マトリョーシカの国。吉祥寺ギャラリー 百想。
お友だちのイラストレーター、河合美波さんの展示を見に、吉祥寺で開催されているマトリョーシカ展を訪れました。
100人ほどのクリエイターが、ほぼ手作りで作ったマトリョーシカが勢揃いという面白い企画。会場は道沿いに二つに分かれていて、駅から向かって手前の「百想」から先に見た。百想はメイン会場の「re:tail」の別館。
滅多に吉祥寺には来ないので、キョロキョロしっぱなし。不意にカフェの二階にある「百想」を発見した。マトリョーシカの旗が目印。
素敵な石畳の路地の奥が入り口。
昔ながらの民家のような玄関。靴を脱いで上がる。
想像以上にマトリョーシカだらけの世界だった! 360度マトリョーシカ。ぼんやり雰囲気を眺めていても温かい気持ちになれるし、一つ一つの作品を見れば、いくらでも細部に渡る工夫を発見できる。
マトリョーシカと一言で言っても、色んなのがあるんだなあ。今までオーソドックスなものしか知らなかったから、よけい新鮮だった。見ているだけでニコニコしてしまうような、かわいらしく美しいお人形たち。
猫のマトリョーシカとか、たまらないですねえ。
この落ち着いた穏やかな雰囲気が、マトリョーシカと合っていて素敵だった。
こちらの会場に展示されているのは、ウッドバーニングのお店木の香というショップと、RUINOK2というショップのものなのだそうだ。
木の香さんは、木を加工して作る、焼き目加工のアートや、木で作るお人形さんたちの販売およびハンドメイドの材料と工具の販売、お教室などをやっているようだ。
RUINOK2さんは、ロシアの雑貨を扱うお店らしい。
今まであんまり考えたことなかったけど、マトリョーシカを作る・見る・集めるというマーケットが世の中には確実にあるっていうことですね。私にも作れるのかななんて一瞬想像してしまいました。何しろ不器用なんで想像だけですが・・・。
この写真の作品は、日本でオリジナルのデザインを開発して、ロシアで職人さんに作ってもらっていると仰っていました。
本当は作品の写真撮影はお断りしてるようなんですが、特別に撮らせてくださいました。
左はバースデーマトリョーシカ。右はウエディングマトリョーシカ。誕生日の子はプレゼントやケーキを手に持っている。ウエディングの子は、新郎、新譜、天使の聖歌隊が二人、鳩という順番でパカッと出てきた。
ギャラリーの人が開けて見せてくれるんですが、次々にデザインと大きさの違うマトリョーシカが出てくる様子自体が、なんとも愛らしくてたまらない。「産まれる」というイメージが重なるんでしょうかね。なんとなく、そんな感じがしました。
あ、ちょっと長くなったのでメイン会場のお話は次の記事に分けます。
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