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2012年11月

2012.11.30

安藤美冬「冒険に出よう」発売されました☆

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私の親友の、安藤美冬さんの初の書籍が出版されました!

タイトルは「冒険に出よう」。ディスカヴァー・トゥエンティワンのU25サバイバル・マニュアルシリーズより登場です♪

美冬さんはノマドワークスタイルで新しい働き方を実践する女性として、最近特に注目を浴びています。ここのところTBS系列「情報7daysニュースキャスター」のコメンテーターとして出演しているので、見かけたことがある方も多いかも。

本書では、そんな彼女が、32年間の今までの人生で味わった苦節と喜び、奇跡的な出会いと気づきなどを、超ストレートに歯切れ良く語っています。

私と彼女は5年ぐらい前からのつきあいで、ここ一年ぐらいはラブラブ大親友。しょっちゅう会ってデートしています。 

そんな月日の中で私が思うのは、この人は本当に愛情深くて繊細で感覚が優れていて、なおかつ芯がある努力家の女性だなあということ。損得勘定抜きに、自分の心が正しいと感じる方へ堂々と動く。その無垢な姿はまるで野生動物のよう。私は男女ともにそういうタイプの人が大好き!

決して最初から優れていたわけではなく、最初から人気者だったわけではない彼女が、これだけの注目を浴びて、多くの識者からの賛美を受けるようになった理由の数々が、美冬さん流のマイルールという切り口でわかりやすく語られています。

全部を真似して安藤美冬になることは誰にもできないけれど(そりゃそうです、誰だって他の人にはなれない)、いくつかのルールや発想をヒントに、今すぐ行動を変えることは全然難しくないって思います。

嬉しいことに、私が美冬さんに言った言葉が本の中に書いてあった。「書きました」って言われてたから知ってたけど、改めて発見してドキッとしました!

「今のあなたは、淀んだ水と同じ。動いてないから自分が淀むの。行動によって水に流れをつけてあげないと」という言葉。

美冬さんの停滞期に心からの励ましで語りかけた言葉です。

今の彼女は、美しい清流がキラキラと流れてまばゆいばかり。それも激流ではなくて、あたりの光を反射して空気ごと輝かせるような清流。(わっ、きれいにまとまってもーた!)

みんな、立ち読みじゃなくて本を買って確かめてねーっ!

さっきアマゾンで見たら、総合94位だった! ベスト100入りおめでとう♪ もっとどんどん売れますように☆

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2012.11.21

12月分のご予約、ありがとうございました!

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皆さま、今回も手相カウンセリングの予約お申し込みをまことにありがとうございました。ただいま定員に達しましたので12月分の予約を締め切らせていただきました。

フォームからのお申し込みが正式に受信完了となった方には、「ご予約のお申し込み、ありがとうございました!」という表題のメールを24時間以内にお送りしております。既に順次、送信中です。

予約を申し込んだのに上記のメールが届かないという方は、お手数ですがメールでまたはこのブログのコメント欄にご氏名とメールアドレスを添えてお知らせくださいませ。

ブログへのコメントは手動の承認制になっております。私が内容を確認後、オモテには出さずに削除いたします。ご氏名がアップされることはありませんのでご安心ください。

次回のご予約申し込み開始日時は、2012年12月3日(月) 夜23時です。1日ではないのでご注意ください。

それでは、皆さまにお会いできる日を楽しみにしております♪


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2012.11.16

東京・千代田区一番町・村上開新堂のクッキー詰め合わせ。

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皆さん、ついに私は手に入れました。東京・村上開新堂のクッキー詰め合わせを!

いったい何年、この日を待ち望んでいたことでしょうか。紹介制というハードルを、どうしても越えられなかった歳月。心当たりのスイーツ業界系の知り合いに、こそっと打診したことも数知れず。今回、ある日突然私の目の前に持ってきてくださる、天使のような方が現れました。Oさん、ありがとうございます。

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紙袋さえも素敵。この書体、デザイン。タマラン。

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歴史を感じる包装紙で、ピシッと包んである。紙のリボンも良い。

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紅白の細いリボンが水引のようにかかっている。オリジナルの絵画のカードがはさまっている。

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厳重です。まだまだ包装紙がっ。

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ベビーピンクの缶。京都のほうはシルバーだった。

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クッキーの解説書つき。27種類の形と味。

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うひょおおおお! テンション上がる! 焼きたてのクッキーの良い香り。スパイスと粉とミルクと、一番町の都会の風。時代が時代なら貴族様しか召し上がれなかっただろうさ。

隙間なくぎっしりと詰められたクッキーは、仕切りなどないのにお互い変に香りや味がまじりあうことなく、香りと味、食感と軽さと重さなど、それぞれに異なる趣があった。美味しゅうございますうううう。

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中でも銀紙に包まれたこのクッキーが気になる。

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ヴァニラクリームがサンドしてあるミルククッキー。これはっ、とりわけ美味しいっ。ビスコが突然変異ですごく美味しくなってしまったような味がする。(こんな庶民的な表現ですみません。)しっかりした硬さと厚みも御馳走感覚を強めている。

京都のほうと共通しているテイストは確かにあるのだけど、それぞれに別の味わいがあった。どちらが美味しいというものでもないのだと思う。

強いて言えば、京都のほうが明治のような空気。東京のほうは昭和の空気をまとっているような感じがした。どことなく、モダンだ。

このクッキーの有り難さ。しかと受け取った。存在自体が文化そのものだ。

時代や歴史はお金に換えられない。いつまでもずっとこのままでいてほしい味と形。またいつか、天のご褒美が降ってくるように、このクッキーに再び巡り会えますように。

つい先月に書いた、京都・村上開新堂のブログ記事はこちらです。


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2012.11.12

Charライブ。大井町きゅりあん大ホール。(ほぼ個人的な思い出話)

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先日、幼なじみの聖子ちゃんと、Charさんのコンサートに行った。

会場はCharさんの地元、大井町きゅりあん大ホール。戸越銀座に生まれ、今も住んでいるCharさんにとって、故郷に錦を飾るコンサート。場内はおじさん、おばさんどころか、おじいさん、おばあさんまで大集結。近所のチャー坊を見に来た感じ。品川トーク多めで和やかな雰囲気のライブだった。

Charさんてギターの神様のイメージばかり強いかと思うけど、実は常に冗談ばっかり言ってる面白い人でもある。私がCharさんのファンになったきっかけは、小学校5年生のときに聞き始めた、「電撃わいどウルトラ放送局」というラジオ番組。現在のラジオ日本が、ラジオ関東といった時代のDJ番組だ。

かなり自由な感じの番組で、私は小学生ながらこれに夢中になり、毎日深夜12時まで貪り聴く熱心なリスナーになった。そして毎日小学校を遅刻するに至る。

レギュラーにユーミンや世良さんやミカバンドの今井裕なんかが名を連ねる中、特に一番楽しみだったのが、Charさんの曜日だった。こんなに面白くて、こんなにギターが上手で、こんなに素敵な洋楽のロックを教えてくれるお兄さんはこの世にこの人しかいないと思った。

一緒にライブに行った聖子ちゃんは、その頃からの友だちで、「おかげで他の友だちと話が合わない小学生生活になってしまった!」と笑っていた。

中学、高校と私は女の子バンドをやっていて、ドラム担当だった。何を演奏したいって、もちろんCharさんの曲。

しかしそりゃかなりムリがある。国内最高レベルのバカテクトリオ、ジョニールイス&チャー(のちのピンククラウド)の曲なんて一小節もまともに演奏できないよ。でもどうしてもやりたかったから、メンバーに「私の楽しみだから、ライブではできなくてもいいからときどき練習させて」と言ってスタジオでだけ演奏していた。(ライブでは、かわいこぶってゼルダの曲とかやっていた。)

だってもう、譜面を見た時点で絶望ですよ。ジョニー吉長のドラムアレンジは今聴いても超絶的なバランスで、こんなのできる中学生いない。自分でやりたいって言ってやってるのに、いつもうまくできなくて不機嫌になる厄介なドラマーの私であった。

高校はCharさんの後輩になりたくて大崎高校を志望していたけど、中学の担任に偏差値が足りないと言われて制止され、別の都立に行った。私は薬師丸ひろ子の後輩になった。バンドの何人かのメンバーはちゃっかり大崎高校に入学していて、悔しさに暮れた。

聖子ちゃんと見に行ったせいもあるけど、きゅりあんでライブを見ているあいだ、そんな昔のことをずっと思い出していた。そして何より、今年6月に死んだジョニーのことを強く思わずにはいられなかった。

Charさんの数多の曲の中でも、ジョニーが叩いていた曲は非常に独自のグルーヴがある。全く別人であるはずの古田たかしさんが叩いているのに、ジョニーの濃密な存在感が2階席のてっぺんに座ってる私にも届いた。ジョニーのあの独特なピッチ感と、ありえないぐらい細かくてさりげなくて複雑なアレンジを、コピー以上のものにして演奏していた。古田さんのテクニックと感性すごいなと思った。

去年の12月にリキッドルームで見たライブでは、ジョニールイス&チャーの曲を聴いてもただただ嬉しくて幸せで痺れるばかりだった。でも今回のライブでは、ジョニーの叩いていた曲が始まると、私は呆然と立ち尽くしてしまい、何もできず、しばし心を奪われた。

もしジョニーが生きていたとしたって、今回のツアーには参加しなかっただろう。ただ私の知らないところでジョニーはもう死んでいて、もうCharさんや加部さんとプレイすることはないんだ。っていうそれだけのことで、ずいぶんと心に打撃を負った。

別に会うことなんかなくたって、生きていてくれるだけでも感謝したい存在があるということに、深く気づかされた。忌野くんだってもういないんだ。まだ信じてないけどね。

当然のことながら、Charさんはジョニーのこと切なげに語ったりはせず、いつものように冗談ばっかり言っていた。でも私なんかと比べものにならないぐらいずっとずっと強く、ジョニーの不在のことは心に中にあったことだろう。それは演奏の中でどうしたって伝わる。

MCの中で、Charさんのお母さんがもう亡くなっていることも知った。いつ亡くなったんだろう。小学生のとき聴いていたラジオでも、しょっちゅう話題に出ていたお母さん。戸越銀座の開業医で、Charさんの自慢のお母さん。昔見た雑誌に母息子ツーショットの写真があった。ニコニコした普通のお母さんで、本当に仲がいいんだなと思った。

時代が変わると街が変わるように、気づかないところで、気づかないうちに誰かが死んでいて、誰かが歳を重ねてる。そしてもうすぐ私も、ちょっと前までは小学生だったことが嘘のような年齢の誕生日。

私が今まで生きたのと同じ歳月を経た品川の街は、どんな景色に変わっているのかな。どんな人が、そこに生きているんだろう。私は天国でCharさんのコンサートをときどき楽しみながら、たまには品川の街を覗きに来てみたい。

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2012.11.02

至極真っ当で丁寧なスリランカ料理店。青山一丁目、タップロボーン。

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スパイス料理研究家の香取薫先生と、ライター&フォトグラファーの新井由己さんご夫妻を囲んで、絶品のスリランカ料理ディナーを楽しみました。突然のお招きにもかかわらず集まってくださった12人の皆様、どうもありがとうございました。

場所は、青山一丁目交差点からすぐ近く。スパイシービストロ タップロボーンという名前のお店。「美味しいスリランカ料理を食べたいならこのお店!」と、香取先生が連れてきてくださった。

日本初のスリランカ料理レシピ本、「家庭で作れるスリランカのカレーとスパイス料理」が刊行されたばかりの香取先生。何度にもわたり、スリランカの現地で食文化を実体験し、取材した経験が、生命力あふれる息吹となって根付いているレシピ本です。

タップロボーンの皆様とは日頃から懇意になさっているご縁。今夜のコース「タップロボーンロイヤルエンジョイセット」の構成も香取先生が考案したのだそうだ。

4名以上で予約すれば、誰でも食べられるフルコース。これだけ充実した内容で、お値段はワンドリンクつき4000円! スリランカ料理初心者の方にもお薦め。定番的なものが一通り出て、お店独自の工夫もここかしこに光っているという、まさに食べる喜びを与えられるコース料理。

ここからは、同席のTさんのブログからの引用。
あまりにも適切な文章なので、お借りしてしまいました。

「さてさて、スリランカは、昔はセイロンと呼ばれていたところ。インドの隣にあります。
ところでスリランカ料理ってどんなのだろう?と想像つかない方も多いと思いますが、みなさん知ってますか?
実は日本に共通するところがあります。
まず、島国であること。
そして、「鰹節」があること。
聞いたことあるかもしれませんが“モルジブフィッシュ”というものがあるのです(日本の鰹節のように固くはなく、たたくとすぐもろっと崩れます)。
お隣のインド料理には、ダシをとるという概念はないのですって。
世界で鰹節を使うのは、たった2国だけ。それが、日本とスリランカなのだそう!それならきっとスリランカ料理って日本人の舌に合うに決まってます。うんうん」

全くですよ、本当に日本人の舌に合うのです。どの料理も、どこか日本の味に根底が似通うところがあって、ホッとする。日本と同じ長ねぎを使ったり、鰹節を使ったり、白米に乗せて食べると美味しいごはんの友みたいなお総菜があったり。

じわじわと辛さを感じる中にも、うまみとコクと香りがあり、辛さに理由を感じる。かといって、辛い料理ばかりの連続でもなく、甘さが引き立つ料理、サラッとスナック感覚で食べたい料理、野菜メインでフレッシュな食感のものなど、変化に富んで飽きない。

10年以上前、私が都立大に住んでいたとき、家の斜め前にある東光寺というお寺の境内で、年に一度だけスリランカカレーを売る日があった。確かお花祭りの日だったと思う。スリランカの子どもたちの教育環境を整えるためのバザーだったように記憶している。

そのチキンカレーがあまりにも美味しくて、普段からスリランカカレーが食べられないものかと、必死で探したことがあった。

結局、その頃私が出会った数少ないスリランカ料理店には、同じような美味しさのカレーはなかった。なんだかみんな薄くてしゃぶしゃぶしてた。

時を経て今、こんなに美味しいスリランカ料理を、こんなに豊かなバリエーションで食べられる場所が見つかるなんて。お釈迦様に感謝したいような気持ちでいっぱいだ。

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サラダ。

甘辛いドレッシングが適量まぜてあり、フライドガーリックの力強さが食欲をかきたてる。

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カトゥレット。

ポテトと魚の丸いフライドスナック。スリランカではパーティーの定番。小さいコロッケのようなもの。具の野菜に、しっかり魚の出汁が効いていて美味しい。

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レッドチリカラマリ。

イカの揚げ物を甘辛く中華風に炒めたもの。揚げてあるのに油っぽくなくてシャキンとした味。おかずになる〜。普通に日本と同じ長ねぎが入っている。スリランカでも長ねぎは定番素材なんだそうだ。インドでは滅多に使わない。

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ゴダンバロティの生地をのばすシェフ。タネになる生地は、頭の上から地面のあたりに置いた壺をめがけてドッシーン!と50回ぐらい叩きつけるんだそうだ。夜は作れないぐらいうるさいから昼間しか作れないんだって。

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みるみる薄くなっていき、もう透き通るぐらいまで延ばしてる。生地がツルツルに輝いている。

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後ろのガス台ですぐ焼き、クレープ状に薄く重ねていく。

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ゴダンバロティの焼き上がりっ!

薄い生地がふんわりとハンカチのように折りたたんである。手でちぎると弾力を感じるぐらいに強く、口に入れた瞬間はふわっと軽くクリスピーで、噛んでいるうちにもちもちしてくる。あえて味つけを排除した、非常にプレーンな味。小麦粉そのものの味が美味しい。

スリランカでは、最初にパンにカレーやお総菜を包んで食べて、そのあとライスにカレーやお総菜をかけたりまぜたりして食べるのだそうだ。パンとライスを一緒には出さないのがスリランカの流儀。

あとから新井さんに伺ったお話では、パン系とライスを同時に出さず、順に出てくるのはインドも同じ。インドではワダやドーサを先に食べ、ライスはあとに出てくる。チャパティでライスとカレーを包んで食べたりはしないんだとか。なるほど言われてみれば、インド料理屋さんでは私もそうやって食べていましたね。今まで気がつかなかったなー。

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ミートカレーその1。最初はチキンのカレーが出てきた。

見た目や想像と違う味がした。やっぱり鰹出汁が効いているのはうまみを底上げする力が強い。そしてスパイスを香ばしく煎ってから使うのがスリランカ流なんだそうだ。このスモークのような香ばしさ、そういうことだったのか。インドカレーとだいぶ違う。もちろんどっちも好きだけど。食べやすい大きさの骨なしチキンに、なんとはなしに心が和む。

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野菜のテルダーラ=炒め物。

これもゴダンバロティに包んで食べる。長ねぎ、ポテト、いんげん、玉ねぎなど。フレッシュのカレーリーフも入ってますな。甘すぎない甘さがたまらない。あとから辛くなってくる。生きのいいスパイスが野菜を美味しいおかずにしている。

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エッグゴダンバ。

目玉焼きをゴダンバロティで包み焼きにしたもの。こういう軽い味のものをはさむと、甘辛かったりする料理の味がよけいに引き立つ。この目玉焼きもあえて味つけしていないところが最高にいい。目玉焼きうまし。

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パリップ。レンズ豆のカレー。

スリランカの家庭料理の定番。インドのダールに似ていて、ココナッツミルクが入っているのが特徴。茶色いのはフライドオニオン。まろやかな口当たりで、他の料理とまぜるとますます美味しい。

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ポルサンボーラ。

ココナッツとかつお節のふりかけ。ポルはココナッツ、サンボーラは混ぜた料理のこと。「これぞスリランカの味」なのだそうだ。ライスにかけて混ぜて、その上からまたカレーをかけて食べるの推奨。鰹の味の鮭フレークのようでいて、ココナツの繊維質の存在感もバッチリで、不思議な美味しさ。辛味はない。毎日の食卓のお供にしたくなる。瓶詰めで売ってくれ!

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コラサンボール。ココナッツ入り青菜のサラダ風。さっぱりとして非常に美味。これメインというより、ポルサンボールやカレーにまぜて引き立て役になってもらう感じ。このポソポソしたココナッツの軽さと、青菜の弱々しい薬味感がたまらない。

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ライス。そうよ〜〜〜、やっぱりこういうときは日本米じゃないほうが美味しい。

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パパダム。

クリスピーな豆粉の揚げスナック。このまま食べても崩してライスにかけてもOK。香取先生の本には、カレーの合間につまんで食感を楽しむんだって書いてあった。楽しいよー楽しいよー。

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パリップ、コラサンボール、ポルサンボーラ。究極のスリランカ風三色丼? まぜて食べると美味しさが増す。粉々に砕いたパパダムをかけるのも素敵!

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ルヌミリス。

唐辛子のペースト。辛いんだけど美味しい。海老のようなオキアミのような深い風味を感じた。これもさっきの三色丼にまぜるとランクアップ!

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二皿目のミートカレーは、ポークカレー。

これもスパイスが煎ってあり、インドカレーともヨーロピアンカレーとも違う味がする。サラッとしていながら、スパイスの味わい豊かで、しゃぶしゃぶした感じや薄い印象は全くない。そうか、スリランカカレーはやっぱり美味しかったんだ。

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野菜カレー。

かぼちゃとポテトとにんじん。これはほっこりした味。わりと見た目通り。シチューに近いかも。

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ミーキリ。

ヨーグルトのキトゥル蜜かけデザート。水牛のミルクで作ったヨーグルトがミーキリ。キトゥル蜜は蜂蜜と違い、椰子の木から採れる天然のシロップ。その採取法の手間暇を香取先生にお聞きし、希少性を知ると、一滴も残すわけにはいかないと思った。

これが砂糖無添加だなんて信じられないぐらい、しっかり甘い。蜂蜜にも似た、上等の黒蜜のような風味。実に美味しい。買ってくればよかった。ソーワアイスにかけて食べたい。

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セイロンティー。

大満腹、大満足でディナー終了。「食べ尽くしたーーっ!」という実感。スリランカ料理がこんなに美味しいなら、もっと日本にたくさんできればいいのになと素直に思った。思いっきり日本人に馴染みやすい味なはず。自由が丘にも、これぐらい美味しいスリランカ料理屋さんができないかな?

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客席。全部で24席のこぢんまりしたお店。清潔で落ち着いていて、居心地はすこぶる良い。オープンキッチンがピカピカだった。

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香取薫先生の近著、「家庭で作れるスリランカのカレーとスパイス料理」。目がくらむほど美味しそうなレシピの連続。コラムも面白いです。香取先生は文章の名手でもあるのだ。

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ご同席の皆様、ありがとうございました。なぜか今日のメンバーは、世界を旅している人が多く、話題が広がって殊更に楽しかったです。また世界の料理と日本の味をコツコツ訪ね歩きましょう♪

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