明日の木曜日は、12月分の予約受け付け開始日です♪

明日、11月1日(木)の正午12時より、12月分の手相カウンセリングのご予約申し込みを受け付け開始いたします。

新しいカウンセリングルームの設えもほぼ完成に近づきました。お客様をお迎えする順序にも馴染みつつあります。最初の数日間は、どうご案内すればいいのかわからずオロオロしてしまいました。もう大丈夫です！　ぜひいらしてください（^^）

皆様のお申し込みを心よりお待ち申し上げております♪

ご予約はカウンセリング窓口のページから、予約フォームを開き、必要事項をお書きの上、送信なさってくださいね。

予約フォームは、時間になったら私が手動で開きます。手動なので多少時間が前後するかもしれませんが、お許しくださいませ。

フォームからお申し込みになった内容に訂正事項がある場合は、フォームから再度送り直さずに、メールで訂正事項をお送りください。

お申し込みが混み合いました際、エラーが出ることがあります。その場合も、フォームから繰り返し送り直さずメールでお送りください。

最近、携帯でのお申し込みの際、「確定ボタンを押すと最初のページに戻ってしまう」というご報告を何度かいただいています。申し訳ありませんが、こういったエラーが生じてしまった場合も、ご氏名を添えてメールにてご連絡いただけるでしょうか？　お手数ですが、よろしくお願い申し上げます。

お申し込み時に予約フォームでお聞きする「おおよその希望日時」は、候補の日程をお送りする際の参考とさせていただいています。お申し込み時に チェックを入れた曜日・時間枠は、その時点で確保はされておりません。特に土曜日の枠は、ご用意できない場合がしばしばあります。

こちらに届く一覧表のまとめの都合上、「Yes」を押してから20分以内にお書きくださいますようお願い申し上げます。

携帯アドレスでお申し込みの方は、パソコンからのメールや、ヤフーメールからのメールが着信拒否になっていないかどうか再度お確かめくださいませ。 メールのやりとりができない場合は、残念ながらご予約を承ることができなくなってしまいます。ご注意くださいますようお願い申し上げます。

また、電話やファクスでのやりとりは承っておりません。メールをお使いになれない方は、お手数ですがどなたかメールをお使いになれるお知り合いの方に代行を依頼してください。

勝手ながらキャンセル待ちリストは現在お作りしておりません。ご予約は毎月、月初めの予約フォームのみで承っております。何卒ご理解いただけると幸いで す。よろしくお願い申し上げます。

そして毎度のお知らせですが、ワジョルームでは、私の手作りのパワーストーンブレスレットを引き続き販売しております。ぜひご覧くださいませ。

それでは、皆さまのご予約を心よりお待ちしております！　

いつもご紹介やtwitterのRT、facebookのいいねをありがとうございます。皆様のおかげでなんとかやってこれました。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

写真は、breavo-paraのエントランスです。

自由が丘ロクロナン。ボイトレ仲間とガッツリお肉。

ボイトレ仲間の女性チーム5名で、自由が丘のフレンチ、ロクロナンに行きました。大勢で行くと色々食べられて楽しいですね。

メンバーは、ベトナム料理研究家のいとうしのぶさん、歌うパティシエの川島瑠理ちゃん、自由が丘仲間のみずほちゃん、大井大森仲間のともねーさん、そして私。食の専門家の方をはじめ、感覚の優れたメンバーをお連れするにあたり、絶対美味しくて満足していただける自信のあるロクロナンを選びました♪

皆さんがとっても喜んでくれて本当に嬉しかった！　店を出る前に私が、「美味しいものだけでおなかがいっぱい。幸せの絶頂！」と言ったら、みんなが温かく微笑んでくれた。石井シェフとお話するときのワジョリンのテンションの高さがいつもと違うと評判。そりゃあもう大ファンですから〜〜。フフフ。

つきだし。アンチョビクロワッサン。ふえ～、サックサク。焼きたてぇぇぇ。

茄子キャビアとパン。

豚のリエット。うほっ！　特盛り！　臭みがないのに肉らしい肉の味がガッシリある。

山梨県東八郡原田さんからのサラダ。今日も原田さんの美味しい野菜がいっぱい。最後まで水っぽくなない。新鮮で生命力の強い野菜。

鶏砂肝のコンフィ。「美味しいところだけこんなに食べていいのかしら？」と、罪悪感さえ軽く感じる。

エスカルゴのフリカッセ。いつも頼みたくなる私の定番。毎回、つけあわせの野菜が変わる。今日はカブと黄色いウリ系の野菜。カブのうまみにビックリした。浅漬けのように熟した味わい。このエスカルゴソースと合わせると最高に美味しい。

豚内臓のアンドゥイエ。プリプリだったりムチムチだったりねっとりだったり、内臓の質感がさまざま楽しめる♪

豚内臓のアンドゥイエ。切り分けたところ。ナイフを入れるとホロリと崩れて湯気が立つ。

タラのクネル。ご存じ！　石井シェフのスペシャリテ。本当に美味しい。何度も食べているのに、今でも絶叫したいぐらい美味しい。いや実際絶叫している（笑）

豚バラ肉のピペラード。塩がしっかり適量だけ浸透していて、肉の美味しさを引き出している。添えられたフライドエッグとトマトソースを絡めて食べると幸せ。

豚バラ肉のピペラードのつけあわせ。さつまいものグラタン。つけあわせとは思えない完成度の高さとオリジナリティ。

仔羊背肉の岩塩包み。気を利かせて、焼いてる途中のものを見せてくださいました！　気分盛り上がりまくりヾ(≧∇≦)〃

仔羊背肉の岩塩包み。テーブルに届いた瞬間の香りからして降参。この美しいロゼ色。たまりません。

仔羊背肉の岩塩包み。骨つきの部分もジューシーに焼けてる。手づかみでかぶりついてしまいました！

デザート勢揃い♪　パティシエのルーリーに全部おまかせで選んでもらった。

ピスタチオのクレームブリュレ。ナッツのコクがしつこくなく生きている。厨房からカラメリゼしてる匂いが漂ってきただけで心が躍る。

ヴァシュラン。バニラアイスと生クリームとナッツの三色アイス。甘すぎなくてサラッとしてて、私の大好きな味。

ミヤソン。とうもろこしの粉のケーキ。あったかくて素朴でいい人だよー、ミヤさん。いや、ミヤソン。

グラスヴァリエ。7種類の中から3種類選べるようになってた。ピスタチオ、ラムレーズン、くるみを選んだ。ラムレーズンの香り高い味わいに感動。くるみも適度な粒々感が良かった。ピスタチオの味も甘さよりピスタチオの風味がしっかりして、レストランならではの味を感じた。

ムワールショコラ。いわゆるフォンダンショコラ。

ムワールショコラ。割ったところ。チョコレートがとろ〜っと出てきた！　アツアツで最高。

食後のカフェオレ。ふ〜、美味しかった。

私はロクロナンに行くと、いつもものすごく気が晴れる。美味しいものを食べられるからというのは、もちろんあるんだけど、それ以上の何かを受け取っている気がする。それが何なのか、わからなくてもいいや。答えを知らなくても、ただそんな気持ちになれればいい。少しは謎があったほうが、面白いこともあるよね。

帰りにおせちも予約してきちゃった♪　石井シェフのおせち、楽しみだなー。幸せな新年を迎えることができそうです(o^^o)

蔓餃苑、パラダイス山元さんの餃子を食べるイベント♪

恵比寿リキッドルームの二階にある、タイムアウトカフェ＆ダイナーで行われたイベントに行きました。

日本で最も予約が取れないと言われる会員制高級紳士餃子『蔓餃苑』を体験できるイベントってことで、チケットを取れたのが奇跡でした。誘ってくれたこずちん、ありがとう！

荻窪にある「蔓餃苑」は、「マンボ音楽家」「マン盆栽」「グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロース」などの活動でも知られる、パラダイス山元さんがオーナーシェフを務める餃子専門店。

平常休業・臨時営業・会員制・完全予約制。突発的な開店のメール連絡を待つしかないという、超難関のお店。

私は蔓餃苑ができる前から、「会員制餃子の店ができるまで」のメーリングリストを購読していたのだけど、途中でそのアドレスを見る機会がなくなり（パソ通のPEOPLEがなくなったため）、オープンの連絡を受け取り損なっていたのだった。

今回のイベントに行って、山元さんの近著「読む餃子」と、蔓餃苑のレシピが堂々11ページに渡り紹介されている「dancyu」を買うと、会員になれるというチャンス到来。乗るしかない、このビッグウェーブに！　

いただいた餃子は、今まで食べていた餃子は何だったんだ！！　というぐらい別次元の食べ物だった。完成度が途轍もなく高い。一粒の餃子が、一皿のメイン料理に匹敵するほどの存在感を発している。

行く前は、「4個しか食べられないのか〜」と思ってたのだけど、1個の満足度が高すぎて、心がすっかり満たされた。今年食べたものの中でも特に印象深い一皿になった。

実際の蔓餃苑に行くと、「もうギブアップ！　タッパー持ってくればよかった！」と思うほど餃子が食べられるそうだ。これは楽しみだわ。うっしっしっしっしっし。

山元さんが丸二日かけて仕込んだ餃子。壮観！

一つ一つが妥協なく美しい。

こんなカタチの餃子も。

スタンダード餃子。今回のイベントは、80人ぐらいの人が一斉に食べるので、一人4種類1個ずつ。

ウッマーーーー！！　肉汁が尋常ではない。この皮のモチモチ感。厚すぎず薄すぎず、あんを包む優しさがちょうどいい。あんの味は香りの強い野菜はほとんどなく、肉とキャベツのうまみでいっぱい。小籠包を思わせるほどの、あふれる肉汁にびつくり。

餃子を焼く山元さん。胡麻油の香りがたまらん！！

2個目は肉餃子。ムッチムチプリプリですやん。

肉餃子アップで。この折り目正しさ。山元さんの美意識が出てますね！

焼き目がパーフェクト。こんなにたくさん焼いてるのに、この手抜きのなさは偉大。

肉餃子は野菜の入ってない肉だけの餃子。皮の粉のうまみと肉のうまみがガチンコ勝負。極めて美味。

3個目はしそ餃子。しそがちょっとだけ出てるん〜♡

しそ餃子。カリッと焼けちゃってコイツめ！　

しそがペロッと1枚入ってる。完全に美味しい。しそをこんなに生かす料理に出会ったことがないかもしんない。今日の４つの中で私はこれが一番好き。

最後の一つは、キーマカレー餃子。なんてフォトジェニックなんでしょうか！　かわいこちゃん♡♡

キーマカレー餃子。可憐なたたずまい。

あっという間に私の手でバラバラに。中はカレー味のあんとチーズがとろりと入っておりやした。ずるい！！　うまいに決まってる！！

このラー油がまた格別な味。

お食事が終わったら、サイン会をしてくださいました。

憧れの山元さんとツーショット！！　サインしていただいている間、「私がどんなにパラダイス山元を好きか」について延々と語りました（笑）

「マン盆栽展のときもツーショット写真撮っていただいたんですよ。クアトロのグランドキャバレー公演にも行ったんですよ〜」なんて話したら、色っぽいお姉さんのイラストも描いてくれました♡

おつかれさまです！！！！　みんなとても幸せそうでした。山元さんも！

白目むくほどの大繁盛でしたね（笑）

ありがとうございます！　次回は荻窪の蔓餃苑でお会いしましょう！！

川崎区京町、元祖ニュータンタンメン本舗。

川崎の京町というところにある、元祖ニュータンタンメン本舗に行きました。ニュータンタンは川崎周辺にいくつか店舗のあるチェーンで、かなり独特なタンタン麺を出すお店です。

麺は太めで丸いツルツルの麺。シーマージャンや胡麻、辣油は全く入ってない。挽肉にも味つけがほとんどされていない。

スープはほんのりと薄味の野菜出汁と鶏ガラがベースかと思われる。そこへ粗みじん切りにされた大量のニンニクと、粗挽きの唐辛子、溶き卵を投入。食べたことない人には想像もつかない味なんじゃないでしょうか。

川崎近郊の住民にとっては、ソウルフードとも言える味。美味しいとか美味しくないとか言われたくない、ぐらいのレベルで（笑）　そりゃ言いようによってはボンヤリした味なんですが、そこがたまらなく良いのであります。何度でも食べたくなる。　

ニュータンタンはちょっと変わったチェーン店で、店舗によってメニューの内容も、料理の味自体も違いがある。私はいつも蒲田店に行っている。蒲田店はボックス席が３つぐらいある、やや大きめのラーメン屋さんぐらいの規模。

全店舗の中でも京町店は美味しいという風の噂を前から聞いていた。京町店は、中は焼肉ロースターつきのボックス席が並ぶ、焼肉ファミレスのようなレイアウト。お一人様用のカウンターも多めに設置されている。席数はかなり多い。駐車場は10台分ある。大人気でいつも混んでいる。

そうそう、ニュータンタンは焼肉も一緒に食べられる店舗もあるのが特色。それでもメインはあくまでもタンタンメン。そういうお店。

せっかく焼肉も食べられる京町店に来たので、焼肉も食べたかったのだけど、タンタンメンの研究を先にせねば。

タンタンメンは辛さを選べるようになっている。私が頼んだのは、普通の辛さ。母は控えめの辛さ。弟は中辛。お好みでトッピングもできる。私はあえてトッピングなしが好きだ。

見た目が赤くて辛そうに見えるけど、ほとんど辛くない。むしろまろやかな味。この味がクセになるのだ。

京町店のお味は、噂に違わず完成度が高かった。特にニンニクの新鮮なシャキシャキ感（半生に近いぐらいの状態でスープに入ってる）、スープの出汁の絶妙なコクの良さ、麺のツルツルの質感が印象に残った。

弟が頼んだ中辛。見た目あまり変わらないように見えるけど、けっこうここまで行くと辛い。追加料金なしで、大辛とメチャ辛もある。

母が頼んだ、辛さひかえめ。唐辛子はほとんど入ってない。ニンニクスープのような感じになっていて、これはこれで非常に美味しい。物足りない味にはなってない。

キムチチャーハン。これも見た目より全然辛くない。子どもでも食べられそう。

セットだとスープと野菜サラダがつく。

セットの普通のチャーハン。オーソドックスな味。チャーハンの味も店舗によってだいぶ違う。蒲田店のチャーハンも美味しいよ。

セットの餃子。これも普通に美味しい。

タンタンメンメニュー。トッピングも色々。

スープ、一品料理のメニュー。

焼肉、ドリンクのメニュー。いつかここで食べてみたい…。

この独特のタンタンメンの醍醐味と、焼肉も一緒に！という川崎的展開を味わいに、皆様お出かけくださいませ☆

リトル沖縄、鶴見。おきなわ亭の定食。

鶴見のリトル沖縄、沖縄ストリートでお昼を食べました。この前行った、ヤージグワーは午後2時を過ぎても行列。近くの「おきなわ亭」を覗いたら、運良く席が空いていました。こちらも人気のお店です。



ラフテー定食は、大きめのラフテーが2個と、ライス、具なしの沖縄そば、ごはんの友になる甘いお味噌のセットで1000円。

ラフテーがとても美味しくて、白米をドンブリ3杯はいける！と思うほど。圧力鍋を使わず、コトコト長時間煮込んでいる様子。

味つけがしっかり甘辛く、脂の部分まで調味料が浸透している。白米はおかわり自由。ジューシーと呼ばれる炊き込みごはんも選べることになっている。今日は売り切れだった。



麩チャンプルー定食は、麩チャンプルーと、ライス、味噌、具なしの沖縄そばのセットで850円。



お麩がドサッと大きなカットで入っていて食べ応えたっぷり。このように調理した麩は、玉子焼きのような食感。基本、薄味なんですが、炒め方の上手さとスパムのアクセント、全体の具材から出る味を吸った麩の風味の良さで大満足。



ソーキそばのソーキが大きくてびっくりでした。出汁が濃いめで塩気も心持ち強め。白い麺の素朴な味とよく合いました。



充実の定食メニュー。山羊汁定食なんていう滅多に食べられないようなものもあり、たいへん興味をそそられる。



こちらは宴会メニュー。飲み放題つき3000円〜4000円は良いですねえ。



間口は小さいけれど、奥が広くて座りやすい。さんぴん茶セルフサービスで飲み放題です。注文は食券制。

帰りに隣の「おきつるマート」で買った、豚テール煮を夕飯のおかずの一皿にしました。こっちも美味しかった。東京からこんなに近い場所で、本格的な沖縄料理が食べられるのは嬉しいですね♪

11月分の日時打診メールをすべて送信しました。

ただいま11月分の定員にお入りいただいた方の全員に、「手相カウンセリングのご案内」という表題の日時打診メールを送信し終わりました。（日時確定メールはまだ送り終わっていません）

「ご予約のお申し込み、ありがとうございました！」という表題のメールを受け取っているのに上記のメールが届かないという方は、お手数ですがメールまたはこのブログのコメント欄にご氏名とメールアドレスを添えてお知らせくださいませ。

ブログへのコメントは手動の承認制になっております。私が内容を確認後、オモテには出さずに削除いたします。ご氏名ならびにメールアドレスがアップされることはありませんのでご安心ください。

お手数ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

写真は、先日リビエラ青山で行われた友人の結婚パーティーで目を惹かれたテーブルフラワーです。リビエラ青山での結婚パーティー、空間のセンスが良く、料理も美味しくて、とても素晴らしかったです。ご予算も優しい設定でした。結婚予定の皆様にお薦めします（^^）

11月分のご予約、ありがとうございました！

皆さま、今回も手相カウンセリングの予約お申し込みをまことにありがとうございました。ただいま定員に達しましたので11月分の予約を締め切らせていただきました。

フォームからのお申し込みが正式に受信完了となった方には、「ご予約のお申し込み、ありがとうございました！」という表題のメールを24時間以内にお送りしております。既に順次、送信中です。

予約を申し込んだのに上記のメールが届かないという方は、お手数ですがメールでまたはこのブログのコメント欄にご氏名とメールアドレスを添えてお知らせくださいませ。

ブログへのコメントは手動の承認制になっております。私が内容を確認後、オモテには出さずに削除いたします。ご氏名がアップされることはありませんのでご安心ください。

次回のご予約申し込み開始日時は、2012年11月1日(木)　正午12時です。

それでは、皆さまにお会いできる日を楽しみにしております♪

写真は、京都貴船神社さんで参拝の順番を待つ方々です。大人気ですね☆

京都、村上開新堂のクッキー。

8月中旬、京都に行ってきた。貴船神社さんの境内で行われた、河島アナムさんのライブを見るための小旅行。とてもいい時間だった。

ちょうどお盆休みシーズンということもあり、ホテルがなかなか取れなかった。珍しくツアーで申し込んで、やっとホテルオークラのシングルを確保。ここは場所も雰囲気もサービスも良かったな。またぜひ泊まりたいホテルの一つになった。

オークラのすぐ近くには、寺町という商店街がある。京都について著しく知識の少ない私には初耳だったけど、かなりの名店揃いエリアであるらしい。

何も下調べせずに行って、現地でtwitterで情報募集するというていたらく。「寺町には村上開新堂がありますよ」と、京都通のIGAさんが教えてくださった。あ、なんか聞いたことあるお店。そうか、池波正太郎御用達のお店だった。ならば行くしかあるまい。

ばばーん！　いきなりすごい風格。やってるのかどうかわからないぐらい照明が暗い。自動ドアではなく手動の手押しドア。右から左へ読む旧字体の看板。のっけから格調の高さを感じた。私なんかが入っていいのだろうか。入るけど。

いやもう、中はとても「写真撮ってもいいですか」なんて聞くことさえできないぐらい文化財的な空間。かっこええなあ！　しかし接客自体は丁寧で、少しも尊大なところはなかった。

ショーケースの中には、こちらのロシアンケーキがあった。これとオレンジゼリーだけは当日買える。名物のクッキーは予約制だ。

ロシアンケーキを買ってすぐ、近くの京都市役所前の広場で食べた。見たまんま。昔ながらの素朴で粉らしい粉の味だ。しっかり甘いけど上品。後味は意外とさっぱり。全部一気に食べてしまった。

オレンジゼリー！　1個630円。すごーい。高級品だ。この高級品を、池波正太郎は京都に行くたび3個買って、すぐさま1個食べ、ホテルの窓の外に残りの2個を吊しておいて天然の冷蔵庫がわりにし、街中で飲んで帰ってきてからまた2個をペロリと食べたんだそうだ。くっそう、やるな池波オヤジ。

本物のオレンジをくり抜き、中にゼリーがぎっしり詰めてある。ボヨンボヨンです。今どきないような寒天風の荒々しい弾力。酸味が少なく、オレンジそのものの甘みが凝縮されたような果実感。昔の人が一生懸命作った感じがする。人の手で、人の思いで。

この旧式な感じの仕上がりが、なんとも昭和で良いのである。今どき普通の、雑味を徹底的に抜いたクリアなオレンジゼリーとは別モノ。確実なインパクトが残る。舌だけでなく、心にも。郷愁とも情趣ともいえるこの味わいが、またこのオレンジゼリーを食べたいという衝動に向かわせるのだろう。

このオレンジゼリー、冬場は好事福慮（こうずふくろ）という名前になって、ますます美味しくなっちゃうんだそうだ。やばいー。

んでやっぱりクッキー詰め合わせは当日だと買えないっていうことなんで、代金を支払って宅急便の伝票に自分の住所を書いてきた。8月中旬現在、すぐ申し込むと10月には届く予定という話。

10月初旬のある日、何の予告もなくクロネコがニャーと届けに来てくれた。正味2ヶ月。この突然の贈り物感がサプライズでいい。本気で嬉しくなった。

一筆の挨拶文とともに、クッキーの箱が届けられた。この包装紙のデザインもいいねー。

銀色の包装紙の下は、水引のかかった白い熨斗紙だった。かっこいい。

これが待ち焦がれた、村上開新堂のクッキー。詰め合わせ小のほう。4725円であります。

おおお、パリッとした焼き上がりだ。クッキーとビスケットの中間ぐらいのカリッとした硬さ。割と硬いのだけど、歯に触れるとペリンと軽く割れる。

ちょっと泉屋のクッキーに似てるなと思った。甘すぎなくてスイスイ食べられる。鼻にも舌にも歯にも、変にベタベタした感じが残らなくていい。品格があるな。よけいなものが入ってない清らかささえある。

店構えもそうだけど、このクッキー自体が文化財だなあ。いつまでもこのままであってほしい。

ちなみに東京の村上開新堂のクッキーは、紹介者がいないと買うことができない。ツテがないのでそっちは買えなかった。思いがけず、旅先で手に入って良かった。村上開新堂のクッキーは、死ぬまでに食べてみたいものリストに入っていたお菓子。念願叶って幸い。でもまだ死なないよ。小ざさの羊羹も食べてないしさ。

東京と京都のお店の関係は謎に包まれてるらしくて、検索してもよくわからなかった。ルーツは同じで、今は全く別の店ということになっているような雰囲気だった。写真で見ると、クッキーの見た目はとても似てる。

量産できないのは、昔ながらの窯で職人さんが勘でその日のクッキーを仕上げているからなのではないかなと思った。こういうタイプのお菓子は、窯自体の持つ味わいが命。新しい窯を追加してパートのおばちゃんがどんどん作るっていうわけにはいかないんじゃないのかなあ。いやいや、完全に妄想ですが。

まあ、待つ時間も楽しいし、突然の贈り物が届くのも嬉しい。2ヶ月なんてあっという間だ。

自分を幸せにしてあげたい人は、京都までひとっ走りしてこのクッキーを申し込んでくるのもいいかもよ〜。私の分もお願いしまっす（笑）

自由が丘、お好み焼き嫩樹（どんきい）。移転オープン♪

自由が丘の東急ストアの斜め前にあった、老舗のお好み焼き屋さん、嫩樹（どんきい）。約2年前に突然閉店してしまったときは、かなり残念だった。

しかし、嫩樹のホームページには、「移転先を探しています」の文字がずっと表示されていた。完全閉店ではないのだ。希望を抱いてずっと待っていた。一年経っても移転先が決まっていない様子。このままなくなってしまうなんてことないよね！？　と、だんだん心配になってきた。

そんなある日、「嫩樹が移転オープンしました！」との吉報を、自由が丘.netさんで知った。いやっほー♪　それもなんと、「猫背」の跡地ですよ。

土曜日の夜、予約をして行った。予約してよかった。満員。以前のお店と較べると、席数は少なくなった。4テーブル15席かな。予約して行ったほうが良さそう。でも一人でも歓迎みたい。よかった。

ご近所に住む北山彩子さんご夫妻に声をおかけして、一緒に行きました。北山さんは、自由が丘で薬膳料理教室「FOOD and LIFE」を主宰する薬膳の先生。食いしん坊仲間がこんなに近所にいてくれてラッキーです☆

一番上の写真は、牛すじとネギのお好み焼き。二枚目と三枚目は、ベーコンとコーンのもんじゃ。東京風でしっかり味がついていて美味しい！　

お店のお姉さんの話では、リニューアルオープンするにあたって、厚手の良い鉄板を新調したんだそうだ。以前使っていた鉄板も残してあったのだけど、どうしても新しいテーブルにはめ込めなかったのだそうで、残念がっていらした。でもこの鉄板いいじゃないですか☆

焼けた！　確かに、言われてみると焦げ付きがほとんどなく、良い焼き目がついている。鉄板の良し悪しなど素人の私にはわからないけど、美味しいからとにかくいいですね♪

焼きそばも最高！　麺の絶妙な硬さ、ソースの香ばしさ。たまらん〜。

豚肉＋キムチ＋そばのお好み焼き。素晴らしい組み合わせ。



おおおおおお、香ばしく焼けたーーーっ☆　まるで梅蘭のかた焼きそばのように香ばしいですよ。



魅惑のパリパリ感。はじっこのほうなんてもう、カリッカリですよ。生地と別にそばだけ焼くのがコツみたいです。



せっかくなんで、デザートも。あんこ巻き〜。これはこれでお好み焼きと違った生地の美味しさがありますわね。



バニラアイスも添えて♡　うーん、文句ないです。パリッとした生地の中に、ふっくらあんこ。バニラアイスで甘やかさプラス。

だいぶおなかがいっぱいになったし、だいぶ美味しくて満足だった。やっぱり私は嫩樹のお好み焼きが好き！　創業40年の味は、なかなか真似できません。復活してくれて良かった。三代目のたぬきもいましたよ（笑）　皆さんもぜひいらしてください☆