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2012.11.16

東京・千代田区一番町・村上開新堂のクッキー詰め合わせ。

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皆さん、ついに私は手に入れました。東京・村上開新堂のクッキー詰め合わせを!

いったい何年、この日を待ち望んでいたことでしょうか。紹介制というハードルを、どうしても越えられなかった歳月。心当たりのスイーツ業界系の知り合いに、こそっと打診したことも数知れず。今回、ある日突然私の目の前に持ってきてくださる、天使のような方が現れました。Oさん、ありがとうございます。

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紙袋さえも素敵。この書体、デザイン。タマラン。

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歴史を感じる包装紙で、ピシッと包んである。紙のリボンも良い。

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紅白の細いリボンが水引のようにかかっている。オリジナルの絵画のカードがはさまっている。

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厳重です。まだまだ包装紙がっ。

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ベビーピンクの缶。京都のほうはシルバーだった。

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クッキーの解説書つき。27種類の形と味。

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うひょおおおお! テンション上がる! 焼きたてのクッキーの良い香り。スパイスと粉とミルクと、一番町の都会の風。時代が時代なら貴族様しか召し上がれなかっただろうさ。

隙間なくぎっしりと詰められたクッキーは、仕切りなどないのにお互い変に香りや味がまじりあうことなく、香りと味、食感と軽さと重さなど、それぞれに異なる趣があった。美味しゅうございますうううう。

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中でも銀紙に包まれたこのクッキーが気になる。

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ヴァニラクリームがサンドしてあるミルククッキー。これはっ、とりわけ美味しいっ。ビスコが突然変異ですごく美味しくなってしまったような味がする。(こんな庶民的な表現ですみません。)しっかりした硬さと厚みも御馳走感覚を強めている。

京都のほうと共通しているテイストは確かにあるのだけど、それぞれに別の味わいがあった。どちらが美味しいというものでもないのだと思う。

強いて言えば、京都のほうが明治のような空気。東京のほうは昭和の空気をまとっているような感じがした。どことなく、モダンだ。

このクッキーの有り難さ。しかと受け取った。存在自体が文化そのものだ。

時代や歴史はお金に換えられない。いつまでもずっとこのままでいてほしい味と形。またいつか、天のご褒美が降ってくるように、このクッキーに再び巡り会えますように。

つい先月に書いた、京都・村上開新堂のブログ記事はこちらです。


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