甘すぎず、しょっぱすぎず、半レア感のある高級佃煮。
「たまには佃煮を食べたいけど高くて買えないよね。ウチのほうだと佃煮屋さんがそもそもないし。アミ食べたーい」なんて話を友だちとこの前していた。
そしたら今日、おみやげにいただいた。やったあ! しかも築地の老舗のお品物だよ〜。創業安政三年、伝統の味、佃茂の佃煮。キタコレ(゚∀゚)!!
「わわわ、佃煮が食べたいと友だちと話していたところだったんですよ」と言ったら、「やっぱり! なんとなく今日のワジョさんは佃煮かな〜と思って自転車に乗って買ってきたんですよ」と仰る。ビンゴですなー。勘が良いお人だ。
仕事が終わって、一も二もなく白いごはんを土鍋で炊いた。
梶田商店の味噌で、ほうれん草の味噌汁も作った。パーフェクトなんとちゃう?
炊きたてのごはんに、5種類の佃煮全部乗せた。アミ、昆布、わかさぎ、海老、しらす。よっしゃ、アミが入ってたぞ。
さっそくいただきま‥‥美味しい!!!! なんとなんとなんとー! 見た目よりも甘すぎず、しょっぱすぎず、ちょうど良い塩梅。素材自体もしっとりとしていて、半レア感がある。佃煮も進化しているのですね。
海老の佃煮がサクサクっとしていて食感がいい。念願のアミも、人生で一番美味しいアミだった。甘辛加減が絶妙。アミを毎日必ず食べていた、亡くなったうちのおじいちゃんに食べさせたい。
わかさぎは苦味がなく、柔らかく、トゲのない味。見た感じおせち料理の田作りみたいですけど、全然違う味でした。高級な魚の味。
昆布やしらすは、お茶漬けにすると更に美味しいだろうなーと思いながら、勢いが止まらなくてごはんがなくなってしまった。おかしいな。一合あったはずなのに。
バカうまで本当にご馳走様でした。
お店の営業時間が非常にプリミティブで良い。平日午後6時まで、土曜は午後5時まで、1〜2月は平日も5時まで。うちのおじいちゃんがボケ防止にやっていたタバコ屋と同じ営業時間だ。昔はこういうお店、よくありましたよね〜。
今日も絶対肉を食べようと思ってたんだけど、佃煮と味噌汁で満たされてしまいました。日本人のDNA恐るべし。
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