« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »

2012年7月

2012.07.31

明日の水曜日は、9月分の予約受け付け開始日です♪

P7285880

明日、8月1日水曜日の夜23時より、9月分の手相カウンセリングのご予約申し込みを受け付け開始いたします。

皆さまのお申し込みを心よりお待ち申し上げております!

ご予約はカウンセリング窓口のページから、予約フォームを開き、必要事項をお書きの上、送信なさってくださいね。

予約フォームは、時間になったら私が手動で開きます。手動なので多少時間が前後するかもしれませんが、お許しくださいませ。

フォームからお申し込みになった内容に訂正事項がある場合は、フォームから再度送り直さずに、メールで訂正事項をお送りください。

お申し込みが混み合いました際、エラーが出ることがあります。その場合も、フォームから繰り返し送り直さずメールでお送りください。

最近、携帯でのお申し込みの際、「確定ボタンを押すと最初のページに戻ってしまう」というご報告を何度かいただいています。申し訳ありませんが、こういったエラーが生じてしまった場合も、ご氏名を添えてメールにてご連絡いただけるでしょうか? お手数ですが、よろしくお願い申し上げます。

お申し込み時に予約フォームでお聞きする「おおよその希望日時」は、候補の日程をお送りする際の参考とさせていただいています。お申し込み時に チェックを入れた曜日・時間枠は、その時点で確保はされておりません。特に土曜日の枠は、ご用意できない場合がしばしばあります。

こちらに届く一覧表のまとめの都合上、「Yes」を押してから20分以内にお書きくださいますようお願い申し上げます。

携帯アドレスでお申し込みの方は、パソコンからのメールや、ヤフーメールからのメールが着信拒否になっていないかどうか再度お確かめくださいませ。 メールのやりとりができない場合は、残念ながらご予約を承ることができなくなってしまいます。ご注意くださいますようお願い申し上げます。

また、電話やファクスでのやりとりは承っておりません。メールをお使いになれない方は、お手数ですがどなたかメールをお使いになれるお知り合いの方に代行を依頼してください。

勝手ながらキャンセル待ちリストは現在お作りしておりません。ご予約は毎月、月初めの予約フォームのみで承っております。何卒ご理解いただけると幸いで す。よろしくお願い申し上げます。

そして毎度のお知らせですが、ワジョルームでは、私の手作りのパワーストーンブレスレットを引き続き販売しております。ぜひご覧くださいませ。

それでは、皆さまのご予約を心よりお待ちしております! どうぞよろしくお願いいたします

| | コメント (0)

2012.07.27

「vacanza 大人の極上の夏」楠瀬誠志郎ライブ。六本木STB139。

X2_d986532

私が通っているボイストレーニングスクール、breavo-para(ブレイヴォーパラ)の校長、楠瀬誠志郎先生のライブがありました。

場所は六本木。芋洗坂のライブレストラン、STB139スイートベイジル。今回、初めて中に入った。いつもあの辺を通るたびに、いつか行ってみたいなと思っていた。楠瀬先生のライブでその夢が実現するなんて、この上なく嬉しい。

文章と関係なく、当日食べたお料理の写真をさしはさみます(笑)

P7255750

チケットは即日ソールドアウト。楠瀬先生が単独ライブをなさるのは、8年ぶりのこと。私がbreavo-paraに入学したのが5年前だから、イベント的に数曲歌ってくださったときや、杉真理さんのライブのサポートメンバーとして登場したときしかステージの上の楠瀬先生を見たことがなかった。

P7255748

何年もボイトレ学校のアンケート用紙に、「楠瀬先生のライブが見たいです!」と書き続けた甲斐があった。そのおかげか? 夢が叶った。

向かい合ってお話してるだけで、腰が砕けて溶けてしまいそうな楠瀬先生の声。CDで歌を聴くごとに、生で歌ってくれたらどんなに最高だろうか!と、ずっと思ってた。

P7255752

待ちに待ったその日が来た。

当日は18時開場で、ボイトレ仲間とその時間に待ち合わせしていた。ちょっと早めに着いちゃったなと思って20分前に行ったら、もう大勢来ていた。みんなワクワクしすぎ! 聞いたら「お昼から来てウロウロしていた」「会社を早退して2時間前に着いちゃった」「会社休んじゃった」なんて人もいた。

P7255755

開場時間を過ぎて入場。席は中に入ってから好きなところを選び、お店の人にエスコートしてもらう形だった。私たちは真ん中の島の一番後ろに着席。バッチリだ。ステージがよく見える。

P7255758

開演までの1時間半、とにかく食べた☆ ここのお料理、美味しかった。しかも高くない。1200円前後のメニューを中心に、値段で迷うようなことのないラインナップ。かなり食べたわ。ここってこんなにおなかパンパンになるまで食べる場所じゃないんじゃないの!?(笑)と思いつつ止まらず。

P7255769

特に、「オマール海老、ズッキーニ、インゲン、キューリのゼリー掛け」と「イベリコ豚のグリル」は私のツボでした。

すっかり満たされたおなかを抱えておしゃべりしていたら、あっという間に開演時刻。いやー、幸せだわ、この流れ。

P7255764

ステージに登場した楠瀬先生は、いつもよりさらにピカピカに磨かれた巨大なオーラに包まれて、パーン!と舞台の中心に立っていた。圧倒的存在感。威圧感とは異なる、純粋な力強さをもととした自信に満ちあふれている。そのあとのMCを聞いて思った。きっとご自分の使命を強く確信しているからこうあることができるのだろうな。

P7255773

そのMCの内容を、うろ覚えながら書き記します。

「311以来、ボクができることって何があるだろうかと、ずっと考えていました。考えて考えて、やっと一つの言葉に落ち着きました。それは、人々の感情をきれいにするために、ボクは歌い続けるということ」

「もちろん生きていれば様々な感情を持つことは避けられないです。それでも、きれいな感情を残して、あとは流していける心と体に皆さんになってもらうことができれば、ボクは幸せです。ボクたちクリエイターは、そういう形で世の中を良くしていくことができる存在だと信じています」

「考えるだけでなく、実際に行動をして、感情をきれいにしていかなくてはならないと思います。だからボクは歌います」

「こういったライブをきちんとできる形の場所だけにとどまらず、もっとみんなで五感を使って感じられるようなライブをやりたい。みんなに提案があるんです。みんなでどこかに出かけて行って、一緒に釣りをしたり遊んだり、その土地にあるものを見たり感じたりしながら、夜にはライブをして歌を聴くなんてどうですか? 沖縄でもハワイでもいいから、みんなで出かけませんか? ボクはこれから、その計画についてみんなにどんどん提案していきますから、レスポンスくださいね!」

そんなお話だったかと思う。

なんて素敵なんだろう。やっぱり楠瀬先生は、楠瀬先生だ。強い光をこんなにも世にもたらしていて、それでもなお、一人の普通の人間として一生懸命考え続けている。同時に、考えてから実際に動かしている。自分が動くことで、まわりの空気や人も動くきっかけを作っている。

私はよく、楠瀬先生は自然霊のような人だと感じる。楠瀬先生のオーラをなんの気なしに見ていると、大きな空に浮かぶ雲や、木漏れ日がまぶしい竹藪、背の低い草花が生え、それが風に吹かれながら、どこまでも続く大地などが見える。

どうにも不思議すぎる存在で、人間を超越しているなあとよく思う。でも楠瀬先生の口から出る言葉は、いつも人間らしく、必ず普通の人間であることから出発して、クリエイターとしての使命と行動を一致させることに真剣だ。

P7255780

決して悪い意味でなく、先生はモロにアーチストっぽい人とよく言われているし、私もそうとしか思えないことが多々ある。でも見方を変えれば、誰よりも真面目な一人の男だ。そこが途轍もなく格好いい。

ライブは一部と二部に分かれていて、前半はじっくり聴いて心に染み込ませてくれる感じの曲を。後半は熱くてエモーショナルで、心と体を突き動かされるような感動を与えてくれた。

どこまでもどこまでも奥深く澄んだ森のような声。低音はあたたかく、中域は力強く、高音は耳で聴くヨーガのように特別な周波数だった。これは・・・いくら習っても真似はできないなと思う。でもこの表現力の大きな幅を見せてもらうだけで、自分の中に眠る可能性を揺さぶられていることを感じる。だってすごく、自分も歌いたくなったもの。

P7255781

この人は本当の意味で先生であり師匠だな。私は楠瀬先生が直接指導なさるクラスの生徒ではないけれど、breavo-paraに通っている限り、あの場所で楠瀬先生のエネルギーを常に受け取っているんだと思う。

ライブで聴いた中で、「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」「2月1日、晴れ」「FLOWER」が特に私の中に響いた。誰に聴かせるわけでもなくても、練習しようかな。

P7255783

楠瀬先生が以前言っていた。「音楽というものは、聴いてるだけでもわかることと、歌ってみて初めてわかることがある。どんな気持ちでこの歌が作られて、歌われているのか、歌ってみないと気づけない感情がある」

そうだなー。私もたくさんの歌を歌って、たくさんの感情に気づきたい。私は歌い手じゃないから、そこで気づいたことは、身近な人とのつながりや、仕事でお会いした人たちとの関係の中で光に変えていければと思う。

本気で歌ってみよう。いつか誰かの前で、歌えるかもしれないしね(笑)

楠瀬先生、大きな感動と、たくさんの気づきと、いくつもの私自身の力を教えてくださってありがとうございます。

それにしても、共同体験型宿泊つきライブの企画が気になる! 私は北海道で川遊びして山菜摘んでみんなで料理して食べて、温泉入ってライブを聴きたいな♪

P7255786

さて、来月もモーションブルー横浜で楠瀬先生のライブがある。

「vacanza 大人の極上の夏」がテーマ。まだ終わってないけど、こんな素敵な夏になってよかった。次は横浜で会いましょう。

| | コメント (0)

自由が丘モンド。中勢以熟成肉ショートコース。ソムリエ田村さんが釣ったカワハギのカッペリーニ。

P7265810

自由が丘のモンドに肉食仲間が集結! ワタクシのお食事会人脈が誇る、選りすぐりの肉食メンバー9名により、中勢以熟成肉ショートコースを堪能する会を開催いたしました。

今回は特別に撮影をさせていただきました。

通常、13000円〜18000円で提供されている熟成肉コース。その皿数が少しだけ減って、お肉の部位に違いはあれど、味わいの深さは変わらないという大変オトクなコースなのです。

モンド4周年記念イベントとして、2012年7月、8月限定で6500円〜の価格(お肉の部位によって多少差異あり)で用意してくださっています。ラッキー☆

ちょうど前日まで、宮木シェフとナカジャーくんがイタリアへ料理の旅に出ていて、ソムリエの田村さんは素敵なお魚たちを釣りまくってきたというベストタイミング。何か起きるのではないかと思ったら、やっぱり起きましたよ!

P7265788

つきだしは、とっておきのハムの盛り合わせ。いつもとちょいと違う顔ぶれのハム。なんとこれ、羊なんです。手前2品がサラミで、奥が生ハムっぽいしっとりとした燻製でした。

もう初っぱなから脳が溶けそうなぐらい至福でグニュグニュ。羊ったらこんなに美味しくなっちゃって。サラミが私の体温で溶けていくと同時に、極上の羊の肉と脂の香りがススススと舌に広がり、鼻をくすぐる。塩気が強いわけでもないのに、味が濃くてうまみが凝縮している。初戦KO負けってところです。

お酒の飲めるメンバーは、「今ここにビールがあって良かった!」と心から思ったそうです!

P7265792

いつものパン。今日も芸術的な仕上がり。肉に備えて控えめにした。

P7265793

出たーーー! ソムリエ田村さんが昨日釣ったカワハギの冷たいフェデリーニ!!

肝もしっかり使ってくれた。カワハギの肝って美味しいですよね♡ 味つけに、少量のオレンジオイルと、かすかなバルサミコ。

目が覚めるような爽やかな美味しさ。フェデリーニよりもカワハギのほうが多いぐらい、たっぷり入れてくれた。これはタマラン。釣ったカワハギってこんなに美味しいのか。田村さんのfacebookで釣果を見ていて、「これが出てきますように」と祈った気持ちが通じたらしい(^o^)

P7265798

鮎のクロッカンテ、ケッカソース。

もうなんだか既に、ショートコースとは言えない内容の充実度になってきているような気が・・・。

こんなに何度も行ってるのに、モンドさんの心意気のすごさには、毎回感動する。いつも期待を上回る感動を与えてくれる。料理は季節だけじゃなくて、時代や人とともに息づいている生き物なんだなあと改めて感じる。

こちらは鮎を低温の油でじっくり火を入れ、最後にカリッと焼き目をつけたもの。尾も頭もコリコリで、いやな苦みもなく全部美味しく食べられる。

手前に添えられたトマトの美味しさにも不意打ちをくらった。こんなにトマトを美味しく食べられるなんて。シェリー酒を使ったソースをかけているのだそうだ。生っぽいのに青臭くなく、甘くてしっかり酸味もある。バランスが抜群。ケッカソースという名前らしい。

鮎の白い身にケッカソースをちょんちょんとつけて食べたら、融合っぷりがハンパなかった。丁寧で、情熱的で、さりげなく、美しい。4周年を迎えたモンドの現在を表している一品のように感じた。

こんな言い方を私がするのは生意気だとは思うけど、モンドの料理は確実に年々美味しくなっている。もちろん、いつだって美味しかった。それでも変化し続けている。不要なものはそぎ落とし、そぎ落としたことさえ気づかせないような絶妙さで、芯になるものをしっかり中心に据え、新しい知恵と時代の風を纏わせる。

ますます変な言い方かもしれないが、モンドはいつまでも「完成」しないんじゃないかと思う。客に100%以上の満足を与えながら、「次にはもっと感動させてみせよう」という心意気で、この先何十年も進化していくに違いない。

P7265802

焦がし小麦のカヴァテッリ、炭火焼きした鰻と。

この焦がし小麦のカヴァテッリも、モンドさんでよく登場するメニュー。独特の色合いのパスタを写真で見るだけで、私はもうムズムズしてしょうがない。

焦げたような味はしない。それでも粉の味に深みが感じられる。白い小麦粉にはない風味。そのうえ食感が楽しい。クルンと巻いた形状が生み出す独自のリズム。噛み応えとフワフワ感の両立。実に面白い料理だ。

P7265806

来ました! 中勢以の熟成肉♡

右から、うで(2切れ)、かめのこ、うちもも。

6月4日からの熟成というから、約2ヶ月弱。完全なる熟成の技術。絶妙に水分を飛ばし、柔らかさとしっとり感を十分に残し、肉のうまみとコクをたっぷりと増す。中勢以さんの技術と、宮木シェフの寸分狂いのない火入れの技術があってこそ、この味なんですよね。

特に今日は「うで」の肉がメンバーに大好評でした! 赤身らしい赤身の味で、きめ細かい質感。見た目あまり変わりないものの、食べるとけっこう味が違うんですよ。当然ながら、全部美味しかった。私はかめのこも柔らかくてグニグニしてて肉汁プルプルで良かったなあ。

しっかり奥まで塩が均等に入っているから、何もつけなくても爆発的に美味しい。

メンバー全員、「人生のクライマックスかよ!」っていうぐらい盛り上がっていた。このお肉を食べるともうねー、後戻りはできないんですよ。

P7265815

燻製をかけたリコッタチーズと桃のザバイオーネがけ。

なんとっ、お酒の全くだめな私とあやこさんの分だけ、アルコール抜きで作ってくれた。このきめ細やかな対応が、さすがなんです。

写真だとわかりにくいけど、この桃がかなりの大きさ。大きめのスプーンをつきたてて、ザックーンとたっぷり口に入れる。「ヒョ〜〜〜!!」っと思わず高い声を上げてしまった。美味しすぎる!

お皿の底に、燻製したリコッタチーズがひっそりと待ち構えている。桃とのマッチングが素晴らしい。桃自体にも仕込みがしてあって、生の桃そのままの味を生かしつつ、さりげなく良いところを引き延ばしている。

P7265818

食後のお茶とともに焼き菓子を。

P7265820

今日はミルクティーにした。

心から楽しくて美味しい時間だった。気がつけばもう23時過ぎ。あっという間の3時間半だった。そうよ私たち、3時間半もいたのよ。全然ショートコースじゃないじゃないの!(笑)

それでも居心地良く、最後までゆるゆると温かい空気にしてくれた、ソムリエ田村さんの手腕はやっぱりすごい。田村さんがいる場所で食事すると、全然疲れないんですよねー。

これは同じぐらいの価格帯の他のお店に行ったときにこそ、よく感じること。「田村さんがいれば、こんなに私が気を使ったり疲れたりしないのに」と思うことがある。

何がどう違うのかなんて、言葉では言えない。そこに田村さんがいるからなのだ。あえて言えば、必要十分にして、やりすぎない人なところがいいのかな? それでいて、誰も気づかないような気配りをどっさりしてくれている。素晴らしい。

たいへんごちそうさまでした。

皆さん、この質と量と雰囲気で、この値段はあり得ないです。中勢以のお肉って、店頭で買う値段が100gで2〜3000円ぐらいなんですよ。もうこの時点で計算が合ってないです(笑) さらに他のお皿も珠玉の名品。どうなってるんでしょうか? お薦めというレベルを超えて、行かないとだめですよ。行ってください!

私は来月もまた、貸し切りで同じコースを予約してしまいました☆ また違うメンバーで、思いっきり楽しいお食事会になりそうです(^^) 

| | コメント (0)

2012.07.26

横浜、サローネ2007。サローネ史上最高のコース。

P7245489

元町中華街の駅のすぐ近くにある、サローネ2007に初めて行きました。予約数ヶ月待ちが当たり前の大人気レストラン。食べログでの評価も、横浜グルメランキングで1位という栄冠に輝いています。

この日はたまたま横浜に泊まりに行く予定があり、どこで夕飯を食べるか考えていたところに、サローネのドタキャン空席情報がtwitterで回ってきた。これ幸いとお返事を送ったらOKとのこと。サローネグループの統括マネージャー藤巻さんがちょうどいらっしゃる日だった。嬉しいな♪

藤巻さんは、モンドで行われたチャリティーディナーでお会いしたとき、猛烈な存在感にノックアウトされた。同じ空間にいるだけでお料理が美味しくなる人だと思った。

しかも、下戸の私なのに、お酒を飲まなくても心地よくお食事ができるように、とてもあたたかい気遣いをしてくださる。おかげさまで、安心して御馳走に集中できます。

その藤巻さんが、サローネ史上最高のコースとおっしゃる7月のコース。サローネはワンコースのみのお店で、好き嫌いやアレルギーがあれば対応してくれる形です。

P7245495

さて最初のお料理は、山形牛サーロインのスピエディーノ。定番で毎回登場するメニューなんだそうだ。

一口の幸福が、ドカッと心の中に入ってくる。この熱い肉のたましいが、お腹の底から食欲をかき立てる。「うわあ、いきなりおなかが空いてきた!」と感じた。

P7245500

で、次に出てきたのが、オマール海老のカタラーナ。

オマール海老の上にパイ生地を乗せて、周囲に野菜やナッツやソースやスパイスを宝石のように散りばめている。こんなにたくさんの要素の入った料理をいきなり最初に出すというのも考えてみたらユニークなんだけど、そんなことに気づきもしないほど自然にすべての味を組み合わせて楽しめた。

「どんどんジェットコースターのようにお持ちしますよ」という藤巻さんの言葉通り、リズム良く完璧な料理が運ばれてくる。こんなに満席でいて、こんなに手の込んだお料理を、しかもデザイン的にも完全な盛りつけで出してくれるなんて。なんだか魔法のよう。

それに、高級なレストランなのに、雰囲気がとても心地よく熱い。うるさいわけではなく、この店を愛するお客さんたちの思いと、お店の人たちが抱く本気の思いが、なんとも好ましい熱気になって空間を包んでいる。ここは特別な場所だ。

P7245504

鮮魚のヴァポーレ。こちらも定番メニュー。この日は金目鯛だった。

どのお料理も、テーブルに届いた瞬間の香りでまずグワンと気持ちが上がる。香りで心を掴まれて、見た目で愛でる楽しさを味わい、食感と味覚で深く自分の中に取り込み、すべての欲を満たす。

仕組みとしてできるお店は他にもあるのかもしれない。でもこの流れの一つ一つに、ここまで明確な意志と誇りを感じられる店はあまりない。

こちらのお料理、柑橘系の香りがして、食べるとふっくら金目鯛の肉の味が真ん中に立って、オンステージが始まる。脇役だと思っていたスープが、最後には美しく幕を閉じる。小さなこの器の中に、こんな感動が詰まっているとは。

P7245510

パンも届きました。意外にも和風の優しさを感じる味。ふんわり柔らかく、酒種のような天然酵母系の香りがした。

もちろん食べ終わったら次のあたたかいパンを持ってきてくれるのだけど、この日はお料理の味に強く向き合いたくて、パンは一つだけにしておいた。おなかが空いてたら10個ぐらい食べられちゃいそうなぐらい美味しかった。

P7245513

カラメッラ アマトリチャーナ。

パンチェッタを包んだラビオリ。ふわっとかかっているのはトマトの泡。ラビオリの下にはペコリーノのクレマが敷いてある。

実に美味しい。ラビオリの生地のちょうどギリギリの硬さを残した食感、パンチェッタの味の濃さ、複数のソースで変化が自然発生するドラマ。喜びが波のように来る。

P7245522

穴子のインヴォルティーニ アーモンドのズッペティーナ。

紙のように薄い生地で穴子を巻いて、カリッと揚げたフリット。口に入れるとカリカリサクサクと心地よく割れる。

その中に、穴子というには脂っこさを排除した粋な白身魚のような身が、ふっくらと存在している。何も言われなかったら穴子だと気づかないかも。おしゃれな食べ方だなと思った。

P7245526

ラザニエッテ 山羊ラグー グリーンピースのクレマ。

うお〜〜〜。ラザニアはこういう食べ方があるのか。山羊、美味しすぎる。コックリとコクのある柔らかな肉。ミントやグリーンピースのピューレをつけて食べれば、深みのあるお肉に薬味をつけて食べるようなコントラストを楽しめる。

味つけも素材も量も過剰ではないのに、非常に美食の実感があり、強く心に残った。

P7245530

ボタン海老とフォアグラのクッキアイオ。

本当は牡蠣なんだけど、牡蠣が食べられないのでボタン海老にしてくれた。

このお料理は一口で食べるワンスプーン料理。やや大ぶりのボタン海老のフライを、下のフォアグラのテリーヌごとガブッと口に放り込む。

これはやばい。めちゃくちゃ美味しい。至福という言葉しか頭に浮かばない。ぷっくりとしたボタン海老の身がはじけそうなボリュームの、熱々のフライ。そして本来主役が当たり前のフォアグラが、しっかりと脇役にまわって全体の美味しさを引き上げている。

幸せを味わいたい人は、これを食べるといいんじゃないかな。

P7245533

急にあたりが暗くなったと思ったら、お誕生日祝いの儀式が始まった。厨房から大勢の人が出てきて、お誕生日のテーブルを囲んで拍手を。歌とか歌わないところが大人ですね。

この日は、サローネグループのテアトリーノで出会ったお二人がお付き合い一周年のお祝い。ポルタポルテーゼで出会ったお二人が結婚十周年のお祝い。そして3名様のお誕生日だったんだそうだ。すごい幸せラッシュの空気を浴びた!

P7245545

豚肉のサルティンボッカ。

本当は馬なんだけど、苦手なので豚にしてもらった。アレルギー多くてすみません。快い対応、しかも代替品的な残念さ全くないテンションのお料理で感激です。

サルティンボッカは、お肉にセージと生ハムを巻き付けてソテーした料理。低温調理っぽく見えますが、低温調理とはちょっと方法が違うんだそうです。さらに手間のかかることをなさっているらしい。

左上のナルトみたいなのは、ビーツなんだそうです。エコファームアサノさんのお野菜を使っていらっしゃるみたいです。

P7245546

もうこれが、最高のお肉ちゃんで! しかもセージと生ハムがどうしてこんなに合うんでしょう!? 完璧な味。参りました。

P7245552

デザートすごい器で来ました。

ラムとチョコのセミフレッド 桃のカンパリマリネ。

P7245555

いろどりもきれいで、今までのお料理の余韻を完全には消し去らない上品な味加減。桃の上に乗ったミントが、今まで食べたことのないようなすごいミントの味だった。とにかくワイルド。囓るとミントの味と香りがバーンと弾ける。これもアサノさんの畑から届いたんだそうだ。

P7245567

最後の紅茶と一緒に焼き菓子を。

美しい盛りつけにワクワク。

P7245563

はじっこから順番に、ひとくちずつテンポ良く口に入れる。次はどんな味?と考えながら目で見て楽しむ時間。幸せだな。

P7245571

食後のミルクティーをたっぷり。

P7245573

驚いたことに、最後にこんな料理図解を持ってきてくれた。うわー、すごい。イラストがきれいだし、今日のお料理を全部じっくり振り返ることができる。特別な時間を過ごした幸せを、この図解で何度でも鮮明に思い出せるね。

P7245578

今度はいつ行けるのかわからないけど、また違う季節のお料理を食べに伺いたいなと思った。

渡部シェフ、藤巻さん、ありがとうございました。

| | コメント (0)

2012.07.21

マルゲリータ350円。ナポリス自由が丘店オープン。

P7205353

自由が丘にマルゲリータ350円のナポリピッツァのお店がオープンしました♪ ナポリス自由が丘店。以前、佐世保バーガーがあった場所です。

今のところ、渋谷と自由が丘の2店舗があるみたいですね。ピークタイムは行列が当たり前のようで。夜はちょっぴりゆるゆるしていました。

P7205365

カウンターで注文すると、サイドメニューとドリンクだけ先に渡してくれる。ピッツァは5分ほどでテーブルに届けてくれた。

カウンターの奥に、本格的な窯が見える。窯焼きナポリピッツァの看板に偽りなし。

P7205360

値段はファーストフード並なれど、座席はカフェ風でしっかりした造り。シックな色調で落ち着いている。

P7205340

フライドポテトをつまみつつピッツァを待つ。ポテトはファーストフードのポテトと変わらない。

P7205341

サラダも頼んだ。シーザーサラダドレッシングがたっぷりで美味しく食べられた。

P7205345_2

届きました〜! プロシュートルーコラ(生ハムとルッコラのピッツァ ) 600円! わ〜お、美味しい♡ 正直ここまでちゃんと美味しいと予測してなかった。良くてファミレス並かなと思ってたのだけど、まがいなく窯焼きナポリピッツァだった。

直径25cmのしっかりサイズ。生地の中はモチモチ、外はパリッと香ばしい。上に乗ってる生ハムもルッコラもチーズも納得の品質。すごいなー。胃袋がもう一つあったら、あと2〜3枚食べたかった。

ナポリスのピッツァは、350円の「マルゲリータ」と「釜揚シラスとアサリのピッツァ」からあり、「ハーブチキンと夏野菜のピッツァ」が650円で最高値。隣の人が食べていた「ツナとアンチョビのピッツァ」(400円)も美味しそうだった。

とにかくどれを頼んでも焼きたてアツアツをテーブルまで持ってきてもらえるのが良い!

P7205363

瓶コーラの自動販売機が店内にあった。今度飲んでみたいな。缶コーラより瓶コーラのほうが美味しく感じるのはなんでなのかな。

P7205357

こんな椅子とテーブルなら長居しちゃいますよね。騒がしいBGMなどもかかってないし、良い雰囲気♪

P7205368

前に並んでたイケメンのお兄さんが、今日来るの二度目で、ここ一週間ここのピザしか食べてないし明日もあさっても来るって彼女に言ってた。わかりますっ、その気持ち。

この値段、このクオリティ、この雰囲気、このバラエティで自由が丘で。文句なしです。私は飲めないけどお酒もありますよ。

しかも朝9時から午前1時まで営業してるんですよねー。夜遅く仕事が終わって、マッサージに行ったあとでもまだ行ける。自由が丘の夜が充実してきて嬉しい限り。

箱代50円で、テイクアウトもできるそうです。皆さんもぜひ♪


| | コメント (0)

2012.07.18

8月分の日時打診メールをすべて送信しました。

P7055190

ただいま8月分の定員にお入りいただいた方の全員に、「手相カウンセリングのご案内」という表題の日時打診メールを送信し終わりました。(日時確定メールはまだ送り終わっていません)

「ご予約のお申し込み、ありがとうございました!」という表題のメールを受け取っているのに上記のメールが届かないという方は、お手数ですがメールまたはこのブログのコメント欄にご氏名とメールアドレスを添えてお知らせくださいませ。

ブログへのコメントは手動の承認制になっております。私が内容を確認後、オモテには出さずに削除いたします。ご氏名ならびにメールアドレスがアップされることはありませんのでご安心ください。

お手数ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

| | コメント (0)

2012.07.02

鶴見、沖縄ストリート。ソーキそばと沖縄ナポリタン。

Img_8042

鶴見の沖縄ストリートに連れて行ってもらいました。

ストリートといってもお店がぎっしり並んでいるわけでもなく、人影もまばらな街にポツリポツリと沖縄料理の店や、物産店があるような感じ。のんびりとした古き良き昭和の風情を残すエリアです。

Img_8043

中でも老舗だと聞く「うちなーすばヤージ小」に入店。ヤージ小と書いて、ヤージグヮーと読みます。昭和26年創業で、三代続く名店。

ピークタイムは30分ぐらい並んだり、相席になったりするらしい。平日14時過ぎに行ったら比較的空いていました。店の隣にコインPがあって便利。

Img_8049

おそば系と定食系がある。初めてだし、肉が食べたいので、ソーキそばにした。730円なり。

Img_8046

驚くほどあっという間に出てきた。ソーキそば。どうやって作ってるんだろう? 3分ぐらいで届いた気がする。

こちらは自家製麺なんだそうで、舌触りがツルリとして最高。コシがありつつしなやかで、スープとの融合感もバッチリ。鰹出汁が濃いめに効いている。そこへソーキの肉汁成分がまざり、サッパリしてるんだけど深くて濃いという味の良さ。

パラリと骨から肉がはがれるソーキが5本も入っていた。肉質はややしっかり。コラーゲンと赤身が層のようになっていて食べやすい。

肉!そば!スープ!という三大要素だけでできている。よけいなものが何も入ってない。潔い美味しさ。

紅ショウガはテーブルに置いてあるから自由に入れられます。

Img_8047

弟が頼んだ中味イリチー定食(800円)。こちらもすぐに来た。

なかみイリチーと読む。中味=ホルモン。イリチー=炒め煮。

Img_8048

味見させてもらったら、思ったよりあっさり味だった。量がこれだけあっても最後まで美味しく食べられそう。ホルモンが柔らかくていい味してました。

Img_8050

隣の席に座っていたおじさんたちの会話が全く標準語とかけ離れていてわからなかった。

Img_8051

外に出てから弟に「隣の席の人たちの沖縄語が全然わからなかったね」と言ったら「そりゃあわからないよ。あの人たちは中南米の人だからね」って。ありゃ!そうでしたか!! そりゃ〜わからないはずだよ。私は語学はからきしダメだからね。

このあたりは沖縄の人たちだけでなく、中南米の人たちも多いみたい。

Img_8062

こちらはテイクアウトした焼きそばケチャップ味(650円)。

ソーキそばの麺をケチャップで炒めたこの料理。沖縄ナポリタンと呼ばれているらしい。知らなかったわー。

具はスパムとキャベツ、にんじん、もやしなどの野菜。ケチャップだけでなく、ソースも少し入ってるかも。香りと味が非常に鉄板焼きに近い。ぼてぢゅうにあってもおかしくない味。おそらく大量のサラダ油で一気に炒めているんだろうなあ。この味は家庭では出せないなー。

かなり美味しかった。テイクアウトして少し冷めてから食べて、これだけ美味しいと思ったんだから、お店で食べたらもっと良いだろうな。

また行きたいですね。

Img_8053

沖縄物産センター・おきつるマートで、サーターアンダギーを買って帰りました。楽しい街でした。買ってきたスパム炒めて食べるの楽しみ。

| | コメント (0)

8月分のご予約、ありがとうございました!

Dsc_6457_2

皆さま、今回も手相カウンセリングの予約お申し込みをまことにありがとうございました。ただいま定員に達しましたので8月分の予約を締め切らせていただきました。

フォームからのお申し込みが正式に受信完了となった方には、「ご予約のお申し込み、ありがとうございました!」という表題のメールを24時間以内にお送りしております。既に順次、送信中です。

予約を申し込んだのに上記のメールが届かないという方は、お手数ですがメールでまたはこのブログのコメント欄にご氏名とメールアドレスを添えてお知らせくださいませ。

ブログへのコメントは手動の承認制になっております。私が内容を確認後、オモテには出さずに削除いたします。ご氏名がアップされることはありませんのでご安心ください。

次回のご予約申し込み開始日時は、2012年8月1日(水) 夜23時です。

それでは、皆さまにお会いできる日を楽しみにしております

写真は五十鈴川です。

| | コメント (0)

2012.07.01

明日の月曜日は、8月分の予約受け付け開始日です♪

Img_8677

明日、7月2日月曜日の正午12時より、8月分の手相カウンセリングのご予約申し込みを受け付け開始いたします。

皆さまのお申し込みを心よりお待ち申し上げております!

ご予約はカウンセリング窓口のページから、予約フォームを開き、必要事項をお書きの上、送信なさってくださいね。

予約フォームは、時間になったら私が手動で開きます。手動なので多少時間が前後するかもしれませんが、お許しくださいませ。

フォームからお申し込みになった内容に訂正事項がある場合は、フォームから再度送り直さずに、メールで訂正事項をお送りください。

お申し込みが混み合いました際、エラーが出ることがあります。その場合も、フォームから繰り返し送り直さずメールでお送りください。

最近、携帯でのお申し込みの際、「確定ボタンを押すと最初のページに戻ってしまう」というご報告を何度かいただいています。申し訳ありませんが、こういったエラーが生じてしまった場合も、ご氏名を添えてメールにてご連絡いただけるでしょうか? お手数ですが、よろしくお願い申し上げます。

お申し込み時に予約フォームでお聞きする「おおよその希望日時」は、候補の日程をお送りする際の参考とさせていただいています。お申し込み時に チェックを入れた曜日・時間枠は、その時点で確保はされておりません。特に土曜日の枠は、ご用意できない場合がしばしばあります。

こちらに届く一覧表のまとめの都合上、「Yes」を押してから20分以内にお書きくださいますようお願い申し上げます。

携帯アドレスでお申し込みの方は、パソコンからのメールや、ヤフーメールからのメールが着信拒否になっていないかどうか再度お確かめくださいませ。 メールのやりとりができない場合は、残念ながらご予約を承ることができなくなってしまいます。ご注意くださいますようお願い申し上げます。

また、電話やファクスでのやりとりは承っておりません。メールをお使いになれない方は、お手数ですがどなたかメールをお使いになれるお知り合いの方に代行を依頼してください。

勝手ながらキャンセル待ちリストは現在お作りしておりません。ご予約は毎月、月初めの予約フォームのみで承っております。何卒ご理解いただけると幸いで す。よろしくお願い申し上げます。

そして毎度のお知らせですが、ワジョルームでは、私の手作りのパワーストーンブレスレットを引き続き販売しております。ぜひご覧くださいませ。

予約受付開始のお知らせをリアルタイムでtwitterにてつぶやいております。もしよろしければフォローよろしくお願いします♪

それでは、皆さまのご予約を心よりお待ちしております! どうぞよろしくお願いいたします

| | コメント (0)

« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »