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2016.07.15

写真展「生きる、信仰 − Prayers of Tibet −」

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写真家 浅井寛司さんの写真展「生きる、信仰 − Prayers of Tibet −」。銀座キヤノンギャラリーにて本日より開催! オープニングパーティーは大盛況でした☆

なんとわたくし、人生初のドリンクガールを経験させていただきました。めっちゃ楽しかった〜(^o^) こういうの合ってるのかもわたし。なんて思ったりして。

ずっとドリンクのコーナーにいたんで、あんまり大勢の人とはお話できなかったのですが、来る人来る人みんな良い笑顔で素敵な人ばかり。浅井夫妻の人徳を感じました。

あ、そうそう浅井寛司さんはわたしの友だちの安部享子さんの旦那さんなんですよ。この前は綱島のポイントウェザーでキーマカレー作らせていただいて、それもすごく楽しかったし、今回はドリンクガールの栄誉に預かりましてたいへん光栄でございました。

なんかわたしが超ノリノリのめっちゃいい笑顔でドリンク注いでいたから安部さんもそれを見て嬉しかったと言ってもらえた(笑)

食べ物は曙橋タシデレのチベット料理で、かなり美味しかったです! チベット料理というものを初めて食べました。素材とスパイスと乳製品のバランスが絶妙で、初めて食べたのに懐かしいような優しさのあるお味でした。これはぜひお店に食べに行きたい!

浅井さんの写真は、とても尊い気に満ちています。リアルな生活と信仰の場面を生々しく写し取った一枚の写真。そこに込められた被写体となる人の人生、信仰と現実。

異国のカメラマンという視点を大幅に乗り越えて、人間として真摯に向き合い、宗教を超えた祈りを込めてシャッターを切ったのであろうと感じました。

浅井さんご自身もそうなのですが、写真も同じで、とても礼儀正しくて優しい。どんな被写体にも敬意があります。なかなか出来そうでできないことです。

時にゴミのようなものまでそのまま写っているのですが、すべてがまばゆい。色数が決して多いわけではないのに、とてもカラフルで、この世のものとも思えぬほど美しい。しかも今日マジマジとオリジナルプリントを見て思ったのですが、見る角度によって光が変わる。

光を一層鮮やかにする闇の部分のしっとりとした質感。この光と空気の感覚。とても澄んでいて、闇さえも発光しているような感覚がするのです。

浅井さんにお話を聞いたら、高度2〜3000メートルの世界での生活だから、空気が澄んでいて光をじゃまするものが少ないのだそうです。

こういう世界が、今も地球のチベットという場所にあるのだなあ。写真というのは自分が行かなくても、世界の断片を見せてくれる。ときにその断片は、自分の肉眼で見る以上に、写真家の目を通すことによって存在の意図が明確になるのかもしれない。そんなことを思いました。

浅井寛司さんのこちらの展示は、銀座では7月20日まで、そのあと大阪、名古屋、札幌と巡回します。

http://hiroshiasai.com/photoexhibition

一人でも多くの人に、この光を目の当たりにしてほしいと願います。チベットとかよくわからない人でも大丈夫! わたしもわかってないっすけど感動したよ!


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