英語発音スクール、とりあえず卒業☆
一通りの子音、リンキング、母音を、英語音痴のわたしにたった20回で身につけてくださった田内佐知子先生には、感謝の気持ちでいっぱいです(^^)
思い返せば、「He likes it. 」の意味がわからないという次元からスタートしたわたし。大学卒業以来、英語と無縁の人生を長く送り過ぎました(笑)
今も英語の意味はわかりませんが、英文を発音することに関してはほとんど抵抗がなくなりました。
むしろ、口にするのが気持ちいい。町を歩いていても、看板の英文を正しい発音で読むシミュレーションを常にしています。それが楽しい!
当初の目的であった、英語の歌を正しい発音で歌うということに関しては、自分の想定以上のレベルに達した実感があります。こんなにできるようになると思わんかった。
もちろん、まだ全部のルールが頭に入って応用できているわけではないから、ネイティブってわけにはいかないっす。ただ、「この人は発音がいいな」とか「惜しいな」ぐらいの見分けはつくようになりました。
自分がどこを間違えているのかも、なんとなくわかります。「なんかここ変だな?」と感じるところを先生に聞くなり、テキストを読み返すなりすると、ちゃんと正解がわかります☆
これって素晴らしく効率的で、正しくて、自信のみなもとになりますよね。わたしはなりましたわ。
以前は英語の歌を歌うには、原曲を何十回も聴いて、歌詞を全部カタカナに変換して、自分の歌いやすい区切り方を見つけて歌っていました。
しかしこれ、今思うと全く大間違いでした。英語はカタカナじゃねええええええええ! というのが凄まじいカルチャーショックでした。
中学高校で、英語はクラスでトップクラスの成績だったはずなのに、わたしの頭に詰まっているのはすべてカタカナ英語ばっかりだったのです。ガーン!
で、そのカタカナ英語で歌を歌っても、ちっとも素敵じゃない。モロにカタカナだなーと歌いながら自分で感じている。しかも、覚えにくい。何度暗記しても、何度歌っても、全然身につかないのです。当然ながら、歌に気持ちもこもりません。
発音のレッスンを7〜8回ほど終えた頃でしょうか。聴いたことはあるけど歌詞は見たことがない、練習したことのない歌を、初見で歌うことができたんです。革命的。
英単語のイントネーションと、リンキングルールがわかりかけてきただけで、この大変化。今まではカタカナを無理矢理メロディに押し込んでいたから、本来のリズムが取れていなかったわけですね! 気がつかなかったわー。
その後にやった母音の練習は、子音以上に四苦八苦しました。母音がアイウエオだけじゃない世界があるなんて、聞いてないよ! と思いましたし(笑)
しかし母音を練習すると、格段に英語っぽさが増してきました。上っ面だけではなく、声のトーン自体が変わってきた感じ。
田内先生のレッスンは、常に論理的、具体的、実践的で、明確です。口真似だけで「こうしてください」なんて絶対言いません。
口の形、歯の位置、舌の位置、筋肉を緩ませる位置、体のどこから音を出すか、頭の中ではどんなイメージを持つべきか、響きをどう回すか、それをサポートするためのオリジナルの身振り手振りまで教えてくれました。
不思議と田内先生が教えてくれる身振りをしながら発音すると、正確な音が出せるのです。ほんとあれは不思議。面白い。
間違った発音をしたときにも、どこがどう違って間違えているのかを、一瞬で見抜いて丁寧に教えてくれました。これは田内先生のすごい才能だと思います。
最後に応用編として教わった、カーペンターズの「This Masquerade」の歌詞を、歌のレッスンのときにたかこさんに聴いてもらいました。「もう発音はいいね。次は音楽の勉強をやりましょう」と言われました。
おお!? 今までいつも、英語の歌を習うときは、発音の注意をされることが多かったんだけど。もう発音はいいねって、すごく褒められてるよ。やったね☆
これからしばらくの間は、この20回のレッスンで田内先生に習ったことを自分で定着させるための時間にします。
自分で発音記号を書いて、自分でリンキングルールを書き込んで、鏡を見ながら歌います。
最初は八割方間違えていた発音記号も、最終的にはほとんど正解できるようになりました。すごいよわたし! 確実に成長したね。
これからますます英語の歌に意欲的になり、発音が自分の体に定着するように努力を続けたい。そして数ヶ月後にまた、田内先生のレッスンに戻って、わたしの努力の成果を検証していただこうと思っています(^^)
田内先生に出会えて本当に良かったです! 最高にラッキー。
こういう出会いがあるから人生は面白い。これからも出会いを生かして自分の中身を充実させよう。きっとそれが命の正しい使い方だよね。
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