鶴見、沖縄ストリート。ソーキそばと沖縄ナポリタン。
鶴見の沖縄ストリートに連れて行ってもらいました。
ストリートといってもお店がぎっしり並んでいるわけでもなく、人影もまばらな街にポツリポツリと沖縄料理の店や、物産店があるような感じ。のんびりとした古き良き昭和の風情を残すエリアです。
中でも老舗だと聞く「うちなーすばヤージ小」に入店。ヤージ小と書いて、ヤージグヮーと読みます。昭和26年創業で、三代続く名店。
ピークタイムは30分ぐらい並んだり、相席になったりするらしい。平日14時過ぎに行ったら比較的空いていました。店の隣にコインPがあって便利。
おそば系と定食系がある。初めてだし、肉が食べたいので、ソーキそばにした。730円なり。
驚くほどあっという間に出てきた。ソーキそば。どうやって作ってるんだろう? 3分ぐらいで届いた気がする。
こちらは自家製麺なんだそうで、舌触りがツルリとして最高。コシがありつつしなやかで、スープとの融合感もバッチリ。鰹出汁が濃いめに効いている。そこへソーキの肉汁成分がまざり、サッパリしてるんだけど深くて濃いという味の良さ。
パラリと骨から肉がはがれるソーキが5本も入っていた。肉質はややしっかり。コラーゲンと赤身が層のようになっていて食べやすい。
肉!そば!スープ!という三大要素だけでできている。よけいなものが何も入ってない。潔い美味しさ。
紅ショウガはテーブルに置いてあるから自由に入れられます。
弟が頼んだ中味イリチー定食(800円)。こちらもすぐに来た。
なかみイリチーと読む。中味=ホルモン。イリチー=炒め煮。
味見させてもらったら、思ったよりあっさり味だった。量がこれだけあっても最後まで美味しく食べられそう。ホルモンが柔らかくていい味してました。
隣の席に座っていたおじさんたちの会話が全く標準語とかけ離れていてわからなかった。
外に出てから弟に「隣の席の人たちの沖縄語が全然わからなかったね」と言ったら「そりゃあわからないよ。あの人たちは中南米の人だからね」って。ありゃ!そうでしたか!! そりゃ〜わからないはずだよ。私は語学はからきしダメだからね。
このあたりは沖縄の人たちだけでなく、中南米の人たちも多いみたい。
こちらはテイクアウトした焼きそばケチャップ味(650円)。
ソーキそばの麺をケチャップで炒めたこの料理。沖縄ナポリタンと呼ばれているらしい。知らなかったわー。
具はスパムとキャベツ、にんじん、もやしなどの野菜。ケチャップだけでなく、ソースも少し入ってるかも。香りと味が非常に鉄板焼きに近い。ぼてぢゅうにあってもおかしくない味。おそらく大量のサラダ油で一気に炒めているんだろうなあ。この味は家庭では出せないなー。
かなり美味しかった。テイクアウトして少し冷めてから食べて、これだけ美味しいと思ったんだから、お店で食べたらもっと良いだろうな。
また行きたいですね。
沖縄物産センター・おきつるマートで、サーターアンダギーを買って帰りました。楽しい街でした。買ってきたスパム炒めて食べるの楽しみ。
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