ルールも知らぬままアマチュアキックボクシングの試合を観戦。
大森のゴールドジムサウスアネックスで行われた、キックボクシングアマチュア大会 KAMINARIMON 東京大森大会を見てきました。
お友だちの安藤美冬さんが、ここのところずっと毎週、恵比寿の小比類巻道場へトレーニングに通っていて、ジムの人たちが出場するから一緒に応援に行こうと誘われたのでした。
キックボクシング。私にとって、全く知らない世界。プロレスは高田延彦を追いかけて試合を何度か見に行ったことがあるのですが、キックボクシングはテレビでもちゃんと見たことがないレベルの観戦初心者です。
もう会場の入り口に着いたとたん、未知の世界の広がりを感じました。筋肉の香りムンムンです! 一般とレベルの違う立派な筋肉の皆様がたーっくさん。ちょっと筋肉質ですね、とか、細マッチョですね、とか、脱いだらすごいんですっていうレベルを遙かに超えています。明らかに鍛えてる! 強い! そんな方たちです。
イベントっていうと素敵な音楽が場内にさりげなく流れていてスーツ姿の涼やかな笑顔のスタッフの方たちがいるという私の既成概念をぶち破る、革命的体験です。聞こえるのはウォーミングアップのバスーン!バスーン!というキック音、そこにいるのは、裸のカラダそのものが最高のオシャレというゴイスーな人たちでした。
わああ、私ってかなり・・・アウェーなんでは・・・という心配もありましたが、全くルールがわからないにもかかわらず、それなりに楽しく過ごせました。20試合ぐらい進んだところで、7点差がつくと勝負がつくということがボンヤリわかってきました。何がどうすると1点なのかはわかりません。たぶん次の観戦ぐらいには見えてくるのではないかと、きっときっと。
あとで美冬さんに聞いたら、今回はアマチュア大会だからプロの大会とはまたルールが違うんだそうです。ぬおおおお。わからん。
それにしても、たった3分の試合がこんなに濃く長い時間だとは。3分どころか、ラスト10秒の長さに驚きました。時間は貴重ということを、こういう面から教わるとは。
3分の試合を終えた選手たちは、人間てこんなに汗かくもんかね!!というほど汗だくです。このたった3分のために、年単位でカラダを鍛えているわけですよね。すごい世界だなーっとしか言いようがありません。今の私には、そのすごさを語る経験も知識も語彙もないです。ただただ、すごいなと感じました。
圧倒的フィジカルパワーを前に、自分は文化系の人間なんだなあと改めて気づきました。自分は比較的体育会系に関心のある文化系だと思っていたんですが、なんだ全然知らないじゃ〜〜ん!!と思いました(笑) これからもっと、知っていけるといいなあ。
興味を引き出す体験をありがとうございました、美冬さん、小比類巻道場の皆さん。
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