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2011.11.10

自由が丘、至宝のからあげ。とよ田。

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自由が丘を代表する名店として、多くの人に推挙される店、とよ田

私もその名高さだけは、十年以上前から聞いていた。しかし非常に人気が高く、夕方までに直接店に行って予約をしないと入れないだとか、予約しても2時間以上は時間をつぶさないと順番が回ってこないだとか、猛烈なハードルの高さも同時に聞こえてきていた。

しかも、からあげ専門店。メニューはからあげとビールとお酒だけ。下戸には入りづらい。そんなこんなで迷い続けて十有余年。

この日ふと、「今日なら入れるんじゃないかな?」と直感が働いた。根拠はない。なんとなくそう思ったから行ってみた。そしたらすんなりと入れたではないか! 自分でもびっくり(笑) 美味しいものに懸ける情熱が通じた瞬間だね。

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居並ぶ先客が鶏にかじりつく、カウンター席に座らせてもらった。もちろん他の席は予約でいっぱい。もう人数分の箸が並べてある。

照明が明るく、清潔感と活気にあふれた良い雰囲気。もっと粛々として静かすぎるお店のイメージだったが、思いのほかリラックスできるムードに安堵。

お店の人は、真剣なまなざしで鶏をひたすらに揚げる大将のほか、にこやかなお姉さんたち。とても気分良く過ごすことができた。今までイメージしていた、敷居の高さは何だったんだろう?というぐらい。

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メニューはこれだけ。鶏は「砂肝」「手羽」「もも」の三つの部位がある。「一通りお願いします」と頼むと、つきだしのオニオンスライスがすぐに出された。

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オニオンスライスに、出汁醤油+お酢のドレッシングをかけて、かつおぶしを添えたもの。これは先に一気に食べずに、後から鶏と一緒につまむのが更に美味しい。

下戸なのでドリンクはウーロン茶をオーダー。特にお酒を飲まなくても平気だった。ホッ。

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間もなく届きましたのが、こちら。砂肝でございます!

お、お、美味しいーーー! 非常に上質な砂肝を、カラッと素揚げにしたもの。一人前にしては多めな量だけど、食感と味わいを楽しむうち、気持ちよく食べ尽くしてしまった。

素材と切り方と揚げるタイミングが全部良いのでしょう。食感はコリコリとしていながら、これがちっとも硬くはないの。中身の弾力を十分に残したまま、的確なタイミングで出される。しかもわりと、ゆっくりと楽しみながら味わっていても、最後まで弾むような美味しさ。

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砂肝の余韻に浸っていると、鶏スープが出された。これは水炊きみたいに白濁した濃厚なスープじゃなくて、透明な上品スープ。このお店の素材感重視の揚げ物のお供には、こんな味がバランス良いですね。

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手羽きたーーーーーーーーー!!

手羽と言っても、胸肉までボーンとボリュームたっぷりについてます。こちらもやはり素揚げで、味付けもシンプルに、ごく軽めの塩のみ。

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大きさ的に、ひな鶏ですね。

お店のお姉さんが、「骨まで食べられます」と言っていた。確かに細かい骨のところは骨せんべいのようになっていてカリカリ食べられる。

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開くとこんな感じ。皮がカリカリにクリスピーで、中は上品な油と身がしっとりと二重奏を奏でていてジュワ〜ン。

いわゆるからあげの身上である、油っこさや味の濃さとは無縁。

実に育ちの良い鶏。小学校から名門私立ですっていうぐらいの矜持を感じる。この鶏だからこそ、この調理が成立するのですね。

あまりにも美味しくて、カウンターでオニオンスライスを作っていたお姉さんに「美味しい〜〜〜ですね!すごいです!」と言ってしまった。そしたらニッコリ笑って、「あら、初めてだったの?いつも来てるのかと思った(^^)」と言われた。

なぜか私は、初めてのお店でもよくそう言われる。太ってるとみんな同じ人に見えるんだろうか? いや、そういう意味じゃないんだろうけど。なんでだろう。

これは出されたままでも十分美味しいし、後半は塩とレモンを自分で加減して足してもなおうまい。

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さっぱり感を更にプラスするため、お新香を頼んだ。お新香はきゅうり一種類。よく漬かったのと、浅漬けがある。私はよく漬かったのにした。

昔、家で毎日糠味噌を漬けていたときの味がした。昭和日本の味だな。ぐっと来る。化学調味料とか醤油とかの余計な味がしないところが良い。本当の糠味噌の味。

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もも!

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もも〜〜〜〜〜っ!!

こりゃまたたまらんですわい。手羽よりもさらにジューシー。味がけっこうはっきり違う。パリパリの鶏皮。鶏肉自体の自然な脂のノリの良さ。しかしあくまでも、健康志向の脂なのだ。全くしつこくなく、鶏の香りをふんわりと伝える。

そういえば、手羽の皮はカリカリで、ももの皮はパリパリだったなあ。どうして違うんだろう? 両方とも同じ素揚げなのに。

鶏三種、多いように見えますが、個人的には最後まで最高に美味しくいただけた。重くない。本当に良い物を食べた満足感だけが残った。

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おなかいっぱいだよっつーのに、焼きおにぎり茶漬けが気になって頼む。

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うっほほ〜〜〜い! 白米に濃い口醤油のジワッとにじんだ焼きおにぎり。それが、だし汁の中にプクッと沈んでる。

木のスプーンでほぐほぐしながら、アチチアチチと言いながら食べる。ああ、美味しいねえ。

とよ田の料理、全部シンプルなのに、ここでしか味わえない極上の味がする。まさに自由が丘の至宝なんじゃないかしら。

大変美味しゅうございました。値段は書いてないんだけど、今日頼んだ感じで3500円ぐらいでした。

いつの日かまた、「今日は入れる!」と思った日に、寄ってみようと思います。それか、誰かうまいこと予約して連れてってください☆


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