。こんな本格的な麻婆豆腐が定食で千円でおつりが来るって素晴らしい。

担々麺も美味しいみたいですね。豚肉の豆豉炒めも絶対美味しいんだろうなあ〜。次回は豚肉の豆豉炒めセットとミニ麻婆豆腐300円を頼もうとシミュレーション完了。

この美味しさなら3階まで階段を上るのも致し方あるまい。次回は10年も待てません(笑)


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自由が丘で創業30年の実力派焼肉店。

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花十番。わたしの自由が丘焼肉ルーティンにガッツリ入っているお店です。ちなみに他のお店は、まんぷく、漢江、京城園、べこ亭です。

自由が丘って、新しい焼肉屋さんができては消えということがよくある。そんな中、花十番は老舗の域に入っています。調べてみたら、昭和61年開店だった。まだ自由が丘にお店なんてあんまりなかった頃ですね。それから30年も続いている実力派です。

内装はオープン当初から変わらないのでしょうか。昭和のゴージャス感があります。間接照明を多用した高級感。思えばバブル時代ですからねー。高級感命の世界ですよ。今も特に古臭くはなく、高級と言っていい雰囲気を維持しています。エプロンも紙じゃなくて布だし。

前から思うんですけど、この店の客層はとても幸せそうな人が多い。仲が良さそうな家族や、何十年来の親友といった感じの女性客、ラブラブで薔薇色なカップル、風通しが良くて楽しそうな会社のグループなど。なんでですかね。不思議とそういう人たちばかり見かけます。

例によってわたしはいつも一人焼肉なわけですが、特に居心地が悪いこともなく、開放的で広いテーブルを存分に使わせていただいています。

今日行ったら、支配人さんが変わったのでしょうか? とても愛想のいい男性が接客してくれました。それにともない、ほかの従業員さんたちも以前より客席への気配りを強化したように感じます。前はちょっと用があってもなかなか気づいてもらえないときありましたからね。

本日のオーダーは、
ゲタカルビ
和牛ハラミ
わかめレタスサラダ
ビビンバ Mサイズ
ジャスミンティー。

ゲタカルビは普通のカルビより厚切りで角ばってる。厚みのある分、食べ応えがあって肉汁も多め。しっかり焼いても中はレアを保てる。

和牛ハラミは品切れが多くて。今日は台風だったせいか、残ってた。これはとても昭和っぽいハラミの味ですね。昔はカルビとハラミのタレの味がはっきりと違ったでしょう? 最近はそうでもないような。昔のあのハラミのタレの味がします。

ハラミの熟成加減も昔っぽくて懐かしい。この味が好きだなあ。最近なかなかないよ。

わかめレタスサラダとジャスミンティーは量がたっぷり。ジャスミンティーは400円で500mlも持ってきてくれて飲みきれないほど。

ビビンバは軽めのお味で焼肉のおともに最適です。

今日はゲタカルビと和牛ハラミが両方あったので、お会計が少し上がって5千円ぐらい。いつもは良いところから売り切れるので、普通のカルビなどにすると4千円ぐらい。あんまりここで5千円以上払ったことがない。自由が丘の焼肉屋さん的にはコスパ良いほう。

注目すべきは、テイクアウトの焼肉弁当があるってこと。和牛カルビorロース弁当1380円、和牛上カルビorロース弁当2000円、ビビンバ弁当750円ですよ。

焼肉屋さんに行くほどの予算と暇はないけど焼肉屋さんの味を味わいたいってときには良いです。なんかとても手間がかかるらしくて、ピークタイムだと作れな いみたい。暇そうなお時間に頼んでみてください。メニューのいちばん隅っこに小さく書いてあるから、本当はあまり売る気がないのかも(^^;  サービスですね。

なるべくお店で食べましょう!(笑)


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280円でこんなちゃんとした国産のお肉がっ。

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鶏肉大好き♡ お酒は飲まないけど焼き鳥は食べたい。このジレンマはなかなか解消し難い。

以前、隣駅の鳥貴族に行ったことがあり、鶏肉のお料理ばかりでなんて良いお店なんだろうって思った。また行きたいと思いつつ、隣駅まで行くのがめんどくさい。

そうこうするうちに、自由が丘に鳥貴族みたいなお店ができたという口コミを発見! おおおお、そうなのか。ここは毎日前を通る場所だわ。さっそく行ってみました。

時刻は午前0時。他のお客さんはほとんどいない。これから台風の予報だしね。

客席は全部ブースに分かれていて半個室状態。これはありがたい。お酒飲まない人間なりに、まわりに申し訳ないという気持ちが一応あるんですよ。半個室なら、まわりを気にせずウーロン茶でバクバクお食事できます。

それでもお店の人に申し訳ないという気持ちは残るわけですが、お料理いっぱい頼むから許してくださいませ!

本日のオーダーは、
茄子の浅漬け
ももBIG串焼き タレ
鶏皮焼き タレ
ハツ串焼き ガーリック塩
手羽先焼き 塩
鶏のからあげ
だし茶漬け 梅
鶏釜飯
ウーロン茶

ちなみに全品280円です。鳥貴族同様。

鳥貴族は何年も前に一度しか行ってないから、具体的にはよく覚えてない。だから料理の比較はできない。しかし全体的な印象で言えば、全く負けてない感じ。客席の造りの良さと接客では上のように思う。

280円で、こんなちゃんとした国産の鶏肉が食べられるんですねえ。全く臭みもなく新鮮だし、柔らかくて、味わいもある。そりゃあブランド鶏の炭火焼のお店には引けを取るけど、デイリーに食べる鶏肉としては十分。これでいいじゃないですか。

特に美味しかったのは、鶏のからあげと、ももBIG串焼き、鶏釜飯。

からあげの下味は薄く、衣の食感と味で食べる感じ。サクサクで油っこくなく上手に揚がっていました。スダチつき。

ももBIG串焼きは、本当にBIGで3センチ角ぐらいのお肉がボンボン串刺しになってました。タレの味も安っぽくなくてちゃんとしてる。

鶏釜飯は、注文すると釜と固形燃料がテーブルに運ばれてきます。火をつけてもらって20分で燃焼終了。それから5分蒸らすと完成です。

えー、こんなに単純なのにこんなに美味しいんだ。よくできた直火炊きの釜飯になってた。おこげはないけどね。うーん、280円でこれか。びっくりだわ。

モンテローザ系のお店って、他のところだと毎回必ず料理か接客のどちらかで「んん?」と思うことがあって、あまり良い印象なかったんです。ここは何ひとつ文句なかったです。

午前3時までやってるのも助かりますね! また行きま〜す。友だちも連れて行きたい。


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サマーセミナーで、久しぶりの誠志郎先生。

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ブレイヴォーパラ! 愛するこのボイトレスタジオに、ワジョが1年半ぶりに戻ってまいりました(^^)v

ま、一日だけのセミナーですけど(^^;  久しぶりに師匠の楠瀬誠志郎先生に会えて嬉しかったです。心はいつもともに♡

今回のサマーセミナーは、誠志郎先生が三重県鈴鹿市の椿大神社に奉納した曲、「夏椿」をみんなで歌うレッスンでした。

昨年の夏、誠志郎先生が椿大神社で地元の皆様と声を合わせて奉納コンサートをなさったのです。わたしは行けませんでしたが、ブレイヴォーパラの生徒さんは何人か見に行っていました。

「この世のものとは思えないほど素晴らしいコンサートだった」と、めぐちゃんが言ってました。伊勢だもんな〜。伊勢と誠志郎さん。どんなにか素晴らしかったことでしょう。想像もつかないほど。

伊勢といえば、わたしの守護霊の倭姫さんゆかりの地ということで、内宮近くの倭姫宮によく参拝に行っていることをご存じの方もあるかと思います。

椿大神社は、伊勢国一宮。倭姫命が御神託を受けて、父である垂仁天皇が創始した日本最古の神社です。倭姫さんがお父さんに頼んで作ってもらった神社なんですね。なんだかすごくご縁を感じる。いずれ参拝しなくては。

猿田彦大神を主神に、配祀として芸能の神様である天之鈿女命(あめのうずめのみこと)が祀られています。

芸能の神様に誠志郎先生が呼ばれたってわけですわ。そこに神が宿らないはずがない。

「夏椿」という曲は、心象描写と情景描写が交互に織り成す美しい作品です。特に泣くような内容じゃないのに、泣く人が続出。うっかりわたしも泣いてしまいました(笑)

なんていうんでしょうか、共鳴感。ひっさしぶりだな〜〜。毎日毎日ひとりで何時間も歌の練習していて、人と声を合わせることの喜びを忘れていました。

自分はこんなにも孤独な日々を送っていたのか! と改めて気がついてしまった。本当に歌の練習は孤独でツライ。しかし、しないではいられないパラドクス。今日は本当に救われる思いがした。

人の声を感じて受け止めて、自分の声を放出して響かせて、みんなとエネルギーを交換し合って、奇跡の力が生まれる。スンバラシイね。

きっとわたしがもっと歌えるようになって、楽器演奏者の皆様とこういうエネルギーの交換ができるようになれば、孤独じゃなくなるのかもしれないね。わからんけど。

久しぶりのケア(マッサージ)も激痛だったけど、ふっと緩んで痛くなくなる感覚も思い出した。からだが緩むと声が響く。これ必須なのであります。ちとサボってたな。

ブレイヴォーパラを卒業してからの日々、あまりにもパラを愛していたことが心に痛くて、近寄れませんでした。やっと戻ってこれた。

やっぱりここはわたしの故郷。前みたいに毎週じゃなくても、ときどき深い呼吸をしに行きたい場所だなと思いました。ここにいるだけでわたしは自由になれるから。

誠志郎先生、参加者の皆様、ありがとうございました。また声を響かせ合いましょう(^^)

記念撮影はパラのエントランスで。Photo by ヨシタケ


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チベット料理の夜。

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先日、チベットの写真展をお手伝いする機会がありまして(浅井寛司さんのキャノンギャラリー個展)、そのとき知ったチベット料理屋さんがタシデレさんでした。

初めてのチベット料理。どんなもんなのか想像もつきませんでした。何度も行ってる浅井夫人(安部享子さん)の誘いに乗って、あやこさんとともにご一緒させてもらいました。

今夜はデザイン系女子の集いです(^^)  デザインの話はほとんどせず、食べ物の話ばかり! そうこなくっちゃ。

本日のオーダー三人前はこちら。パパドとチキンティッカマサラ以外はチベット料理です。

パパド(うす焼きせんべい)
ピンサラダ(春雨と大根のあえもの辛口)
ショゴカッツァ(ゆでたジャガイモのスパイスあえ)
ラブシャ(鶏肉と大根を炒めて煮込んだ具だくさんスープ)
パクシャ ンガルキュル(チャナ豆粉の衣で揚げた豚肉料理)
ティンモ(花巻のような、チベットのシンプルな蒸しパン)
ビーフモモ(粗挽きビーフ100%のモモ。手作りの皮がモチモチした蒸し餃子)
ベジチーズモモ(野菜とチーズをはさんだモモ)
チキンティッカマサラ(鶏肉のインド風焼き物)
ハチミツ豆乳アイス
ネパールアイスティー

すごい食べてますね。本当は最後に冷麺も頼もうかと思ったんだけど押しとどめました(笑)

何しろ味つけが優しくて温かくて、食べれば食べるほどもっと食べたい! という気持ちを引き出されてしまうのです。

料理により、辛いものや複数のスパイスが効いたものも少しはありつつ、全体的な印象はあっさり塩味系。わたしのざっくりした印象では、ネパール料理に近いと感じました。

ひとつひとつのお料理がとても丁寧に作られていて、まさしく手料理と呼びたいぬくもりが、しっかりと伝わってきます。

その丁寧な気持ちは接客にも表れていて、店主の黒木さんの柔和な微笑みに心和みます。黒木さんは元僧侶のチベット人なのだそうです。日本語はバッチリ。今日はいらっしゃらなかったけれど、奥様は日本人です。

メニューの半分くらいはインド料理になっています。せっかくだからチベット料理が食べたいですよね〜。

でもチキンティッカが美味しかったので、他のインド料理も結構美味しいはず。マトンカレーがとても気になる。

わたしが特に気に入った料理は、
ショゴカッツァ
ラブシャ
ティンモ
ビーフモモ
です。

何度でも食べに来たい。

特にビーフモモは、わたしのモモ史上最高でした。とても旨みの濃い牛挽肉がゴロンと塊で入っていて、肉のまわりに小籠包のようなスープが滲んでいます。

それがモチモチの皮に包まれ、ふっくら柔らかく蒸し上がっています。牛肉がストレートに美味しい。小籠包がお好きならぜひ。

ショゴカッツァは、ジャガイモ自体は塩ゆでの状態で、玉ねぎに絡んだ甘辛いスパイスが周囲にまぶされています。

スパイスのコクと、ジャガイモのホクホク感が好対照で、永遠に飽きない組み合わせ。

この味が好きじゃない人などいるのでしょうか? と思ってしまいますね。

ラブシャは、鶏肉と大根が器にどっさりと入っていて、もはやスープは逼迫された存在(笑)

絶妙な出汁に、ココナツミルクなのかうっすらとしたミルク感があり、出しゃばりすぎないスパイスの調味。

大根が鶏とスープの旨みを吸っていて、この上なく美味しい。

わたしはこれ大好き。人によっては味が薄く感じるのかも? わたしは自分で鶏大根煮を作るときも薄味ベースなタイプなので、こういう味つけがハマるのです。

ティンモは、花巻のような蒸しパン。かすかに酒粕のような良い香りがします。

こんなに大きい花巻は初めて。大きくてフカフカで中まで熱い。表面が全く水っぽくないところも魅力的。蒸し加減が絶妙なのでしょう。

特に味つけがしてあるわけじゃないのに、とても美味しい。何もつけなくてもいいから3個ぐらい食べたい。

うーん、美味しかったですねえ。手料理の美味しさは尊い。人柄が全部出ちゃいますね。

曙橋駅って初めて降りた駅だし、すごい遠くというイメージだったけど、新宿三丁目の隣駅だったんですね! もはや副都心線があればどこでも行けますわ。

駅前特ににぎやかじゃないですけど、靖国通りを防衛省のほうにまっすぐ歩いて3分ぐらいでタシデレに着くから楽勝です。

また行きたいな〜。気になるメニューがたくさんあります。特にあの、ハッタイ粉とバターを手で捏ねて食べるやつとか。すごく民族料理っぽい。かっこいいべ。←ミーハー

乗り慣れない都営新宿線を、少しだけ身近に感じられた夜でした。


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2016.08.18

味覚とハートにパキッとくる芯のあるカフェ。

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暑くて200メートルごとに休まないと前に進めない。ルモンドグルマンでランチしたあと、カフェアンセーニュダングルの前で力尽きた。ここで涼もう。

ときどき本を一冊持って来るお店。今日はコーヒーだけと思っても、必ず注文してしまう美味しいチーズケーキ。独特の空気感。

何十年か昔、喫茶店は今よりもっと敷居の高い場所でした。お店ごとにマスターのこだわりがあって、雰囲気も客層もキャラクター分けがされていた。そんな時代をちょっと思い出します。

現代の自由が丘に於いて、カフェアンセーニュダングルはそこまで強い個性を強いてくるわけではありません。しかしこういった独自の哲学を感じるお店は珍しくなりました。波長が合えば、落ち着くことでしょう。

わたしはどうかな。何度も行って、良い時間を過ごしたと感じているということは、合ってないわけではないと言える。

しかし多分に近くの席の人次第というところがある。基本的に静かなお店なので、会話が盛り上がっている人たちがいると多少気になる。全面喫煙可なので、タバコを吸う人がすぐ隣だと、これも気にならないことはない。

パソコン禁止というのは今まで知らなかった。わたしは個人的にこれは歓迎。キーボードを打つ音は案外気になる。休息の場で、仕事中の熱いオーラを他人様か ら感じるのも少し疲れる。まあこれはスタバなどのざわついたカフェに行けば気にならないことなので、場によるということでしょう。

席は入って左側の小部屋に落ち着くことが多い。ここはソファ席でこぢんまりしており、店員さんもあまり来ない。読書に適している。

右側の大きなテーブルは、いつも生花の薔薇が活けてあり美しい。薔薇の本数は、いついかなるときにも14本と決まっているそうです(カフェマニアの川口さんに聞いた)。相席になる場合があるのを気にしないなら良いお席。

奥のカウンターは、店員さんが常に目の前にいる。今のところ知り合いという雰囲気でもないので、少しだけ緊張する。ただここは、タバコのにおいがしなくてクリーンな空気で過ごせる。

左奥の席はまだ座ったことがない。ここは複数人で来た人が案内されるエリアなのかも。

前置きが長くなりました。(前置きだったのか!)

本日のオーダーは、琥珀の女王。アイスコーヒーにクリームを浮かべた涼やかな一杯。やっぱりさすがです。この店はコーヒーがとても美味しい。

わたしはもともとコーヒーが苦手で、美味しいコーヒーしか飲めません。アンセーニュダングルのコーヒーは、何杯飲んでも心地良い。しっかりとした芯と輪郭。ピントの合った味。味覚とハートにパキッと来ます。

これぞこだわりってやつなんではないか。詳しいことはわからないけど、素直に美味しいと感じます。

お約束のチーズケーキは、今日はガマンできた(笑)ランチでおなかいっぱいでしたからね。

でも本当に美味しいチーズケーキです。ケーキ屋さんのチーズケーキとはまた違うテイストなんですよね。コーヒーと合わせてこその味。チーズケーキがホロっと崩れる隙間に、美味しいコーヒーが流れ込む感覚。ゾワゾワします。

また今度、読みたい本を持っておじゃまします。たまにはカウンター席で自分を鍛えようかしらん。


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自分好みのトッピングに変更で美味しく。

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ランチタイムを逃してしまい、通し営業のお店で一番近かったベアバーガーに駆け込む。平日は空いてて安心です。

本日のオーダーは、ハンバーガーはビッグブルー、サイドメニューはフレンチフライ、ドリンクはローズのソーダ。

ビッグブルーの構成は、ビーフ、ブルーチーズ、カントリーベーコン、スタウトオニオン、トマトフィグジャム、マルチグレインバンズ。

要するに、ベーコンバーガーのブルーチーズ入りです。

前回食べたときに、スタウトオニオンとトマトフィグジャムの甘さが気になったので、スタウトオニオンを生のオニオンに、トマトフィグジャムをスペシャルソースに変更してもらいました。

これは正解だった♡ とてもわたしの好きな肉肉しい味になって、ストレートに肉の美味しさを味わえました。ベーコンとブルーチーズも質が良くて、しつこくない。

ローズソーダもオシャレな味でした。女子力(死語?)上がりそう〜。

ここはトゥモローランドが経営しているせいか、インテリアがオシャレだし、店員さんも素敵な人ばかり。音楽がいつも80〜90年代のアメリカンヒットチャート中心なのも、個人的にツボです。

来週もまた友だちと行く予定(笑)

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歯がなくても食べられる和牛ほほ肉煮込み。

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超絶美味しいフレンチビストロを発見。いや既に有名だから、発見てこともない。近辺の美食家の皆様はもうご存知。まだ去年オープンしたばかりなのに、大人気です。

ルモンドグルマン。食いしん坊の世界って意味ですって。その世界に住みたい。

直前電話予約でランチのラストオーダー13:30に飛び込みました。20席ほどの店内はテーブル席は満員、カウンター席は空いていた。カウンターにゆったり座れて良かった。

チャーミングなギャルソン男子からお料理の説明を受ける。自由が丘には美男美女の店員さんが多くていまだにびっくりする。満席で忙しいのにとても丁寧で感じがいい人。

Aランチは前菜+メイン1種類で1500円
Bランチは前菜+メイン2種類で2500円

通常はわたくし魚不要ですが、パイ包み焼きということで美味しそうだったからBランチを選択。

アミューズが届きました。シソのビシソワーズ。あらまあ、なんと美しい。ガラスの器に散らされたグリーンのグラデーション。摘みたての爽やかさが香る野菜と、夏らしいスッキリとした味わいのシソのビシソワーズ。素敵!

続いて、白身魚とタコのパイ包み焼きが到着。ひ〜〜、かぐわしい焼きたてパイの香りでやられる。パイが表面一枚薄くてパリパリ。中は白身魚とタコがたっぷ りで、タコの食感の良さに脳が刺激される。非常にさらっとした味付けでいながら、必要十分以上の美食感。並大抵の腕前ではないですね。

そして、和牛ほほ肉のワイン煮込み。びっくり。こんなに柔らかい牛ほほ肉煮込みは初めてです。ナイフが要らないどころか、歯が要らないぐらい柔らかい。プニョンプニョンです。

ただ柔らかいだけでなく、しっかりとした赤身肉の逞しさも兼ね備えており、肉食べてる! という充実感を感じます。量的にも十分。この値段でこの質と量は大サービス。

赤ワインソースは、かぐわしい葡萄の香り。洋食屋さんのソースとは違う味。フレンチビストロならではと言えるのではないでしょうか。

つけあわせのマッシュポテトがまた美味しくて。何か軽く発酵したチーズのような香りをかすかに感じました。ものすごく熱くしてあり、その熱さの作用でますます芋を美味しく感じるのでした。

パンはトシオークーデュパンですね。食べ慣れているパンを改めてレストランでいただくと、なぜか照れくさいような嬉しい気持ちになります。

デザートとコーヒーはコース外で、ココナツのブランマンジェ マンゴーソースと、カフェラテを頼みました。

ブランマンジェは白い飴細工を美しくあしらい、フレッシュな完熟マンゴーがたくさん添えられていました。マンゴーソースというより角切りマンゴー添えという感じ。散らされたミントが良いアクセントになっていました。

カフェラテは良質なコーヒーの味。きめ細かい泡をスプーンですくって食べる幸福。この泡がなかなかなくならなくて不思議でした。

以上でランチタイム終了。大満足でした。

あとで情報を見たら、嘉藤貴士オーナーシェフは、パリのステラマリスや、タテルヨシノで修行を積んだ名人なのだそうです。詳しいことはわからんけど美味しかったからすべてよし。

この内容なら人気が出るのも当たり前ですね。ぜひまた何度も訪れたい。そんなレストランに出会えて今日は幸せです。


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揚げわらじドーナツ。

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自由が丘ビーバーテイルズ、初めて来ました。カナダからやってきたお店。オバマ大統領のお気に入り。ビーバーの尻尾型に揚げてあるドーナツ。前情報はそれぐらい。

ジュノエスクベーグルの手前で緑道に入り、ナポリハウスの向かいにあります。

いつも空いているように見えるんですが、席に座って食べていたら案外お客さんの出入りがあった。男性客も珍しくない。

オバマテイルズ(オバマ大統領のお気に入り味)と、アイスカフェオレを頼みました。

グルングルン回っているアイスクリーム冷蔵庫が気になる。アイスクリームと、トッピング用のフルーツがここに保存されています。

店内は赤白のコーディネート。明るくて清潔感があります。

席で待つと、揚げたてのビーバーテイルズが運ばれてきました。マジでアツアツ。思ったより大きい。

わらじ型で直径25センチほどか。まさにわらじドーナツではないか。厚みは薄くて、3〜5ミリぐらい。厚いところは中身のフカフカ感を味わえて、薄いところはカリカリとしたクリスピー感を味わえる。

オバマテイルズの味付けはシナモンシュガーで、生クリームとチョコレートソースがトッピングしてある。

意外と甘さはいやみがなくて、輸入品のジャンクなお菓子のような甘さはない。シナモンの風味も適度。

思ったよりずっと美味しかったです。この辺を通りかかることがあれば、また寄りたいと思います。


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溢れいずる脳内美味しい物質。食べる悦楽やまず。

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お盆シーズンで比較的空いているとのツイッター情報を得て、またまた東急バスでサンバレーホテルに行ってまいりました。

19時開店で、到着したのが19:20。ラストの一席を得ました。ラッキー☆ 次に来た人は1時間待ちだった。

夜のメニューはカレーが4〜5種類。今日はチキン、マトン、野菜、魚の4種類。魚以外の3種類をスモールサイズでオーダー。あとはバスマティライスのビッグと、ラッシー。

30分ほど待つ間に、おなかはぺこぺこ。出来上がり次第、次々に届きました。もう見た目だけでクラッとくる。本当に美味しそう。んで、やっぱり美味しかったです!

先日のビリヤニが美味しかったから、ディナーへの期待値がかなり上昇する中、期待を裏切らない味でした。いや、期待以上でした。

こってり感や宮廷料理のような高級感とは逆を行くさらりとした仕上がり。スパイスの調合と調理のタイミングがものを言う。そのセンス抜群でした。

あまりにも美味しくて頭がぶっとんでしまい、ものすごい早さで平らげてしまいました。正直、あんまりよく覚えてない。何が起きたんだろうかっていう夢のような後味。

かすかな記憶を頼りに言うと、チキンカレーとマトンカレーはトマトベースで、骨つきマトンの衝撃度が強かった。ムッチリとしたマトンから染み出る香りとうまみが溶け出して、バスマティライスにじわっと滲む。肉の味とコントラストを描くコリアンダーの青臭さがたまらない。

野菜のカレーはにんじんとじゃがいもがホコホコに煮えていて、辛いスパイスの入っていないクリーミーな仕上がり。テイストの違う野菜カレーと肉カレーをバスマティの上でまぜまぜしてスプーンでかきこむ幸福感の強さよ。

完璧でした。こういう、高級感とは別の指向性で、食べる人に大きな高揚を与えるのは至難の技だと思う。料理ってすごいな。素晴らしい経験をした。

また伺います(^^)


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おかずになる味の唐揚げ。

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自由が丘鶏唐揚専賣店は、開店当初からちょくちょく行っています。ほか弁のない自由が丘の救世主と言えるのではないでしょうか。

システム化されたお惣菜工場の味とは全然違います。ちゃんとした鶏肉で、ちゃんとした手作り、いつも作りたてで、お弁当の値段が500〜600円なら良心的と思います。唐揚げ大好きなんで♡

大体いつも、甘だれ弁当です。大きめで平らな唐揚げに、さらっとした甘だれが絡んでいます。甘だれがゼリー状になってないところがわたし好み。この甘辛さが白米によく合い、唐揚げライスを満喫できます。

以前はライスの上に水菜を散らしてその上に唐揚げが乗っていたんですが、現在は白米と唐揚げと副菜が仕切られたお弁当箱に入っています。どちらかというと前のアレンジのほうが好きだったかも。

グラム売りの唐揚げを、別注文で1個か2個買います。醤油味か、にんにく味が好き。週替わりのスペシャル味もあります。

多少の煮物などの副菜が添えられていますが、圧倒的に緑黄色野菜不足なので、並びのピーコックでベビーリーフやグリーンリーフを買って添えることが多いです。パーフェクトだ。完全食。

自由が丘はほかにも唐揚げをお惣菜やスナック的に買えるところがいくつかありますが、わたしはここの唐揚げが一番好きです。どこよりも白米に合う味だと思うので。

唯一の悩みは休業日がわかりにくいこと。遠くから見て、やってるかやってないかわかりにくいのも困る。「今日は唐揚げ弁当を食べよう!」というテンションになった日は、休みだと引っ込みがつかなくなっちゃうんですよね。代わりになる店はないし。

まあそれぐらい好きだってことです。今後とも勝手に贔屓にさせていただきます(^^)


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日常生活に欠かせない休憩所。

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星乃珈琲店は、わたしにとってないと困るお店です。駅前の一階で入りやすく、分煙がバッチリで、ほとんどの席にパーテーションがあって落ち着く。机 の高さが勉強や読書に合っている。食事も飲み物も安くて美味しい。コーヒーのおかわりは半額で、長居がしやすい。夜は10時半までやってる。

こんなありがたいお店があるでしょうか? チェーン店だからってばかにできません。感謝しつつガンガン行ってます。

今日は読書しながら、お食事とデザートとコーヒーを。

食事メニューで特にお気に入りなのがこれです。カリカリチキン&カニクリームコロッケプレート タルタルソース。(880円)

タルタルのかかったカリカリチキン、カニクリームコロッケ、つけあわせのナポリタン、ごはんの上に目玉焼き、申し訳程度のサラダ。どうですよ、このわたし の欲望を見抜いて反映されちゃってる感。ライスがケチャップライスならお子様ランチじゃないですか。こういうチープな洋食は大好物です。

特にタルタルが大量で、ちゃんと手作りの味なところが素敵です。タルタルだけでライスいける。頭を使わず、何も考えずにひたすら食欲を満たすには最適のタルタルプレートです。

デザートは季節限定商品の中から、京都宇治上辻園 宇治抹茶のパンケーキ。厚焼きのスフレパンケーキの上に、抹茶クリーム、生クリーム、抹茶アイス、黒豆煮、生八つ橋の皮一枚がトッピングされています。

こっちはあんまり好みじゃなかった。抹茶クリームが甘くてベタッとしてる。そもそもわたしは抹茶があまり好きじゃないのです。すみません(笑)季節限定にやられた! 抹茶がお好きな方には良いのかと思います。

ほかにも、コロッケサンドやカルボナーラなど、思ったより美味しいと感じるメニューが多い。コメダ珈琲店がなくても、自由が丘は星乃珈琲店が背負ってくれてるから大丈夫といつも思います。

末長く御繁盛なさいますように。いつもありがとう。


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何を乗せても美味しい食パン。

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穂の香さんは自由が丘とはいえかなり九品仏寄りに位置しており、なかなか行く用事のないエリアにあります。

MBTで靴を買うついでか、モンドの帰りか、エステの帰りか、それぐらいですね。でもわざわざ行く価値のあるパン屋さんだと思います。ついでがなくても。

今回は割と見た目地味なラインナップ。何しろわたしは穂の香の食パンが好きで、まず食パンを確保。それから菓子パンや惣菜パンを食べきれる量で買います。

何を買ってもハズレがない美味しさ。見た目以上の高品質感に驚くことしばしです。良い材料をお使いですよね。あまり高くないし、見た目が素朴だから、さほど期待感は煽られないのに、食べてびっくりですよ。美味しくて。

皆さんのお好きなミルヒはわたしも大好きです(^^)  今回は売り切れでした。

グラム売りの、プレーンのドイツパンと、くるみとレーズン入りのパンを2枚ずつ買いました。最近のパン屋さんにしては珍しく、きっちり酸味を出しています。それがいやみがなくて食欲をそそられる。硬くなく、柔らかく、水分は多いです。

クッキー生地のかかった長細いパンはバトンブール。中に白いミルククリームが入っています。クリームは少ないのですが、まわりのパンとのバランスがちょう ど良くて、とても美味しかった。クッキー生地の部分のクオリティが予想を上回っていて、すごくいいバターを使っていると思いました。

食パンはきめ細かく、しっとりと水分を擁しており、日本のパン屋さんらしい繊細さを感じます。変に主張せず、甘さの押さえ方が絶妙で、おかず系のものを乗せても美味しいし、甘いものを塗っても美味しい。

高級な食パンていうと妙に甘かったりすることがたまにあるのですが、わたしははっきり感じるほど甘いのは苦手。ペリカンぐらいがちょうどいいです。穂の香 の食パンはペリカンより甘くないぐらい。それでいてこの旨みというのは大したものです。やっぱり素材が良いんだと思う。あと、釜の手入れが良いに違いない ですね。

個人的に、パン屋さんの良し悪しは釜の手入れによるところが大きいと感じています。いくら素材が良くても、釜を丁寧に掃除してなかったり、メンテナンスをちゃんとしてないと、パンの味が如実に落ちますね。そういうお店は本当に残念。穂の香さんはバッチリです。

美味しい食パンが家にあると、なんかそれだけで豊かな気持ちになるし、安心しますね。食パンに困らない人生を送りたい。食パンの御守りがあればいいのに。毎日拝みます。


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ビリヤニは辛口。全体的にボリューミー。

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自由が丘インディアのお料理をデリバリーで頼みました。

お店ができた頃、よく頼んでいました。店舗にも一度だけ行ってみた。なんとなくご無沙汰しているうちに、お店の名前が変わっていました。2016年6月に、ザルワ ビリヤニ カフェに変更。ザルワはイスラム教の神様の名前。お料理の味は変わってません。

あまりにも久しぶりだったので忘れていたんだけど、ここはものすごく量が多い。一品1000円〜1600円ぐらいの料理で、確実に2人前以上入ってる。3人で食べてもいいぐらいですな。特にビリヤニは多い。一人では食べきれない。そういうわけでコスパは良い。

夕飯用に、マトンビリヤニ(ライタつき)とゴビ・マンチュリアン(カリフラワーのフリッター)

翌日ランチ用に、バターチキンカレーとサフランライスを注文しました。

出前館でオーダーして、50分ぐらいで到着。紙袋に小綺麗に入れてあり、配達の人は感じが良い。ちなみに日本人の男性。

マトンビリヤニは、ふっくら炊き上がった長粒米に、ホールスパイスがゴロゴロ、パウダータイプのスパイスも多め。味付けは濃いめで辛口。辛さに耐性のある わたしでも、もう少し辛くないほうが一層美味しくいただけるはずと感じる。確か、辛さは選べるようになっていたと思うので、辛さ控えめで注文すると良いか もしれません。

ライスのパラパラ感や、マトンの多さは良かったです。ライタ(ヨーグルトソース)もたっぷりついてきます。

ゴビ・マンチュリアンは、カリフラワーのフリッターに中華あんかけを絡ませた料理。インド料理というより中華料理の味。マンチュリアンとは満州風という意味だそうです。

ビリヤニの箸休めにはなかなか良かったです。一口大のフリッターが食べやすくて、カリフラワーの歯応えが適度に残っていて美味しい。

翌日、バターチキンカレーとサフランライスを温めて食べました。

これも量が多い。2人分はある。ビリヤニは3人分あった。一人で食べるときは、分けて取っておいたほうがいい。

バターチキンカレーは、王道的な味。皆さんおなじみの、辛くなくてマイルドでクリーミーな味。たくさん食べると甘さが少し気になってくる。鶏のムネ肉は柔 らかく、多めに入っている。固形の具はもちろんチキンだけです。微妙に濃厚で、どなたでも美味しく食べられると思います。

サフランライスは一晩置いたせいか、サフランの香りが飛んでしまっていた。そうなると味気ない。自分で白米を炊けば良かったかな。

出前館で4000円以上オーダーすると、タンドリーチキン1本プレゼントになります。なぜか今回は入っていなかった。タンドリーチキンお願いしますと書いておかないとだめなのかな? もうおなかいっぱいで食べられないからいいですけど(笑)

でもこのタンドリーチキン、柔らかくて大きくて美味しいんですよ。また食べたいな。

こういう手作りのインド料理をデリバリーしてもらえるというのはありがたいですね。またお願いします。


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中勢以熟成肉コース、きのこ尽くしワジョスペシャル。

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代官山にオープンした姉妹店ファロに行ったときにいただいたチケットで、ランチをば。中勢以熟成肉コースをほぼ半額ぐらいのお値段で食べられるという太っ腹な企画です。

本日のメニューは、

オーボリ(タマゴ茸)のフェデリーニ
新イカとアーティチョークの炭火焼き
甘鯛のクロカンテ 松茸のスープ
スペイン地鶏とポルチーニのニョッキ
但馬牛熟成肉 5月23日から約3ヶ月熟成した内もも肉
フレッシュベリーとジャスミンのジェラート

ですです。

やってくれるな〜〜。わたしの大好物、きのこ尽くしですよ! 宮木さん、ありがとう!

モンドのお料理は、毎日シェフのおまかせコース一本なんですが、決して一種類ではなくて、テーブルごとに出てくるものが大概違います。

何が好きで何が苦手系とか、顔に出したり伝えたりすると、どんどん行く回数を追うごとにストライクのお料理ばっかり出てくるようになる。

従って、何度行ってもサプライズがあって楽しくて美味しい。前に一ヶ月で3回ぐらい行ったことがあったけど、そのときも全然違うものが出てきて面白かった。宮木さんの引き出しは無限大に広がっております。

今日はもういきなり前菜からエンジン全開でびっくりした。タマゴ茸、美味しい!! 生のタマゴ茸と炙ったニンニク、冷たいフェデリーニ。まだ一皿目でさえない前菜で即死するレベル。

次の新イカがまた素晴らしくて! 小さい赤ちゃんのイカ。フワフワに柔らかい。そこへペースト状にしたアーティチョークとイカスミを練ったソース。上からパラリときのこのトッピング。やばい〜〜。やられた。

そして更に次の料理でノックアウト。甘鯛のクロカンテ 松茸のスープ。うろこサクサク。白身が甘くてホワホワ。松茸のスープが激烈に美味しい。どう考えても上質な昆布ダシの味なんだけど、生ハムやドライトマトなどの食材から取った出汁なのだそうです。マジック!

スペイン地鶏とポルチーニのニョッキ。パーフェクト! 完全にわたし好みの要素だけでできている。しかも何気なく大盛り(笑)ありがとう☆

そして来ましたああ! 中勢以熟成肉、但馬牛内もも肉です。これも大盛り(^^; 恐縮です。しかも内もも肉なんて一番いいところじゃないですか。脂ノリノリ赤身ネッチリ、三ヶ月近くの熟成で余分な水分が抜けて、旨みが凝縮しています。

中勢以の熟成肉を宮木さんの火入れで食べる経験をすると、ほかの熟成肉は熟成加減が中途半端に感じてしまうことがある。難しいことはわからないけれど、熟 成も色々やり方あるみたいだし、こういうものの火入れはすごく料理人の人格が出る。宮木さんは、とても丁寧で優しい。牛に対しても食べる人に対しても優し い。

野菜が嫌いなわたしでも飽きずに楽しく食べられるように、スルッとした食べやすい野菜を絵のようにあしらってくれた。本当にありがたいです。

デザートはフレッシュベリーとジャスミンのジェラート。仕上げにテーブルでベリーの温かいソースをかけてくれた。酸っぱくなくて美味しい。甘みもちょうど良くて、夏のデザートにふさわしい。

カプチーノを飲みながら、ソムリエ田村さんと少しお話した。最近の食べ歩きの話とか、音楽の話とか。いつもわたしの知らないことをさりげなく教えてくれて助かる。今年こそ田村さんがマグロを釣れるようにお祈りしていますよ。

どえらいごちそうさまでした。原価割れしてませんかね‥‥。少し心配です(笑)ありがとうございました。


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メニュー豊富で何でも美味しい。南インド料理界の一流店。

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ドーサが食べたくなって、神谷町ニルワナムまで遠征。ときどき無性にドーサが食べたくなります。そんなにあちこちで食べたわけでもないけど(そもそもあまりない)、わたしのベストドーサはニルワナムです。

電話してみたら、一人だと予約はできないけど今日はいつもより空いてるから大丈夫ですというお返事。良かった!

本日のオーダーは、ラッサム、ケララマトンフライ、マサラドーサ、ライムソーダ、ラッシー。

最初にラッサム(トマトのスープ)が来ました。ほどよく酸っぱ辛くて、スパイスのコンビネーションが抜群。やっぱりニルワナムは美味しいなあ。しみじみ美味しい。

次にケララマトンフライが届きました。焼いたマトンにココナツオイルとハーブとスパイスを絡ませたもの。フライではないです。しっとりと柔らかいマトンがジュワッと焼かれています。

これは結構辛い。わたしの好みの辛さです。辛いだけじゃなくて、深みのあるスパイスの味と香りがマッチして、得も言われぬ複雑な妙味を醸し出しております。どえらい美味しい。

わたしがニルワナムを好きな大きな理由のひとつが、こういう肉料理のシリーズを頼んだら全部美味しいっていうところ。

大人数で来てたくさんの種類を頼んだことがありました。チキンもマトンも本当にどれもが絶品で、しかも似たような味じゃない。それぞれに工夫されています。

最後にドーサがやってきました☆

マサラドーサは、巨大なクレープ状の生地の中にスパイスで調味された温かいポテトが入っている料理。

ダールスープ(豆)と、ココナツチャツネ、トマトチャツネが添えられています。前に食べたときはダールじゃなくてラッサムがついてた気がする。わたしがラッサムを別注文したから、気を利かせてダールに変えてくれたのかも。

このドーサ、直径40cmはあるでしょうか。大きくて薄くて表面パリパリ、裏面はしっとり。これだけですごくおなかいっぱいになります。

このドーサを千切りながら、添えてあるダールやチャツネをつけたり、中の具のポテトや、ケララマトンフライを包んだり、ラッサムに浸したり、マトンにチャツネをかけて包んだり、テーブルにあるものでたくさんの組み合わせを楽しめました。

この組み合わせは正解だったなあ。めちゃめちゃ美味しい。美味しすぎてほとんどトランス状態。まさにニルワナム(至福)ですよ。看板に偽りなし。

帰ろうと思って立ち上がったら、「チャイ飲みます?」と声をかけてくれた。みんなにサービスしているのかな? 感謝。

スパイスの味と香りのする美味しいチャイでした。十分甘いけど、チャイ基準で言うと甘さ控えめなほうかも。

あっという間に食べてしまいました。一人で発作的に来るのもいいけど、やはりたまには大勢で行って色んな焼き物やカレーやビリヤニを分かち合って食べたいという妄想が浮かびます。ランチバイキングもまた行きたいし。

有明にも支店ができたんですね。自由が丘にも支店出してください!! もうホントにそれがわたしの心からの願いなんですよ。よろしくお願いしまっっっす☆


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快適な空間で美味しいパフェ三昧。

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カフェ コムサ。池袋西武の7階にあります。デパートの中でこの味、この雰囲気、なかなかたいしたもんですわ。

まず店内がオシャレですね。レイアウトも狭苦しくなくて、落ち着きます。売り場のすみっこに面していて、買い物客のざわめきも気になりません。

本日のオーダーは、沖縄産完熟マンゴーパフェ。2000円なり。もうプレミアムフルーツのパフェって最近これぐらいが標準化しちゃってますね。高いとは思うけど、これだけ美味しかったら妥当でしょう。

マンゴー、とても甘く柔らかくてトロトロでした。まさしく完熟☆   

マンゴーの下に、5ミリぐらいの生クリームの層があり、その下はバニラアイスクリーム、アーモンドスライスでした。

コーンフレークじゃなくてアーモンドスライスを使っているのは良いですね! 美味しく感じました。

生クリームとバニラアイスクリームの品質も良く、さすがの高級感という印象。

マンゴーローズブーケパフェと、両方ともメニューにありました。ブーケのほうは沖縄産と書いてなかった。違うマンゴーを使っていると思われる。

ほかにもたくさんパフェの種類があって魅力的。10種類ぐらいあったかしら。ぶどうのパフェ、プラムのパフェ、桃のパフェ、スイカとメロンのパフェなども食べたかったです。

駅直結で快適に過ごせて良いお店ですね。池袋に来たときは、ここにまた来たくなりそうです。


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濃厚な白湯そばか、透明な塩そばか。

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自由が丘、銀節や跡地の中華そば ふく山。オープンした5月に一度行き、特製塩そばを食べたことがありました。

今日は二度目。特製白湯そばにチャーシューをトッピング。半チャーハンもつけました。

時刻は22時50分。ずいぶん遅くまでやってるんだなあと思って、お店の人に「何時までやってるんですか?」と聞いたら、「11時まででーす!」というお返事。マジすか(O_O) 食べ終わらんよ(笑) そのあとゆっくり食べたけど、急かされることもなく大丈夫でした。

特製白湯そばが届きました。うおお、思ったより濃厚。塩気も多い。個人的な好みで言うと、この前食べた特製塩そばのほうが、あっさりしてて好きだったなあ。写真の4枚目は前回の特製塩そば。

ここに限らず、濃厚系のラーメンが苦手なんですよ(^^;  じゃあ白湯そばなんて頼まなければ良いじゃないか! というセルフツッコミを入れながら食べました。全然まずくはないです。むしろお湯を少し足したら大好きになりそう。濃厚系が好きな人なら好きでしょう。

スープ以外の部分は全部良かったです。細くて黄色いちぢれ麺と、トロトロのチャーシュー。チャーシューはこの前のほうがボーボー炙ってある感じがしてた。今日は全体的に柔らかい。

続いて半チャーハンが届きました。ええっ! これで半チャーハンなんだろうか。全チャーハンにしか見えない。最後の客だったからサービスしてくれたのかな‥‥。それともいつもこうなんだろうか。いつも350円でこんなにあるなら大サービスだよ。

ものすごく適当に作った感に溢れていながら、けっこう美味しかった。チャーシューいっぱい入ってるし、ごはんもちゃんと焼きつけている。塩分は少々強め。しょっぱいというほどではない。

なんかすごく空気がゆるくて、陽の気のあるお店ですわ。適当に見えるけど美味しいし、接客もゆるゆるなのに感じは悪くない。面白いお店。このゆるゆる感を味わいにまた行きたくなる。

オールカウンター席で割と狭め。実は5月から今日までの間に何度か入ろうと思ったのだけど、超満員で諦めたんです。混んでないときを狙ってゆるゆるしたいですね。


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餃子はもちろん、ほかの料理も美味しい。

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餃子食べたい発作に襲われ、一路泰興楼へ。ラストオーダーに間に合った。

泰興楼にはもう、何十回訪れたことでしょうか。冬場の発酵した白菜鍋(酸菜鍋というの?)の季節には、ほぼ週イチぐらいで通いつめます。

有名な餃子はもちろん、ほかのものも本当に美味しいんです。牛バラ角煮ごはん、春巻き、黄にらイカ炒めとか大好き。餃子以外のものを食べるときのほうが多いです。

今日は何がなんでも餃子という気分。一人では滅多に頼まない焼き餃子6個いっちゃいました。いつもは頼んだとしても4個。ひとつが大きいから、4個でもかなりのボリュームです。

あとはお初の「カニとたまご炒め」に、ライスをつけて。お茶は無料で急須ごと持ってきてくれます。

カニとたまご炒めから来ました。たまご3個分ぐらい。ネギ、しいたけ、たけのこの細切りと、カニ肉が入っています。野菜はアクが抜いてあるのか、えぐみが なく食べやすい味。カニは思いのほかたくさん入っていました。どこを箸で取ってもカニが入ってる状態。たまごは柔らかさを残しつつ、半熟のところはほとん どなく、絶妙な焼き加減。塩味が適切に効いていて、ごはんがどんどん進む味。

美味しいですね。だいぶ美味しいです。もうこれとライスだけで良かったんじゃないかと思うぐらい。

などと言いながら、焼き餃子が目の前に来たらテンション急上昇。いつもながら大きい(o^^o) 焼きたてで激アツ! もっちりと厚い皮に、箸で持つと重いぐらいの具がギューギュー。

泰興楼の通販サイトを見ますと、原材料は、強力粉、豚肉、キャベツ、ニラ、ネギ、ショウガ、醤油、胡麻油、酒、調味料と書いてある。豚肉は肩ロース肉。

なるほど。この赤身ならではの噛み応えと弾力は、肩ロースゆえか。ひき肉というより粗みじん切りぐらいに感じる。中身は肉汁と野菜から出る出汁が絡まって旨みのカオスになってる。胡麻油と醤油はけっこうたくさん入っていると思う。何もつけずに食べて十分おかずになる。

やはり6個は多かったかも。休まないで勢いで最後まで食べた。この皮の厚さは、中国では餃子はおかずじゃなくて主食扱いという話を思い出させる。でも日本人ならライスと食べたいですよねー。

今日も美味しかったです。泰興楼大好き。ごちそうさま。


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2016.08.09

松風のファンです。

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池袋東武百貨店の催事で、亀十のどら焼きを買いました。

浅草のお店にも昔からたまに行っています。最近すごく並んでるんですね。気がつかなかったわ〜。

東武百貨店を通りかかったらたまたま亀十を売っていて、5分ほど並びました。本店のほうは20〜60分待ち? 2年ぐらい前にフラッと寄って松風一個だけ買って帰ったことがありました。あのときはたまたま並んでなかったのかしら。謎。

本日のお買い物は、どら焼き小豆あん、松風、カステラでございます。

どら焼き、美味しくなりましたね。以前はもっと焦げ過ぎだったような記憶が。これぐらい軽い焼き加減だと、優しい甘みがして美味しい。焼き目がまだらで、ふわふわの蒸しパンのような生地は、一般的などら焼きの皮の味ではありません。オリジナル!

あんこも前はもっと硬めに炊いてあって甘かったような気が。全体的に現代風の味にリニューアルされている印象。

どら焼きよりもわたしが好きなのは、松風です。黒糖の味がしっかりとする生地は、これまた蒸しパン系で気泡が多くてフワフワ。あんこは少量です。この黒糖の味の生地とあんこの組み合わせが、甘い×甘いで良いハーモニーになってます。

カステラは初めて買いました。底にザラメがザラっと敷いてあり、噛むとサクサクします。生地の味は昔ながらのカステラで、甘くて卵黄の味がしっかりします。これも結構美味しい。人にプレゼントしたくなるレベル。

そろそろまた浅草に遊びに行きたいですね〜。


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悶絶コースに悶絶した夜。

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お祝いの席に呼んでいただいて、かねてから憧れの炭火焼肉なかはら悶絶コースに悶絶いたしました。

一日一組限定。1週間以上前からの予約が必要。値段は時価! なんだかんだ希望日を予約するには、1ヶ月以上前から予約しないと取れませんでした。人気あるんだな〜。

内容は日によってだいぶ変わるみたいです。毎日争奪戦の「幻のタン」は必ず入るみたい。「今日は焼き物がすごく多い日です」と店員さんが言っていた。確か に他の方のレビューを拝見しても、ここまでは焼き物が出ていない様子。わたしたちの欲望を予感していたのかしら? なかはらさんスゴイ。

ちなみにメンバーは、選りすぐりの肉アスリート4名。質、量、食べるスピード、すべてにおいて勢いがいい。頼もしい肉友です。

結論から先に言うと、またとない味のお肉を最高の焼き具合で食べさせてくれる奇跡の焼肉屋さんでした。全部店員さんが焼いてくれます。

焼肉屋さんというより、和牛の美味しい食べ方を教えてくれる和牛料理屋さんという印象。どちらかというと韓国より日本料理寄り。すき焼き風の焼肉あり、ネギだくさんのしゃぶしゃぶあり、高級鉄板焼き屋さん風のヒレステーキありで、かなり和の趣でした。

美味しいというだけでなく、この味はここでしか味わえないと感じられる品がいくつもあったし、今までにこれだけ色んな肉食べてても初めて食べたと思うようなお肉との出会いもあった。人生の思い出としてワンダフルです。

本日の悶絶コースの内容はこちら。お肉は秋田産。産地も日々変わるそうです。

和牛タルタル
和牛ユッケ
白センマイ、肉、きゅうり、白髪ねぎの手巻き海苔(納豆も入りますが苦手なので抜いてもらってます)
サラダ
和牛炙りにぎり
和牛にぎり
和牛海苔巻き
幻のタン3種(タン元、タン先、ゲタ)
ハラミ厚切り
リブかぶり(リブロースのうわっつら)
ランぽそ(ランプ肉)
ザブトン
ヒレの中心肉 厚切り
アキレス腱の酢の物
サーロインからランじりにかけてのお肉のしゃぶしゃぶ
ぺろっこうどん
ピスタチオアイス

コース外でライスも頼みました。これがまた美味しいお米を上手に炊いていて。ライスだけでも美味しく食べられます。 

ドリンクはサンペルグリノを頼んだら、ワインみたいに氷のバケツで冷やしてくれた。炭酸水があまりにも高級に見えてびびる。

品数が多いので、箇条書きにします。

和牛タルタル→
まずはさっぱり味で、ゆっくりスタートです。

和牛ユッケ→
禁止令が出てから初めて食べました! もちろん役所の許可を得て出しています。久しぶりに食べたユッケは、濃厚でネッチリとして、こんなに美味しいものだったかなと思い出させてくれました。

白センマイ、肉、きゅうり、白髪ねぎの手巻き海苔→
こちらもサッパリ味。そういえば別添えでトロロもついてきた。納豆もトロロも苦手なので、結局わたしのは単にユッケの海苔巻きみたいになっちゃいました。

サラダ→
野菜はあまり興味がない。普通のサラダでした。

和牛炙りにぎり
和牛にぎり
和牛海苔巻き→
良い温度と味加減のシャリにシュッとした和牛。そろそろヘンリー劇場が始まりました。(ヘンリーはオーナーなかはらさんのミドルネーム。帰国子女だそうです)

幻のタン3種(タン元、タン先、ゲタ)→
焼き物開始。ここで急速にグイッときました! タン元はタンの一番柔らかい部分の大大大吟醸。繊維を全く感じない柔らかさ。なおかつ噛みごこちがサクッとしていて牛タンらしさを忘れない。タン先は薄切 りでキリッとした塩味。ゲタは舌の下の部分。味が濃くて美味しい。幻と言うだけのことあるよねっていう三兄弟。

ハラミ厚切り→
やばい。こんなに厚切りなのに、こんなにしなやかで優美。適度な脂身と赤身のブレンドが抜群。いつも食べてるハラミとは別世界。

リブかぶり(リブロースのうわっつら)→
塩胡椒を振った薄切りをサラッと炙って食べる。うわあああ美味じいよお!! こんな味のお肉、食べたことがない。リブロースの本当にいいところを掬い上げるようにカットしたのね。このサシの入り具合、レアと香ばしさのまざる絶妙すぎる焼き加減。奇跡としか言えない。

ランぽそ(ランプ肉)→
ワイルドな味わい。赤いお肉食べたという手応えあり。

ザブトン→
めちゃめちゃ美味しいすき焼きの味。お肉でごはんを包んで食べたら幸福の絶頂が訪れた。「ローリング ザ ライスですね」と、笑顔のわたしを店員さんが嬉しそうに見守ってくれた。

ヒレの中心肉 厚切り→
これは白眉。本日の大スター。めちゃめちゃいいところのめちゃめちゃ厚切り。この世にこんな贅沢があって良いのでしょうか。にんにく醤油と柚子胡椒をつけたら、さらに美味しさに拍車がかかってしまいました。ああ悶絶。誰か止めて! ごはんがもうなくなってしまうの!

アキレス腱の酢の物→
ここで箸休め。アキレス腱。よく噛んでるとホルモンの味がしてくる。こういう気の利いたおつまみをお惣菜屋さんで売ってほしい。

サーロインからランじりにかけてのお肉のしゃぶしゃぶ→
4人分で軟細ネギ60本の薄切り入りです。鉛筆ぐらいの細いネギなんだそうです。生で食べてもからくなくて美味しい。出汁に入れるとうっすら甘くなり、お肉を強力にサポートしてくれます。
お肉は驚きの大きさ。大きすぎるから専門の業者さんにカットしてもらってるそうです。見た目がもう御中元の広告みたいで輝きがすごい。ほぼレアな感じでネギを巻いて食べる。こんなしゃぶしゃぶ食べたことない。脳裏にこびりつく味。

ぺろっこうどん→
シメはほうとうみたいなうどん。岩手県のものだそうです。薄くて平らですべらか。しゃぶしゃぶの出汁を吸って、とても美味しかったです。

ピスタチオアイス→
アイスは3種類の中から選べる。どう考えてもピスタチオアイスがダントツのイチオシという店員さんの説明っぷりが笑える。確かにこれは他にない味。濃厚で甘さ控えめ、ネッチリとしていながら後味スッキリ。さすがですね。

以上、豪華絢爛、夢の2時間半のヘンリー劇場でした。

ああ、満足満足。本当に美味しかった。店員さんとの会話も楽しかったです。

悶絶コースはここぞというときのとっておきとして、普通のコースでもアラカルトでも食べてみたいですね。

なんだかもう、なかはらの味が舌と脳に焼き付いてしまって、簡単には取れない感じがします。オンリーワンは強い。ヘンリーさん、ありがとう。


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つなぎなしの100%和牛ハンバーグ。

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盆踊りの時間帯を避けて、遅めの腰塚へ。ラストオーダー近くだと、もう皆さんお帰りになったあとだった。ラストオーダー22:15て、自由が丘にしては遅いほうで助かりますね。

いつもなぜか手前側の同じ席に通されるのだけど、今日は初めて奥まで行った。こんなに広いんですねえ。インテリアは落ち着いた色合いで、ちょっとした高級感があります。

ただこの店はいつもなんとなくバタバタしていて、空気感はあまり高級っぽくない。肉の美味しいファミレスと思えば悪くない。

そうです、お肉は美味しいです。なんてったって腰塚ですから。黒毛和牛の仲卸屋さんです。一頭買いした黒毛和牛を直営の焼肉屋さんや精肉店で売っています。

成城石井の隣にある精肉店の腰塚という店は、自由が丘地元民にとっては、ハレの日のお肉のお店。あんまり毎日買うような値段と品質ではない。まあそういう人もいるのかもしれませんが(^^; ここぞというときに良いお肉を買うお店ですね。

そのハレの日のお肉をステーキやハンバーグの定食で食べさせてくれるのが、こちらの駅前店。ステーキもハンバーグもとても美味しいです。

本日のオーダーは、ハンバーグ200g和風おろしつきミディアムレアでライス大盛りセット。2484円です。この味なら納得のお値段。

つなぎは入ってません。ゴツゴツとした食べ応えある食感の和牛ひき肉100%ハンバーグ。グルメバーガー屋さんの和牛パティの味に相通じる味わい。肉汁が出るよりも、ガリっと高温で焼いてあるこういうタイプのものに美しさを感じる。

わたしはドミグラスソースより和風おろしで醤油味にして食べるほうが好き。そのほうが肉の味をダイレクトに味わえる。ドミグラスソースも悪くないけど、もう一息と思った。

黒毛和牛と醤油、合いますね〜。白いごはんが進みます。パンはありえない。パンないです、この店。それで正解。

つけあわせはイマイチ。どうして? と思うほど。あのマッシュポテトは乾燥ポテトのやつなんじゃないかな。これだけ良いお肉に合わせるのなら、生のじゃがいもで作ってほしい。玉ねぎのソテー もあまりハンバーグに合ってない気がする。むしろオニオンスライスを別皿で添えてほしい。

お味噌汁は豆腐の入った赤出汁。これは美味しい。ライスも美味しい。漬物は普通。

トータルで考えて、標準より上のランクと感じられるお店。ハンバーグが好きなら、わざわざ遠くから自由が丘まで食べに来ても良いぐらいには思える。

自家製コンビーフやローストビーフも美味しいですよ。

駅前の好立地に甘んじることなく、ちゃんと美味しいものを出してくれて助かります!

これからも、定期的に行くと思います。


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階段を4階まで上がってでも食べたい。

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クルンサイアム。いつもながら本店は満員で入れず。アティックに電話したら空きありだった。

狭くて急な階段を4階まで上がるのが大変。特に3階から4階が薄暗くてキツイ。タイ料理をつまみに酔っ払った人は、帰り道気をつけないとですね〜。わたしなんてシラフでも危なっかしいですよ。

それを押してでもこの店に来るのは、やっぱり美味しいからですね。4階はカウンター席のみで、お一人様も入りやすい。ただちょっと椅子が高いのがいつも座りにくい。それを押してでも(以下略)

メニューは本店より少ないです。カオマンガイなかったなあ。ガイヤーンもない。とするとパッタイでも食べようかしら。あと卵焼きもいいですな。卵焼きはタイ語でなんていうか覚えていない。

本日のオーダーは、
ひき肉入りタイ風卵焼き
タイ風焼きそば=パッタイ
コーラ。

卵焼きから来ました。はじっこがジュッとクリスピーに焦げていて美味しそう。薄焼きで大きい。上に少しだけパクチー。本当はもっと食べたいな。この店は追パクないんだろうか? 今度聞いてみよう。

卵焼きの中身は、ひき肉と紫たまねぎとミニトマトとニラ。火が通り過ぎてない紫たまねぎって卵焼きと合うのだなあ。特にタイ風のスパイスだとかは入っていない。ピリッとした赤いソースが添えられていた。意外と簡単そう。今度家で作ろう。

パッタイも届きました。よく炒めたピロピロの平麺。具はもやしと小海老と卵。甘過ぎなくて良い。生のモヤシとレモンと砕いたピーナッツは別添え。トッピングは生のニラと干し桜海老。

美味しいですね。よけいなものが何もない。スタンダードなパッタイです。

卵焼きもパッタイも十分な量だった。これにて満腹。ごちそうさま。

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元祖・古民家カフェ。

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暑いっすね。5分以上歩くと溶けそうなので、遠出は諦めてご近所さんへ。

古桑庵。何度読んでも覚えられない夏目漱石との関連性。夏目漱石の娘の夫と、古桑庵の主のおじいさんが友だちだったという話かな? またすぐに忘れそう(^^;

そのお友だちと選んだ桑の古材で、昭和初期に建てられた民家が古桑庵です。

なんといってもこの旧家の風情。本物じゃなきゃ出せません。旧家ってどうしてこんなに上がり框が高いんでしょうね。うちの本家の屋敷もそうでした。

欄間や床の間、座敷と庭、お勝手は隅の方に隠れるようにあるなど、懐かしい本家の雰囲気を思い出します。あまりにもリアルで、子どもの頃に本家に挨拶に行った緊張感を思い出してしまい、かえって落ち着かない(爆)

美しい日本庭園のアプローチから、中に入ると右手に八畳ほどの部屋、左手に14畳ほどの部屋があります。今日は大きいほうのお部屋に初めて通された。いつもなぜか小さいほうのお部屋だったのです。

激混みでびっくり。いつも一部屋わたしの貸し切りみたいなときしか来たことがなかった。いつの間にか大ブレイクしちゃったのかなと思って聞いてみたら、「夏休みだからなんですよ」と仰っていました。そうかそうか。

本日のオーダーは、氷白玉宇治金時。昨晩、赤福氷の夢を見まして、強烈に赤福氷が食べたくなりました。似たような感じのものを期待。

まあ当然ですけど、赤福氷と似てはいなかったです。粒あんだし、氷は昔ながらのガリガリのやつ。抹茶ソースは控えめで上品。白玉が凍ってなかったのは助かった。昨日食べた白玉より美味しい。

一緒に出てきたお茶は、蕎麦茶と麦茶の間みたいな味だった。麦茶なのかしら。

食べている間、中庭を通って店に入ってくるお客さんが次々に見える。満員で諦めて帰る人もいる。少し待てば入れそうなんだけどな〜。

あまり長居するのも悪いので、食べ終わってお茶飲んで帰りました。夏休みが終わったら、またのんびりしに来たいですね。


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灯台下暗し。地元で絶品かき氷。

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亀屋万年堂。こちらは総本店とは別の、自由が丘駅前店。一階が売店で、二階が和風喫茶になっております。

喫茶は閉店時間が早くて、18時ラストオーダー、18:30閉店。なかなかわたしとしては行きにくい時間帯。

平日の17:30ぐらいに行ったら、先客はお一人のみ。どこでも座っていいと言われたので、一番奥の茶室みたいになってる席に座らせてもらった。

畳敷きのベンチに座布団が並べてあり、なかなか気持ちいい座り心地。

「混雑時は相席になります」と貼り紙がしてあった。きっと土日はとても混むのでしょうね。

本日のオーダーは、氷フルーツミルククリーム。かき氷にフルーツ(あんず、メロン、パイナップル)と白玉とミルクシロップとアイスクリームが乗ってるやつ。わたしはパイナップルが少し苦手なので抜いてもらった。

温かいお茶とともに、かき氷が運ばれてきました。最近有名店でいくつかすごいインパクトのあるかき氷を食べてきたので、大きさも見た目も普通でホッとする。

上から3分の2ぐらいはシロップがかかっていて、下のほうは純粋に氷だけになっている。底部で白玉が半分凍っていた。

スプーンを入れると、氷が柔らかい。予想外にふわっとしてる。しかもこの氷、美味しい。良いお水でできている。全く臭みがなくてまろやかなお水。正直ここまで期待していなかった。わざわざ遠くまでかき氷食べに行かなくても、これでいいんじゃないの!?

ミルクシロップもとても美味しい。練乳の甘みをソフトにしたような感じ。ふわふわの氷にジュワッとしみこんでいる。どこを食べてもかたまりがなく、口に入れるとすうっと溶ける氷。だんだん体が涼しくなってきた。

最後のほうは氷オンリーのセクションになってきて、これがまた美味しい。シロップとアイスクリームの甘さを美しくフェードアウトさせる。

この氷だったら、イチゴもメロンも宇治金時も美味しいはず。もっと暑くなったらイチゴを食べに行こう。

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2016.08.05

鉄板焼きの良さを十分に生かした焼きそばの決定版。

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自由が丘デパートの3階に、焼きそば屋さんがオープンしました。手打ち麺焼きそば専門 真打みかさ 自由が丘店です。神保町と高田馬場のお店は大人気で常時満員、行列必至、夕方には売切御免だとか。

自由が丘はまだオープンしたばかりなので空いています。今のところ夜8時ぐらいまでやってるそうです。3階の真ん中らへんにあります。

フルオープンのキッチンの中央に黒々と光る鉄板。すらりとした粋なお姉さんが祭り装束で焼きそばを焼いています。

今日はほかにニコニコしたおじさんとサービス担当の女の子の3人で営業してました。

メニューは焼きそばの塩orソースのみ。並盛り750円と小盛り500円から選びます。大体みんな並盛りを食べていた。わたしも並盛り、ソースで!

トッピングの海老とイカがあるという情報でしたが今日は売り切れなのか、なかったです。

最初に塩味のスープが届きます。これをチビチビ飲みながら、目の前の鉄板で焼かれる焼きそばを見つめる。お祭りの屋台を見物してるみたいで楽しい。

まず大鍋で生麺を軽く茹でるところから始まります。茹でるのか! そういうの初めて見た。

その間に薄切りの豚肉がカリカリに焼かれました。続いてキャベツともやしを焼きます。

茹で上がった麺をザルですくって丁寧に湯切りして、鉄板に移します。さっき焼き始めた野菜とまぜて、ヘラでじゃんじゃん返しまくり。途中、ソースをザバッとかけて湯気がもうもうと出る。盛り上がりますね!

麺焼きの終盤に、鉄板の隙間で卵と白髪ねぎが焼かれます。白髪ねぎは熱が通り過ぎない半生。

しっかり炒めた焼きそばを銀皿に盛り付け、豚肉、白髪ねぎ、卵をトッピングして完成! 全編で10分弱です。

席に届いた焼きそばのビジュアルは完璧。どこへ出しても恥ずかしくないソース焼きそばです。

お好みで紅生姜、マヨネーズ、いか天かすを。

ではいただきます。おお、さすが。見た目通りのパーフェクトな美味しさ。麺はムチムチと適度な弾力があり、ソースをギュッと吸っていてベタベタしません。 ソースは甘さも辛さも適度でしつこくない。野菜は八分目ほどの焼き加減で、水っぽくなくシャキッとしてる。お肉はカリカリで最高! 箸休めに卵と白髪ねぎがいい感じ。

これは人気が出るのもわかります。そのうち自由が丘も行列かな。

混まないうちに今度は塩味食べに行ってきます(^^)


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辛くない、濃すぎない、抜群のスパイス使い。

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ついに参上。元ケララの風シェフ瀬島徳人さんが自らオーナーシェフを務める桃の実におじゃましました。

瀬島さんがいた頃のケララの風に、わたしは週イチで通っていました。当時は大森の実家に住んでいたので、いつでもすぐに行けたのです。昼も夜もずいぶん行きました。なんという幸せな日々。

今は自由が丘に住んでいるので、南インド料理はなかなか食べられない。これはわたしの食生活における大きな悩みのひとつです。「南インド料理店とスリランカ料理店を自由が丘に! 」というのがわたしのスローガン。

あらぬなら出掛けて行こう南インド料理店。茗荷谷でコンサートを見たあと、本郷三丁目まで足を伸ばしました。

駅から近いですね! 駅前の三菱東京UFJ銀行の左横の道を進んで、二つ目の角を右に曲がるとすぐ左手にあります。

およそインド料理店らしからぬオシャレな外観とインテリア。カジュアルフレンチのお店みたい。それもそのはず、桃の実は南インド料理とフランス料理を融合させたニュータイプのビストロなんです。

以前から瀬島さんのお料理はフレンチの要素が多分に含まれているとは感じていました。桃の実ではその色をさらに強めたようです。

ただ、彼の料理は本当に繊細でオリジナリティが強くて、一概に南インド料理、フランス料理と括れない存在感があります。本人に話を聞くと、「適当に自分で 考えてやってるだけですよ」なんて言うけど、絶対適当じゃないし、すごく勉強してるし、物静かに見えるけど内面は烈しい人だと思う。

そこが彼の魅力なんですよ。いわばカリスマ。信念とセンスが桁違い。日本のインド料理界を変えていく人だと本気で思います。

前置きが長くなりました。本日のオーダーはこちら。

イカと豆のラッサム(つきだし)
ダヒベイガン(つきだし)
小瓜のケララ風炒め
カニホタテアボカドのタルタル
焼き鱧ラッサム
ラクナウ風チキンビリヤニ

これにもう一品、ラムカバブも頼もうと思ったんだけど、二人だと多いですよと止めてくれた。確かに上記のメニューでちょうど美味しくおなかいっぱいの量でした。感謝。

まずはイカと豆のラッサムから。あーヤバい美味しい。これだ、この味だ。円く穏やかでいて深いスパイスの味。食材とスパイスが互いに生み出すタイトな旨みの引っ張り合い。こんなちょっとしたつきだしで既に心を揺さぶられた。

ダヒベイガン。ナスのヨーグルトあえ。これは多分大森時代の常連っぷりに免じてサービスしてくれたもの。うは!!!! キターーー! 瀬島料理の味、思い出した。このスパイス使い、絶妙すぎて唸る。すべての料理に言えることとして、とにかくスパイスが強すぎない。なのに十分を上回る香り と味がある。魔法ですね。

前菜の一品目、小瓜のケララ風炒め。うわ、いいの選んじゃった。夏らしくキリッと酸味がありつつ、その酸味を包み込むようなスパイスのベール。瓜をこんなに美味しいと思ったのは初めてです。

前菜に二品目、カニホタテアボカドのタルタル。これはすごくフレンチっぽかった。それぞれの素材感が非常によろしく、相性抜群に決まってる組み合わせでパーフェクト。なかなかこれも夏っぽい感じ。

前菜の三品目、焼き鱧ラッサム。どっかーーーん! 爆発的に美味しい。ベースのラッサムは、大森時代にいつもいただいていた味と変わらず。そこへ焼き目の香ばしい鱧が加わることで、美味しさが弾けちゃってます。

個人的に非常に味覚に合い、この上なく好きなのですが、考えてみるとこういう味というのは好きな人にはハマるけど、日本で圧倒的シェアを誇る北インド料理の方向性を向いている人には不可解なのかもしれない。だって全然目指してる方向性が違いますしね。

こってりリッチなおもてなし料理が食べたい人は、違うお店に行ったほうが良いかもしれません。切れ味のいいスパイス料理を、日常的な素材で毎日でも食べられるような味で食べたい人にはオススメ。

メインはこちら。ラクナウ風チキンビリヤニ。大森時代は大人数で予約しないと食べられなかった瀬島シェフのビリヤニが、当日その場でオーダーすれば食べられるなんて。なんということでしょう。夢のようなお話です。

重厚な鍋の底に大きな骨つきチキンがゴロゴロ。その上にカレーソース。更に上に白い長粒米。スパイスとハーブのトッピング。これを自分でまぜて良い感じにします。

はわわわわ。かき混ぜてるだけで良い匂いが充満。カレーソース多すぎず、ライスがふわっと軽く仕上がる。とても贅沢にたくさんのスパイスが加わっていながら、あくまでも味覚はふんわり優しく、香りは豊か。理想のビリヤニです。

しかもこのスパイスの調合、やっぱり普通じゃない。これが瀬島マジックですね。

ライタもあっさり味で、ビリヤニとよく合っています。

本当に本当に美味しかった。ちょっと泣きそうでした。なんだかずいぶん遠回りをして、ここへ帰ってきたなという感じがした。前みたいに毎週は来られないけど、何かと時間をやりくりして定期的に通いたいものです。

今度は名物のバナナの皮包みのお魚も食べたいですね(^^)


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美味しいお肉と使い勝手の良い個室と。

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自由が丘で個室を取ってゆっくり話がしたいときは、必ずべこ亭に行きます。個室料無料で、2名から取れるんですよね。便利です。

ここの個室は完全個室で、ドアを閉めれば密室になります。隣の部屋の声も全く聞こえない。個室といっても簡単な仕切りがあるだけみたいなお店とは大違いです。

以前は一人でもよく来ていました。サービスのクオリティが素晴らしくて、とても心癒される存在なんですよね。ホテル並みのサービス、しかもイケメン率が高い。

最近は歳のせいか、疲れているとべこ亭までたどり着くことができず(笑)、ホスピタリティ重視のときは状元樓に頼りきり。

久しぶりに行ったら、平日なのに混んでいて順番待ちまでしている人がいてびっくり。以前はわたしの貸し切りになることが多いぐらい空いていたんだけど。好きなお店が繁盛するのは嬉しいことです。

自由が丘にしては珍しく駐車場完備なのと、スーパードライ エクストラコールドっちゅうビールがあるのも好評な様子。

さて本日の密談は女子3名にて。雅やかな我々に相応しい、雅コース(4968円)をオーダーしました。

このコース、値段に比して内容が盛りだくさんで気に入っています。追加で何か頼む必要がないぐらい満たされます。

キムチの盛合せ
ナムル盛合せ
サラダ
上タン塩
豚カルビ
和牛カルビ
和牛ロース
ハラミ
特選サーロイン
和牛ひき肉クッパ
デザート

以上11品になります。

各部位につき2〜3枚程度の割り振り。十分な量と思います。いくらか追加すると上のランクのお肉に変更できます。

べこ亭のお肉は、国産黒毛和牛A5ランクの雌牛のみ。繊維が繊細で柔らかいお肉ちゃんです。

特に印象的なのが、サーロイン。赤身にほどよく入るサシの脂身が甘く香りよく、口の中で溶けるお肉です。

あとは牛タンも良いですね。塩味だけで旨味いっぱい。

最後の和牛ひき肉雑炊は初めて食べました。これも美味しい。べこ亭のクッパ類は全体的にあっさりした出汁で量が少なめなんですが、なんともいえん美味しさがある。わたしは大好きです。

デザートのフローズンヨーグルトも美味しかった。手作りだと思います。

久しぶりに行って、べこ亭の良さを再認識しました。またちょいちょい行きたいですね。


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2016.08.03

いつでも揚げたてのコロッケ弁当。

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ご近所の荒川商店さんのお弁当。まだここのレビューを書いていなかったですね。わたしにとって、あまりにも普通の日常食で、良い意味でお店って感じがしません(笑)家のごはんのような存在。モロに家庭的。

接客もざっくばらんで、温かい言葉に元気をもらえる。家族と話しているような安心感があります。

自由が丘のわたしの家の周辺500mぐらいの範囲で仕事したり生活したりしている友人たちは、みんな荒川商店の大ファンです。

お店は古いままで、年季は入ってますが毎日よくお掃除なさっています。

大体いつも頼むのはコロッケ弁当。コロッケと言いながら、揚げ物全種の中から好きなものを3個選べます。わたしはコロッケとメンチをいつも頼む。最近は、一個足してコロッケとメンチ2つずつにしてもらってる。だって美味しいんだもの。

揚げ物はショーケースに並んでいるけど、お弁当は常に新たに揚げたてを作ってくれます。

コロッケもメンチも小ぶりです。ラードの入った油でサックリ揚げているから、お肉屋さん独自のあの美味しい衣の味がする。

コロッケの中の具は手つぶしのじゃがいも。メンチはぎっしりと牛肉多めのミンチ肉です。

副菜は手作りポテトサラダと、家庭的なお惣菜がもう一つ。この日は茄子と鰯の煮物でした。実に美味。料理上手のお母さんの味です。

このポテトサラダ、わたしが自分で作るときと非常に味が似ていて、ど真ん中で好みの味なんですよね。具が潰れすぎずゴロゴロしていて、オニオンスライスと キュウリは必須。まざったゆで卵がふわっと柔らかい。本当に美味しいですねえ。ときどきポテトサラダだけたくさん買って帰ります。

ライスも普通盛りがすでに大盛りです。すみっこに添えられた昆布の佃煮とキュウリの古漬けがまた美味しくてね。お弁当らしさを引き立ててくれています。

これを家に持ち帰り、熱いうちにワシワシ頬張ります。至福♡

前に唐揚げ弁当を頼んだときは、フタがしまらないぐらいたくさん入っていてびっくりした。でもあれは唐揚げというよりチキンフリットね。

ハンバーグ弁当もすごく美味しい。ほぼつなぎのない新鮮な肉のかたまりで柔らかい。しかしこれもオーダーしてからハンバーグを1から作ってくれるので、大 変時間がかかる&おばさんにちょっと悪いなと思ってしまう。でも美味しいんですよねー。混んでないときを見計らって頼みたい。

精肉も美味しいんですよ。当然ながら、スーパーで売ってるのとは比べ物にならない。値段も高くないですしね。

何かと世話になってる荒川商店さん。これからもわたしの食糧補給所として絶大な存在感を示していてくださることでしょう。


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伊勢丹のお弁当の中で一番好き。

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伊勢丹新宿店で見つけた美味しいお弁当。亀戸升本の福升弁当です。

この前行ったときに、閉店前のお値引きをしていたので初めて升本のお弁当を購入。そのときはあさり弁当だった。見た目の地味さに反してバラエティに富んだ食材の味がして、美味しいなあと思いました。

食べログのクチコミを覗いてみたら、意外に評価が低くてびっくり。まあ、伊勢丹には他にも美味しいお弁当がたくさんありますしね。

わたしは今までに伊勢丹新宿店で買ったお弁当の中で、今の気分だと升本がいちばん好き。

伊勢丹美味しいお弁当ガイド
http://my.ebook5.net/isetan/obentou2016/
で数えてみたら、20店舗でお弁当を買ったことがあった。その中で一番だから、それなりに評価しているってことよ。

なお、評価は気分によって変化します(笑)

今日は1448円の福升というお弁当を買ってみました。

お品書きはこちら。

口取 : 玉子焼き・鰈香味焼・鶏つくね・パーナ貝煮・亀戸揚げ・がんもどき
野菜煮物 : 筍・蓮根・人参・蒟蒻・牛蒡・椎茸・高野豆腐・いんげん
御飯 : 白飯
こだわりの逸品 : 大根たまり漬・亀辛麹

美味しい! 全部美味しいです。まあちょっと天ぷらは時間が経ったなりの味でしたが。煮物と焼き物とごはんはとても美味しい。

特に鶏つくねと玉子焼きは大きくてみずみずしくて本当によくできてる。

夏場は保存性を保つため少し濃いめの味付けにしてあると書いてあったけれど、しょっぱいと感じるほどではないです。おかずにちょうどいいお味。これがしょっぱいとしたら、崎陽軒のタケノコ煮は食べられませんね(笑)←崎陽軒大好き。

あとで知ったのですが、升本はマクロビの世界では有名なのだとか。わたしは肉食だからマクロビなんて全然興味がないけど、普通に和食のお弁当として美味しいと思います。

なんだかね、ひとつひとつのおかずが、食べる人にとって美味しくて幸せを感じられますようにと、心を尽くして作ってくれている感覚がするのですよ。こんな隙間にもおかずが入ってた! みたいな喜びがあったり。

お弁当箱もよくできていて、和食器の小鉢みたいな柄がきれいに描いてあるんです。そういう心配りも嬉しい。

あと、接客もとても丁寧ですね。升本の人が亀戸から来て売っているのかしら。食品フロアの他の店舗よりも一段と丁寧なんですよね。

今度は二段重ねの豪華なの買っちゃおうかな。伊勢丹はパラダイスすぎて危険ですね(笑)


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2016.08.01

7〜8月分の手相カウンセリングのご予約を受付中です。

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皆様いつも手相カウンセリングのご予約を、まことにありがとうございます。

8月1日より、8月~9月分のご予約を受付中です。ただいまお申し込みからすぐにお越しいただけます。空き枠があれば当日でもご案内できます。直近の空き枠をこのブログでご案内しております。ご参照くださいませ。

5月から、土日祝日がすべて営業日になりました。お休みは平日に取らせていただきます。ブログの空き枠のご案内で枠のない日がお休みです。営業日はブログで随時ご案内しますので、どうぞご覧くださいませ(^^) 

ブログに書いてある日程よりも後の営業日については、メールでお問い合わせください。ご希望の日時があれば、お書き添えいただけると助かります。

ご予約はカウンセリング窓口のページから、予約フォームを開き、必要事項をお書きの上、送信なさってくださいませ。お急ぎの方は、メールかfacebookメッセンジャーでも大丈夫です。ご氏名と携帯番号をお書き添えください。

いつもお友だちのご紹介や、facebookのシェアや「いいね!」をありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

写真は、何年か前に鶴川の薬師池公園で撮った蓮の花です。

わじょ


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