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2012.07.27

自由が丘モンド。中勢以熟成肉ショートコース。ソムリエ田村さんが釣ったカワハギのカッペリーニ。

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自由が丘のモンドに肉食仲間が集結! ワタクシのお食事会人脈が誇る、選りすぐりの肉食メンバー9名により、中勢以熟成肉ショートコースを堪能する会を開催いたしました。

今回は特別に撮影をさせていただきました。

通常、13000円〜18000円で提供されている熟成肉コース。その皿数が少しだけ減って、お肉の部位に違いはあれど、味わいの深さは変わらないという大変オトクなコースなのです。

モンド4周年記念イベントとして、2012年7月、8月限定で6500円〜の価格(お肉の部位によって多少差異あり)で用意してくださっています。ラッキー☆

ちょうど前日まで、宮木シェフとナカジャーくんがイタリアへ料理の旅に出ていて、ソムリエの田村さんは素敵なお魚たちを釣りまくってきたというベストタイミング。何か起きるのではないかと思ったら、やっぱり起きましたよ!

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つきだしは、とっておきのハムの盛り合わせ。いつもとちょいと違う顔ぶれのハム。なんとこれ、羊なんです。手前2品がサラミで、奥が生ハムっぽいしっとりとした燻製でした。

もう初っぱなから脳が溶けそうなぐらい至福でグニュグニュ。羊ったらこんなに美味しくなっちゃって。サラミが私の体温で溶けていくと同時に、極上の羊の肉と脂の香りがススススと舌に広がり、鼻をくすぐる。塩気が強いわけでもないのに、味が濃くてうまみが凝縮している。初戦KO負けってところです。

お酒の飲めるメンバーは、「今ここにビールがあって良かった!」と心から思ったそうです!

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いつものパン。今日も芸術的な仕上がり。肉に備えて控えめにした。

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出たーーー! ソムリエ田村さんが昨日釣ったカワハギの冷たいフェデリーニ!!

肝もしっかり使ってくれた。カワハギの肝って美味しいですよね♡ 味つけに、少量のオレンジオイルと、かすかなバルサミコ。

目が覚めるような爽やかな美味しさ。フェデリーニよりもカワハギのほうが多いぐらい、たっぷり入れてくれた。これはタマラン。釣ったカワハギってこんなに美味しいのか。田村さんのfacebookで釣果を見ていて、「これが出てきますように」と祈った気持ちが通じたらしい(^o^)

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鮎のクロッカンテ、ケッカソース。

もうなんだか既に、ショートコースとは言えない内容の充実度になってきているような気が・・・。

こんなに何度も行ってるのに、モンドさんの心意気のすごさには、毎回感動する。いつも期待を上回る感動を与えてくれる。料理は季節だけじゃなくて、時代や人とともに息づいている生き物なんだなあと改めて感じる。

こちらは鮎を低温の油でじっくり火を入れ、最後にカリッと焼き目をつけたもの。尾も頭もコリコリで、いやな苦みもなく全部美味しく食べられる。

手前に添えられたトマトの美味しさにも不意打ちをくらった。こんなにトマトを美味しく食べられるなんて。シェリー酒を使ったソースをかけているのだそうだ。生っぽいのに青臭くなく、甘くてしっかり酸味もある。バランスが抜群。ケッカソースという名前らしい。

鮎の白い身にケッカソースをちょんちょんとつけて食べたら、融合っぷりがハンパなかった。丁寧で、情熱的で、さりげなく、美しい。4周年を迎えたモンドの現在を表している一品のように感じた。

こんな言い方を私がするのは生意気だとは思うけど、モンドの料理は確実に年々美味しくなっている。もちろん、いつだって美味しかった。それでも変化し続けている。不要なものはそぎ落とし、そぎ落としたことさえ気づかせないような絶妙さで、芯になるものをしっかり中心に据え、新しい知恵と時代の風を纏わせる。

ますます変な言い方かもしれないが、モンドはいつまでも「完成」しないんじゃないかと思う。客に100%以上の満足を与えながら、「次にはもっと感動させてみせよう」という心意気で、この先何十年も進化していくに違いない。

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焦がし小麦のカヴァテッリ、炭火焼きした鰻と。

この焦がし小麦のカヴァテッリも、モンドさんでよく登場するメニュー。独特の色合いのパスタを写真で見るだけで、私はもうムズムズしてしょうがない。

焦げたような味はしない。それでも粉の味に深みが感じられる。白い小麦粉にはない風味。そのうえ食感が楽しい。クルンと巻いた形状が生み出す独自のリズム。噛み応えとフワフワ感の両立。実に面白い料理だ。

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来ました! 中勢以の熟成肉♡

右から、うで(2切れ)、かめのこ、うちもも。

6月4日からの熟成というから、約2ヶ月弱。完全なる熟成の技術。絶妙に水分を飛ばし、柔らかさとしっとり感を十分に残し、肉のうまみとコクをたっぷりと増す。中勢以さんの技術と、宮木シェフの寸分狂いのない火入れの技術があってこそ、この味なんですよね。

特に今日は「うで」の肉がメンバーに大好評でした! 赤身らしい赤身の味で、きめ細かい質感。見た目あまり変わりないものの、食べるとけっこう味が違うんですよ。当然ながら、全部美味しかった。私はかめのこも柔らかくてグニグニしてて肉汁プルプルで良かったなあ。

しっかり奥まで塩が均等に入っているから、何もつけなくても爆発的に美味しい。

メンバー全員、「人生のクライマックスかよ!」っていうぐらい盛り上がっていた。このお肉を食べるともうねー、後戻りはできないんですよ。

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燻製をかけたリコッタチーズと桃のザバイオーネがけ。

なんとっ、お酒の全くだめな私とあやこさんの分だけ、アルコール抜きで作ってくれた。このきめ細やかな対応が、さすがなんです。

写真だとわかりにくいけど、この桃がかなりの大きさ。大きめのスプーンをつきたてて、ザックーンとたっぷり口に入れる。「ヒョ〜〜〜!!」っと思わず高い声を上げてしまった。美味しすぎる!

お皿の底に、燻製したリコッタチーズがひっそりと待ち構えている。桃とのマッチングが素晴らしい。桃自体にも仕込みがしてあって、生の桃そのままの味を生かしつつ、さりげなく良いところを引き延ばしている。

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食後のお茶とともに焼き菓子を。

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今日はミルクティーにした。

心から楽しくて美味しい時間だった。気がつけばもう23時過ぎ。あっという間の3時間半だった。そうよ私たち、3時間半もいたのよ。全然ショートコースじゃないじゃないの!(笑)

それでも居心地良く、最後までゆるゆると温かい空気にしてくれた、ソムリエ田村さんの手腕はやっぱりすごい。田村さんがいる場所で食事すると、全然疲れないんですよねー。

これは同じぐらいの価格帯の他のお店に行ったときにこそ、よく感じること。「田村さんがいれば、こんなに私が気を使ったり疲れたりしないのに」と思うことがある。

何がどう違うのかなんて、言葉では言えない。そこに田村さんがいるからなのだ。あえて言えば、必要十分にして、やりすぎない人なところがいいのかな? それでいて、誰も気づかないような気配りをどっさりしてくれている。素晴らしい。

たいへんごちそうさまでした。

皆さん、この質と量と雰囲気で、この値段はあり得ないです。中勢以のお肉って、店頭で買う値段が100gで2〜3000円ぐらいなんですよ。もうこの時点で計算が合ってないです(笑) さらに他のお皿も珠玉の名品。どうなってるんでしょうか? お薦めというレベルを超えて、行かないとだめですよ。行ってください!

私は来月もまた、貸し切りで同じコースを予約してしまいました☆ また違うメンバーで、思いっきり楽しいお食事会になりそうです(^^) 

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