銀座アスター本店。炒飯とお茶だけ。
せっかく銀座へ行ったので、銀座アスター本店に行ってみました。
子どもの頃から前を通過はしていたこの店。前を歩くだけで緊張してしまうぐらいの高級感です。蒲田や川崎の支店にはよく行ってましたが、本店はだいぶ大人にならないと行けないな!と思っていました。私も年齢的にはだいぶ大人になりましたので(笑)、ちょっくら入ってみることに。
うおおお、やっぱり高級感あります! 緊張するーー。といいながら写真はしっかり撮ってるんですけどもね。
二階のダイニングに案内してもらいました。その他のフロアには、貴賓室などもあるようです。ミドルエイジの女性客が多かった。ビジネス系の男性たちのグループもいて、半個室で紹興酒を召し上がっていました。
飲み物は凍頂烏龍茶をオーダー。水でも良かったんですけども、なんとなく頼んだ方がいっかなーと思って。
ポットで800円ぐらいで、差し湯も何度もしてくれますから、そう高いものではありません。しかし緊張のあまり、真っ白いテーブルクロスにビャーッとお茶をこぼしてしまいました。ごめんなさい・・・。
炒飯についてくるスープとザーサイ。私としては、食べたことないようなスープでした。澄んだ野菜ベースのスープに、大きめの角切り野菜。にんじん、かぼちゃ、冬瓜、小さい白い豆、もうちょっとおっきい豆、帆立貝柱が入ってました。
この角切りの気持ち大きめの切り方が、なんかすごいなーって感じです。大きめに切って時間かけてゆっくり煮ましたというのが伝わってくる。しかもグズグズになってません。
ザーサイも柔らかくてヒョロヒョロっとしてて、ザーサイってこんなに美味しかったかなあと思いました。青くて硬いのはよく食べますけど、白っぽいのはあんまり口に入らない。
五目炒飯です!
カニがけっこう入ってました。ラードと醤油でジャーっていうんじゃなくて、熟成した調味料を絶妙な加減で入れてるような、深い味がしました。口に入れるとポロポロっと優しく崩れて、フカフカした食感です。
炒飯にスープとザーサイがついて、1890円だったかな。凍頂烏龍茶と両方で、ちょうど3千円ぐらいでした。個別に落ち着いて考えれば高くはない。しかし炒飯一杯3千円と考えると息を呑む。「炒飯一杯3千円て考えちゃいけないんだ!」と自分に言い聞かせた。
いい歳になっても、私にとってはまだ高級だったということがわかりました (^^; 一体何歳になったら平常心で行けるんでしょうか。がんばります。
ソワソワする私に、終始とても親切にしてくださったお店の方々、ありがとうございました。
自分がどれぐらい大人に近づいたか検証するために、また行きます!
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