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2013.02.09

楠瀬誠志郎ライブ「森の中のバレンタイン」

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昨夜はモーションブルー横浜で、楠瀬誠志郎ライブ「森の中のバレンタイン」が行われました。

昨年からライブ活動を再開なさった楠瀬先生。約束通り、今年も横浜でライブをしてくださいました! 2013年7月には、東京でのライブも再び行われるそうです♪

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ボイトレの師匠である楠瀬誠志郎先生のライブを見ることは、私にとって長年の夢でした。昨年、初めてその夢が叶い、今年もまた夢の続きが始まったわけです。

昨年のような、素敵なライブを見ることができるのだろうと、ある程度のあたりをつけて行った。すると、そんな見当が吹っ飛ぶぐらいのスケールで、最新型の楠瀬誠志郎のアートがステージの上で表現され始めた。

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この日のために作ったという新曲、「森の中のバレンタイン」。一曲目からこれでやられた。心に響くという次元を超えて、たましいそのものが宿る場所とも言われる仙骨が、ブルブルと震えてゆく。

時空を越えて、青い森の中で、楠瀬先生と手をつないで歩いている自分を見ているような気分。パラレルワールドのどこかで、それは現実なのかもしれない。なんてね。

名曲は時空を越えて、現実を乗り越えて、私たちのたましいをどこか知らないところへ、いつのまにか連れていってくれるものだ。

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おおよそ芸術の中で、最も心を奪い、またあるいは最も多くを与えるものは音楽だと私は思っている。自分は言葉の世界の住人になることを選んで生きてきたけれど、音楽には敵わないとしばしば思う。降参です。

音楽だけでなく、楠瀬先生は、言葉を超えたメッセージを、ハグや握手や目線や表情で伝えてくれることが度々ある。先生からだと、私はそれを強く感じて心の奥底まで受け止めていると思っている。けれども本当は、人はみんなそうやって、常に何かを伝え合っているものなのでしょうね。

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今日わたしが気づいた、いくつかのこと。

表現というものの無限の可能性。音楽が持つ力の壮大さ。その壮大さを司るものは神のみならず、一人の人の命と体そのものであるということ。

コミュニケーションの奥深さに、さらにまだ奥があるということ。奥へ行けば行くほど、純粋な愛の光がすべての人の心の真ん中に宿っているということ。

生きていること、人と出会うこと、音楽をやること、音楽を聴くこと、これらは全部アートであるということ。

伝えたい思いは、伝わるように準備をすれば、伝わるということ。表現の準備は何年もかかってもいいし、たった一瞬で準備できることもあるということ。

あとは言葉にならない、たくさんのこと。

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私はいつも、楠瀬先生の生徒としてじゃなくて、一人の音楽ファンとして楠瀬誠志郎さんのライブを見に行こうと思っている。勉強じゃなくて、楽しみたいからね。それなのに、先生のライブから授かる気づきがあまりにも大きいことに、毎度驚かされてしまう。

これは私の受け止め方というより、楠瀬先生自身の持つ、生きることと音楽への真剣さ、そして何よりも、今そこにいる目の前の人をひたむきに愛する気持ちの強さに理由があるのではないかしらん。

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楠瀬先生はステージでこう言った。「ボクは好きだと言われるよりも、自分から好きと言うほうがいい。好きなら好きと伝えたい。今日はボクからのI Love Youを、皆さんに本気で伝えようと思います」と。

掛け値なしに、伝わってきた。きっと先生は、いつだってその気でやってるんだ。「今日はそういうテーマだから、ちょっと甘い雰囲気でやろうね」なんていうレベルの話ではない。生き方自体が、真剣に人を愛することとイコールなんだと思った。

この人生で、楠瀬先生に出会えて良かったなあと、もう何度強く思っただろう。今夜また、心から思った。本当に本当にあなたが大好きです。あ、私から言っちゃった。

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次回の楠瀬誠志郎のライブは、2013年7月5日、STBスイートベイジル六本木で、7月25日、目黒ブルースアレイジャパンで行われます。

皆さん、見に行ってくださいね。もちろん私も全力で見に行きます!

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