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2012年8月

2012.08.29

明日から引っ越しです&お願いごとがあります♪

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本日、無事にオークヒルでの営業を終了いたしました。
ありがとうございました! 
明日からは新しい場所で、新しい日々を紡ぎます。

皆様に、ちょっとお願いごとがあります。
引っ越しを機に、ホームページ内の「お客様からのご感想」の内容
リニューアルしたいと考えております。

私のカウンセリングを受けてくださった皆様、
ぜひご感想を書いてくださいませんか?

カウンセリング中に思ったこと、
その後の心境の変化や、経験を通して感じたことなど
教えていただけると幸いです。


長さや文体はおまかせします。
大体200文字〜1000文字ぐらいが適当でしょうか。
場合により多少編集させていただくかもしれません。

facebookのメッセージか、私のメールアドレスまでよろしくお願いします。
ご本名と、掲載可能なお名前(ニックネームでも)をお書き添えください。

書いてくださった方には、ささやかなプレゼントをお送りします。

皆様のご感想を、心よりお待ちしております!

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2012.08.28

事務所移転のお知らせ。ワジョルームが200m引っ越します。

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自由が丘駅から徒歩7分、小高い丘の上に建つ自由が丘オークヒル3階にワジョルームの場所を定めて、5年半の歳月が経ちました。

変化の激しい自由が丘という場所で、5年半もの長いあいだ、無事に営業を続けることができたのは、皆様のおかげに他なりません。本当に心の底から感謝しております。ありがとうございます。

そろそろ次のステージに向かうときが来ました。

ワジョルームは、2012年9月から新しい場所になります。今までのマンションから、200メートルだけ離れたマンションです。前よりほんの少し駅に近くなります。自由が丘駅徒歩6分です。

手前に坂があるのは変わらなくてごめんなさい。でも車が少なくて、歩きやすい道だと思います。おいでになる途中にあるお店もにぎやかですよ♪

カウンセリングルームとして、より一層、お客様に快適にお過ごしいただける環境をご用意いたします。防音に優れた構造のお部屋です。落ち着いた静かな雰囲気でお話できます。

もう階段を3階まで上がっていただく必要もありません。ベビーカーの方やご高齢の方には特にご不自由おかけしてしまっていたので、ずっと気になっていました。

オートロックの形式もバージョンアップしました。部屋番号を押したらインターホンで解錠できるようになります。ごく普通のことなんだけど、ワジョルーム的には画期的ですね(笑)

緑が目に入る、静かな空気の場所です。熊野神社さんも近くなりました。

上の写真は、新しいお部屋のドアです。詳しい場所は、今まで通り、ご予約くださった方だけにメールでお知らせしますね☆

築年数がかなり行っているのに、とてもきれいで気の流れが素晴らしいマンションです。ひと目見て、ここに決めました。

正直言って、ここに決まるまでの道のりは長く険しかったです。1年以上かかりました。自由が丘は事務所可の物件がただでさえ少ない上に、カウンセリングという仕事柄もあって敬遠されることがなかったとは言えず。

Sさんというセンスのいい不動産屋さんに出会ったのが幸運の始まりでした。自由が丘で不動産お探しの方にはご紹介しますよ! 自由が丘情報の蓄積がハンパない。そしてマッチングとコミュニケーションの才能が素晴らしい方です。

最終的に、1年間探してきて一番気に入った、望み以上の条件を備える良いお部屋に入居できることになりました。

京都の貴船神社さんで仕事関係のご祈祷をしていただいた翌日に入居の審査が下りた、非常に縁起のいいマンションなのです♪ 

神様に、改めて深い感謝を申し上げたい気持ちでいっぱいです。

次回9月3日(月) 正午12時〜のご予約お申し込みで、新しいワジョルームにご案内できます☆ 今度はここでお会いしましょう!

皆様に気に入っていただけるようなお部屋になるように、引っ越しがんばります(^^)

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もうすぐこの空の眺めともお別れです。180度の自由が丘ビュー&青空無限大ビューは最高でした。ありがとう。

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2012.08.25

中華鍋を使った季節料理。大森ジャーマン通り、中国料理くろさわ。

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地元の大森にできた新しいお店、くろさわに行ってきました。

ケララの風2のオーナー沼尻さんに「最近美味しいお店ありました?」と聞いたとき、このお店を教えてくれた。

大好きなお店の人のお薦めは、信用度が高い情報だ。絶対美味しいと思ったので、近所に住む幼なじみの聖子ちゃんを誘った。普段は最初に一人で行って、美味しかったら友だちを誘うんだけどね。

大森駅から環七に向かって伸びるこの道。昔、ドイツ学園がこの近くにあったことから、ジャーマン通りと呼ばれている。現在、ジャーマンぽさはゼロです。

お店はジャーマン通りから10mぐらい引っ込んだところにある。昭和シェル石油の左横並び4軒目の建物。洋菓子ルガリュウM(ここも美味しい)の向かい側です。

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メニューは、コースとアラカルトがある。今日は好きなものをアラカルトで選ぶことにした。

前菜の、よだれ鶏。

冷菜の辛い茹で鶏料理。骨付き肉で作ってありました。パクチーがたっぷり乗ってる。スパイスがふんだんに使われていて美味。一皿目から「我が町大森に、こんなクオリティのお店ができるとは!」と感慨深い気持ちになった。

ここは蒲田の有名な中国料理店「聖兆」の料理長だったクロサワさんが独立して作ったお店なんだそうだ。
聖兆には行ったことないから比較ができないけど、普通の町場の中華料理店とは一線を画した味のクオリティと独創性がある。

店内はカフェ風でカジュアル。おしゃれで居心地がいい。

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二皿目は季節の有機野菜の炒め物。中国オリーブ味。

これにはまた驚いた。16種以上の野菜がドドンとダイナミックによそられている。カットも大きめで野菜自体の土っぽい存在感が堂々と出ている。

見たこともないような野菜がたくさん入ってる。白いピーマン、ホルモンのようにトロトロの茄子、迷彩柄のオクラ、朝鮮人参みたいに細長くて味の濃い人参、小ぶりでポクポクの甘い南瓜、柑橘系の香りのする瓜、山菜のように苦みの効いた葉ものなど。などなどなど。無限大の驚きの連続。

それぞれが珍しいだけじゃなくて、本当に野菜らしい野菜の味がして、甘くて苦くて美味しいのだ。

「この珍しい野菜は一体どこからやってきてるんですか?」と聞いたら、4カ所ほどの契約農家に、その日一番美味しいものをランダムに送ってもらっているのだそうだ。内容は農家さんにおまかせで、何が届くかはお楽しみなんだとか。だからこんなにバラエティに富んだ内容なのだな。

土と太陽のエネルギーをいただいてる実感のある料理だった。中国オリーブ炒めの味も面白く、オリーブオイルともまた一味違う、深みのある油の味だった。他に麹の味などもあり、味つけを選べる。

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羊肉のクミン味の煮込み。

写真で見るよりも実際、かなり大きい。肉食だましいを刺激されるビジュアルだ。中国料理という範疇を超えている独創的な料理。「これは中国料理・・・なんですか?」と聞いたら、「ええ、中華鍋を使って作っています。丸一日、なるべく動かさずに煮崩れしないようにして、じっくり煮込んでいるんですよ」と教えてくれた。

「よく、中国料理じゃないよねって言われるんですが、中華の調理法と道具を使って作る季節料理のお店と思っていただければわかりやすいかと思います」とのお話。なるほど。そう言われると
納得。ということは、違う季節にはまた違う看板料理が出るのだな。手書きのメニューに気迫を感じた。

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スプーンでするっとほぐれて骨からはがれる。こんなに大きな肉のかたまりが、こんなに柔らかく、こんなに煮崩れなく美しく仕上がっているなんてすごい。

肉の野性味を消さないソースと、アクセントのコーンが味わいを豊かにしている。とても美味しい。

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全粒粉のパンを一緒に食べることを薦められた。これもちょっと珍しい。粉の自然な甘みがじわっとにじむ、美味しいパンだった。羊肉をはさんで食べると相性抜群。

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麻婆豆腐。

羊肉でかなりおなかがいっぱいになりつつあったが、麻婆豆腐をどうしても食べてみたかった。

頼んで良かったーー。すごく美味しかった! 辛みは強くはなく、良質のスパイスがふんだんに使われている。砂糖とは違う甘さがある。スパイス、調味料、肉、野菜、油の上質なうまみが一体化して、そのうまみを舌が甘いと捉えているような感覚。ちょっと他では食べたことのないような味だった。

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豆鼓がしっかり入っている麻婆豆腐は美味しいですね!

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もちろんオンザライスしました。グハグハ。

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もう本当におなかパンパンだったのだけど、「デザートはいかがいたしましょう?」と言われたら、胃がススッと空いた。

豆腐の黒蜜ソースかけ。

本当に豆腐だ。黒蜜ソースによく合う。聖子ちゃんがびっくりするぐらいのスピードで、シャーッと食べ終わってしまった。美味しかった♡

今日頼んだもの全部、美味しくて驚きがあった。良いお店に出会えて良かったなあ。帰りは聖子ちゃんとぶらぶら歩いて帰った。

歩きながらある瞬間、二人とも体が中からポワッと熱くなった。「これはもしかしてさっきの麻婆豆腐のスパイスが体の内側から効いてきた?」と思った。

スパイス料理は心にも体にも美味しいね。ランチもやってるみたいだし、ラストオーダー22時は嬉しい。また行きましょう!


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モーションブルー横浜、楠瀬誠志郎ライブ2012。

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昨夜はモーションブルー横浜で、大人の極上の夏を堪能。ボイトレの師匠・楠瀬誠志郎先生のライブがありました。

今日も話に関係なく、このとき食べた料理の写真を差し挟みます。

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初めて行くモーションブルー。赤煉瓦に着いたらなんとかなると思ったら、韓流スターのイベントと重なって会場周辺が大変な混雑! しかも砂浜体験コーナーがあって、あたりは砂だらけ。1号館と2号館の区別もつかない。こ、これはっ、どうやってたどり着くんだーっと一瞬、頭から陽炎がモワモワ出た。

しかしそこは、楠瀬誠志郎先生への愛で乗り越えるしかない。やっとたどり着いた会場には、ボイトレ仲間のあたたかい顔がいくつも待っていた。

いや、今日だけは先生ではなく、せいちゃんだ。舞台の上の先生は、いつものレッスン中の先生と全然違う。やっぱりこの人はスターなんだなあと、強く心を打たれることとなった。

圧倒的な、明るい存在感。広い場内の光と音と空気のすべてを、一身に集めて、無限に放出する。この音の届くすべての空間が楠瀬ワールドで満たされている。

ミュージシャンである楠瀬先生の持つ世界観は、音だけがすべてじゃない。その馥郁たる世界観は、この5年間にbreavo-paraで放埒に遊ばせてもらった私の、骨の髄まできっと染みついている(と信じてる)。

人間が生きていること=アート=表現のすべて。それがこうだったらいいのになあ、こうだったら幸せになるよ! と、楠瀬先生が力強く教えてきてくださったこと。とても美しく、心地よく、誠実で素直。心がけを超えた、真実の愛。

音や形、色、感触、情熱、静寂、流れ。この地球上にあるたくさんの要素を、五感で受け取って、すべてをアウトプットすべく五感に訴えかける。それは会話だったり、アートだったり、空間だったり、歌だったり、レッスンだったり、仕事だったり、恋愛だったり、色んな形でインプットして、アウトプットできるもの。

その最たる形でのライブでした。

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ファーストステージとセカンドステージの二部制。私は両方見ることができた。ステージが近くて低くて、すごーく臨場感のある距離。

第一部は、客席のほうがむしろ緊張気味。テレビにいっぱい出ていた20代の頃のせいちゃんよりも、20年以上経った今のほうが力強く声も美しいという現象に「きつねにつままれたような」気分になった人もいるかと思う。

超絶的にのびやかで美しいハイトーンボイス。ミドルエイジを過ぎた歌手の多くは、オクターブを下げて歌ったりするものです。せいちゃんは全く危ういところなく、自信満々、堂々と上から下まで歌い上げておりました。

まさしく圧巻。その声に聞き入っていると、たましい抜き取られます。本当に胸の中心がキューッとなって、たまらなくなる。この気持ち、なんなんだろう。私のたましいのこういうところに直接触れることができる人は、誠志郎先生だけだ。

「先生〜〜〜ラブ〜ラブ〜ラブ〜ラブ〜♡」と念を込めて、花道を通る先生を見つめていたら、アンコールのステージに上がる途中で、ワッと私に向かってきてガバッとハグしてくれた。

おおおおおおおおおおお。幸福の絶頂ーーーーー。

ステージ途中の先生がまとう空気は、いつもよりファーっと熱かった。すごくエネルギッシュなオーラをいただいてしまった。はー、幸せ。

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セカンドステージは、夜もとっぷり暮れて、21時30分のスタート。仕事を終えて駆けつけたbreavo-paraのレッスン生も増えた。名古屋から来たけんじさんの姿もあった。

もう空気もあったまっていて、最初から大変な盛り上がり。「しあわせまだかい」「ほっとけないよ」「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」などの名曲がバンバン打ち上げられる。バンドの皆さんとのリレーションシップも最高。これぞ大人の極上の夏だなあ。

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楠瀬先生の愛は、「人の上に立つ者として、すべての人を愛するように心がけよう」と無理に自分を奮い立たせているのではなく、「すべての人は愛されるべきであり、すべての人を愛する自由も同じくある。それゆえに僕は自由意志によって人を愛する」との覚悟と決意があっての愛であることを感じる。

それって深い。ものすごく深い愛だよ。その愛は、楠瀬先生とつながりを持つすべての人に伝播してる。

一人の人の持つ力は、こんなにも大きいものなのか。楠瀬先生が偉大なる天才であるゆえなのか。でもそうじゃなくて、私たちのような凡人でも、同じことができるんだよということを、先生は身をもって教えてくださっているように思う。

だからこそこんな大変なライブを、何ヶ月も前からコツコツ地道に努力して完成して、みんなに見せてくれたんだよね。

と、ご本人に確認もしてないのに妄想爆発気味ですが、そんな気持ちで胸一杯になる最高のライブでした。

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来年もまたライブやると約束してくれた楠瀬先生。嬉しいです! ステージの上で輝く先生を客席から見つめることができるのは、生徒としてとても誇らしいし、もっともっと自分もトレーニングがんばろうって心から素直に思える。

楠瀬先生に巡り会えて良かったなあ。楠瀬先生に出会ってから、何度も何度もそう思ってる。そして今日もまた、こんなに強くそう思っちゃった。ほっとけないよ。

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2012.08.24

肉の避暑地。自由が丘モンド熟成肉ショートコース、お祝い篇。

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今日はまことにおめでたい日でした。ボイトレ仲間のてぃまさんとスミエさんの婚約を記念してのお祝いパーティー♪ 普段は一滴もお酒を飲まない私も、シャンパンを飲んでしまう勢い。幸せに酔いました♡ 総勢11人でカンパイ!

会場は、自由が丘モンド。先週の舟盛りに続いて、盛大に熟成肉を味わう機会に恵まれた。いやー、嬉しいことが重なるときは重なるものだわ。

2012年7、8月限定の、中勢以熟成肉ショートコースです。特別に許可をいただき、写真を撮らせていただきました。

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コチをきゅうりであえた冷製カッペリーニ。

夏らしくて最高に美味しい! 昨日ちょうど友だちに、「野菜は苦手だけどキュウリとパクチーだけは積極的に好き」という話をしていたところだ。宮木シェフには言ってないはずなのに、どうしてわかったんだろう? また以心伝心か。

コチときゅうりの組み合わせだなんて、思いも寄らなかった。抜群の相性。涼やかな風味が食欲を盛り上げてくれた。

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いつものパン。芸術的なまでに美味。みんなもう、この時点でメーター振り切れるぐらい「美味しい!」と笑顔でいっぱいになった。

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フォアグラ!! とっても上質で、スルスルときれいに口の中で溶ける。濃厚かつサッパリという矛盾の壁をひょいっと乗り越えてる。

手前は二種類のコーン。ヤングコーンと、フリーズドライしたとうもろこしをカラメリゼしたもの。ユニークで美味。

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フォアグラは偉大なり。量的にも大フンパツしてくれた。

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イカスミとじゃがいものエスプーマ。

一同、のけぞって絶叫した。美味しすぎると。みんなボイトレしてるから声が通ります(笑) 「な、な、な、何これ? 美味しすぎてわけがわからない」という声多数。なくなるのを惜しむように、ゆっくりゆっくり食べる私たち。

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サマーポルチーニのタリオリーニ。

これは私が誰よりも先にぶっ倒れた。あまりにも香り良く、味わい深く、五感を刺激されるお皿。心と頭が花火のようにバチバチ光った。しかもサマーポルチーニの量がハンパない。シェフの心意気に大感謝です。

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本日の熟成肉ーーーー!

右がウワミスジ、左がミスジです。極上の稀少部位。嬉しい。まったくありがたいことです。

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ウワミスジ。赤身らしい強い威力のある味わい。「ずっと噛んでいたい!」と誰かが叫んだ。同感〜♪

「こんなお肉は今まで食べたことがない」「どうしてこういう味になるの?」「お肉っていうのはこういう味という概念を超えた味がする」と絶賛。そうなんです。中勢以+モンドのコラボがあってこそのこの肉の味。ほかでは経験できません。

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ミスジ。

こちらはさらに柔らかく、脂質が感じられる。近い部位でも味わいがけっこう違う。それぞれに味わい深く最高。

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お祝いプレート♪

イタリア語バージョンと、日本語バージョンの二皿を作ってくださいました。ありがとう! 

てぃまさん、スミエさん、本当におめでとう!

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バニラアイスと沖縄産完熟マンゴーのバルサミコソースかけ。

「マンゴー!」「マンゴー♡」「マンゴー♪」と声のトーンで喜びを表現するボイトレ生たち(笑) 本当に美味しいマンゴーだった。バルサミコの味が、すっぱくなくカラメルソースみたいにマッチしていた。

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本当に楽しくて幸せな夜だった。

一点の曇りもなく、人の幸せを祝福できるというのは、こんなにも幸せな気持ちなのか。なぜかそんな感慨を抱いた。

明日行われる、楠瀬誠志郎先生のモーションブルー横浜でのライブの成功をお祈りして、おひらきとなった。

声の大きい人ばっかり大勢で押しかけてすみません☆ 最高に楽しくて幸せでした。ありがとう、モンドさん。

大好きな仲間に、モンドさんを知ってもらえて良かった。

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2012.08.19

モンドの舟盛り2012夏バージョン。大漁イタリアン♪

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自由が丘が誇るイタリアンレストラン、モンド(mondo)。そのシェフとソムリエのお二人が釣りフリークなのは、知る人ぞ知る事実。レストランガイドよりも釣りの特集記事に登場なさるときのほうがノリノリという謎の人たち。

そんなモンドのソムリエ田村さんから、「赤ムツ釣れた」との吉報が入った。とっさに食べ仲間のkawatonさんを誘い、即座にOKいただいた♪ 良い展開!

今回は特別に写真を撮らせていただいています。諸般の事情で普段は撮影禁止です。

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中勢以の前スネ肉のテリーヌ。

このお皿の前に、舞茸のスープがありました。前菜からいきなり中勢以のお肉が出るとは。ただならぬ夜になる気配がムンムン。スタートはゆるやかに広がり、口に運ぶごとにエネルギーを感じさせるお肉。さすが中勢以さん&さすが宮木シェフです。

野菜はエコファームアサノさんの野菜のピクルス。アサノさんの野菜は見た目も美しく個性的で、野菜らしい味が強い。苦みも甘みも渋みもきちんと素直に出てる。そのバランスが素晴らしく、生で既に芸術的だ。野菜嫌いの私でも喜んで食べられる。

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宮木シェフの名作、イカスミとじゃがいものエスプーマ。

これは誰もが叫びをあげる絶品。イカスミとじゃがいもが、どうしてこんなに美味しくなるのか? 全くもって不思議。

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中勢以の牛肉とポルチーニのパッパルデッレ。

美味しいーーー・・・・・・ 倒れそうです。お肉の味、強いのに濃すぎなくてふくよか。ポルチーニの爽やかな香りと食感が、夏らしく美しい。パスタの厚みと味の絡み具合がまた絶妙にマッチしていた。これらが一体となって醸す押し出し感。寄り切られます。

モンドに来る前から、今日はパッパルデッレが食べたいと思っていた。不思議だ。前回、焦がし小麦のカヴァテッリが食べたいと思っていたら、それが出てきたし、タヤリンが食べたいと思ってたときはタヤリンが出てきた。宮木さんは私の何かをキャッチしているとしか思えない(笑)

「なんでわかるんですかね?」と聞いたら、「単に気が合うんじゃないですか」と田村さんにスルッと言われた。全くだわ。それ以外ないじゃないの。

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お待たせ! モンドの舟盛り2012年夏バージョンです。

この大皿が私の目の前に置かれただけで、めまいがするほどの喜び。シェフとソムリエのお二人が、仕事抜きに大好きな釣りに出て、勝負をかけて捕らえてきた釣果です。しかも高級魚ばかり目白押し。ツイてます☆

こんなにたくさんの種類の魚を、すべて違う調理法で、最高のタイミングで全部を仕上げて出してくれた宮木さん。全力疾走したようなお姿でお皿を持ってきてくれました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。宮木さん、ありがとう!

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ムシガレイとジャガイモの重ね焼き。

ふんわりと柔らかなムシガレイ。食感と味の持続感が、市販の魚と全然違う。上質感極まる味。魚のスープで炊いたジャガイモがつけあわせ。これがまた絶品で、一期一会の味わいだった。

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コチのナスの炭火焼き バニェットソースと焼きトマト。

コチの皮がパリッとこうばしく、白身は肉厚でうまみを抱えてパンパンになってる。ナスとトマトに合わせて口に運ぶと、酸味と甘みと魚のタンパク質のうまみが弾けて小爆発を繰り返す。すごい。

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メバルととうもろこしのフリット。

こりゃまた食感と香りが変わって楽しい。かなりバリッと硬めに揚げたフリットの衣が、ふわふわのメバルと甘いとうもろこしの味によく合う。特に特徴的な味つけはしてなくて、ごくシンプルなのに、ものすごくはっきり味を主張してる。

この舟盛りすべて、丁寧にスープを取っている以外は、とりたてて味の強い調味料やソースは使っておらず、素材重視のストレートな味を楽しめるようになっていた。なのに、しっかりイタリアンなのだ。決して和食ではない。これが不思議。魚介スープ(要するに魚介出汁?)でシンプルに味つけしたら、和食になると思うのだけど。宮木さんが心の底からイタリア人になってるからなんだろうか。

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赤ムツとポルチーニの炭火焼き。

本日のハイライトはこちら☆ 高級魚を代表する赤ムツです!

なんて美味しいのでしょうか。自分の脳天からうまみ成分が溢れ出てしまいそうなほど美味しかった。お皿には一滴もしずくが出ていないのに、噛むとドワアッとうまみ汁が口の中に広がる。そのうまみ汁を受け止めるのがポルチーニだなんて、贅沢。

宮木さんのお料理は、肉でも魚でもうまみを中へ中へと閉じ込める技術がすごい。見た目がきれいだし、驚きがある。本当に宮木さんリスペクトしてる。

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赤ムツの卵のポシェといろいろ魚のスープ。

赤ムツの卵なんて人生で何度食べる機会があるだろうか。それもイタリアンで、こんなに美味しく。いろんな魚のスープは、釣り帰りのモンドさんでときどきいただけるのだが、毎回味が違って面白い。そのときの釣果によるということだ。今回は、澄んだコンソメスープの魚介バージョンみたいな感じでひときわ上品だった。

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赤ムツの肝のムニエル。

赤ムツの肝とはまたレアな。なんともいえない、他のものの味わいと較べられない美味。フォアグラよりも上品で、白レバーよりも味わい深い。

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鯖の軽い燻製とウイキョウ、トマトのサラダ。

今まで食べてきた鯖と違う生き物のような気さえする。まず食感がふっくらなめらかで優しい。味わいに熟成感があるのに新鮮。鯖をこんな味で食べられるなんて。ウイキョウ、トマトのサラダとのコンビネーションも抜群。この組み合わせじゃなきゃだめなんじゃないかと思うぐらい相性が良かった。

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最高の舟盛りの余韻に浸りつつ、スフレ状のマンゴーと白ワインゼリーとパッションフルーツのデザートを。

もう満たされすぎて言葉もありません。おなかだけでなく、心も頭も目も満たされました。何か念力を注入されたぐらいのフルパワー充電です。

美味しいという現象は奥深い。人と人との出会い。タイミング。呼吸。相性。季節。体調。気持ち。全部大切だ。察し合う気持ちと感謝も。一つのレストランと大切につきあっていく喜びを、改めて感じた。

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今日この舟盛りを食べるイベントのために、美しい浴衣姿で来てくれたkawatonさんを目の前に、彼女と来て良かったなと心から思った。

kawatonさんも以前からモンドさんに何度となく訪れ、モンドを愛する人の一人だ。

これからもこの店には、食べるのが大好きで、一食の食事に感謝と敬意をきちんと持つ人たちと来たい。心から愛する私の友人たちを、また幾度もモンドにお誘いしよう。


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2012.08.16

8月分の日時打診メールをすべて送信しました。

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ただいま9月分の定員にお入りいただいた方の全員に、「手相カウンセリングのご案内」という表題の日時打診メールを送信し終わりました。(日時確定メールはまだ送り終わっていません)

「ご予約のお申し込み、ありがとうございました!」という表題のメールを受け取っているのに上記のメールが届かないという方は、お手数ですがメールまたはこのブログのコメント欄にご氏名とメールアドレスを添えてお知らせくださいませ。

ブログへのコメントは手動の承認制になっております。私が内容を確認後、オモテには出さずに削除いたします。ご氏名ならびにメールアドレスがアップされることはありませんのでご安心ください。

お手数ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

写真は、京都寺町通り村上開進堂のオレンジゼリーです。京都に行ってきました。

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2012.08.08

9月分のご予約、ありがとうございました!

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皆さま、今回も手相カウンセリングの予約お申し込みをまことにありがとうございました。ただいま定員に達しましたので9月分の予約を締め切らせていただきました。

フォームからのお申し込みが正式に受信完了となった方には、「ご予約のお申し込み、ありがとうございました!」という表題のメールを24時間以内にお送りしております。既に順次、送信中です。

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予約を申し込んだのに上記のメールが届かないという方は、お手数ですがメールでまたはこのブログのコメント欄にご氏名とメールアドレスを添えてお知らせくださいませ。

ブログへのコメントは手動の承認制になっております。私が内容を確認後、オモテには出さずに削除いたします。ご氏名がアップされることはありませんのでご安心ください。

次回のご予約申し込み開始日時は、2012年9月3日(月) 正午12時です。1日ではないのでご注意ください。

それでは、皆さまにお会いできる日を楽しみにしております

写真は、15年来の友人のみみさまが私のために作ってくれた、石けん細工です。美しいゾウと薔薇をありがとう!

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2012.08.02

田町で出会った絶品ピエモンテ料理。リストランテ・ラ・チャウ。

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ここ数日、田町のホテルに籠もってました。私にとっては未開拓の地だった田町。調べてみると、美味しいお店がざくざく見つかりました♪

最初の日の夜に訪ねたのは、田町駅から芝浦側に出て徒歩5分ほどの場所にある、リストランテ・ラ・チャウ。トレストイン田町というビジネスホテルの1階です。スマイルドラッグの向かい。

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カウンター席とテーブル席あり。私はカウンター席に着席。ディナータイムがオープンしたばかりの時間なのに、お客さんがひっきりなしに来る。かなり人気のお店なのが伺える。

適度にカジュアルで、明るい大人の雰囲気。初めてでも居心地がいい。マダムやチャーミングな男性たちが、てきぱきと立ち働いている。カウンター越しに、一人で来た私に気遣って、ほどほどに上手く構ってくれる。いいな。嬉しい。

初めてなんで、シェフのお薦めコースにしてみた。5250円で、前菜からバーニャカウダ、パスタ、リゾット、メイン、デザート、食事中のワンドリンクとコーヒーまでつく。

アレルギーと、嫌いな食材をかなり丁寧に聞いてくれた。そういう気遣いに安心した。

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前菜4種盛り合わせ。左上から時計回りに、ポテトサラダの上にコッパ、豚肉のパテの上にパルミジャーノチーズ、ヒシコイワシの自家製マリネバジルソース、稚鮎の南蛮漬け(カルピオーネ)。

ふむふむふむふむ。一つ一つ、きちんと作ってある。まともな素材でまともな味をオーソドックスに出してくれる感じのお店なんだなと、良い第一印象を持った。

料理名は私が記憶をもとに書いているので正確ではありません。

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黒いパンと白いパンの二種類を出してくれる。生地がみっしりしているパンで、食べ応えあり。

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バーニャカウダ。ここでこれぐらいの量はちょうど食べやすい。

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ホタテとズッキーニとトマトとからすみのタリオリーニ。

「ややっ、これは美味しいな」と少し姿勢を正した。全体の具材の量と、トマトソースの絡み具合、パスタの弾力、すべて良かった。たくさんの素材が入っていながら、全体の整合性がうまく取れていた。

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サフラン風味のリゾットの上に煮込んだ挽肉と青カビ入りチーズ。

「おおお!? 美味しい!」と身を乗り出した。かなりいい塩梅に煮込んである挽肉。これだけでドンブリごはんいけそうなぐらい美味。チーズとの相性はもちろんナイス。サフランリゾットは柔らかめで、サフランの香りが贅沢なほどに濃い。

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メインは3種類の中から選べる。私が選んだのは、フィナンツィエーラ ピエモンテーゼ。ページの一番上の写真がこのお料理。

「鶏のトサカ、レバー、砂肝、ポルチーニ茸などをマルサラ酒で軽く煮込んだ郷土料理です」と書いてあった。

いやいやいや、鴨肉とフォアグラがバッチリ入ってるじゃないですか。内容は日によって変わるんでしょうか。だとしたら、私はすごくいい日に行きました。

文句なしに絶品。私の大好物が、これでもか!というぐらい凝縮されていた。

レアな赤色をきれいに残した鴨肉、ふわっふわで濃厚なフォアグラ、コラーゲンがたっぷり摂れそうなプルプルの
鶏のトサカ、ソースとの相性ばっちりのレバー。それにいくつかの野菜とハーブが合わせられ、素晴らしい味の多重奏が完成されていた。

素材がいいだけでなく、ソースの味と香りとコクが最高。この値段で、こんな立派なメインが出てくるなんて驚き。値段の話を抜きにしても、単純に味的に素晴らしい。私があまりにも大コーフンしているので、シェフが出てきて喜んでくれた。こちらこそ嬉しいです!

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デザートの盛り合わせ。

プリンみたいに見えるのが、クラシックなパンナコッタピエモンテーゼ。これが濃厚でたいへん美味しかった。パンナコッタってうけどほとんどプリンのような味。いやはや美味しい。

アツアツのチョコレートがとろんと出てくる、ガトーショコラも美味でした。

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最後のカフェオレに、ハートのアートを施してくれました♡ 嬉しいですわん。美味しいカフェオレでした。

今回たまたま見つけたこのお店。今度はここのお店に行くために田町に行くことが増えるかもと思った。

どうやら私は、ピエモンテ地方のお料理というのが好きみたいだ。大好きなイタリア料理屋さんが、みんなピエモンテ地方のお料理を看板にしていることに気づいた。

中でもラ・チャウはリーズナブルで良い。この値段、この味でこの雰囲気なら、人を誘いやすい気がする。

ここに行くたびに、今回のメイン「フィナンツィエーラ ピエモンテーゼ」を頼んでしまうかもと思ったのだけど、「姫っこ地鶏とポルチーニ茸のロートロのオーブン焼き」や、「ピエモンテ風 様々なお肉のワラ包み焼き」も気になりすぎる!

今までうっかり田町を見逃してた。これからは通うぞー! 何しろラ・チャウのお隣は、あの有名なホーカーズなのです。こちらもすごかった。そのお話はまた今度。

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