ニューオータニ「リブルーム」のフィレステーキ。
夕食は迷いました。「ルームサービスでフォアグラとステーキのコース」にするか、「トレーダーヴィクスで薪窯焼きのブラックアンガスステーキ」にするか、「ザ・スカイでディナービュッフェ」にするか、「リニューアルオープンしたばかりのイタリア料理ベルヴュー」に行ってみるか・・・etc. ニューオータニにはいくらでも選択肢がある。
通常なら、ディナービュッフェでありとあらゆるものをガッツリいただくorとにかく肉の量が多いところに直進するのが私の流儀。しかしながら風邪気味であまりたくさん食べられないという異常事態。とびきり美味しいものを少量という、滅多にない路線に進んだ。
そこで選んだのが、リブルーム。私の基準では、すんごい高級。A4ランク 特撰黒毛和牛ステーキコースが14700円だあ。これ安いほうのコース。上は21000円だす。宿泊者特典で、14700円のコースとほぼ同じ内容のものが1万円弱になっていた。思い切ってそれを。
エグゼクティブラウンジでコンシェルジュの方に予約してもらい、行き方を尋ねたら「少しわかりにくいのでご案内します」と、お店の前まで送ってくれた。感激♪
店頭に肉が飾ってある。ゴクリ・・・。
君は薔薇より美しい!
いかにもステーキハウスな風格。
ニューオータニのレストランの中では小さいほう。50席ぐらい。先客は、政治家っぽいおじさんがいた。
絵の下の席に案内してもらった。従業員の方の笑顔が明るい。
「新鮮健康野菜サラダバー」のコーナー。素晴らしく新鮮。珍しい野菜もいくつかあった。
よそってみた。和風サウザンアイランドドレッシングがとても美味。らっきょう、たくあん、岩のり、にんにくなどが入っているのだそうだ。
スモークサーモン。燻製しすぎてなくて、レアっぽくて美味しい。香りも舌触りも極上。高級なお店のスモークサーモンは風格があるのう。単品メニューを見たら、これだけで2520円だったわ。わはははは。
オニオンスープ。さすがにうまいのう。丁寧に時間をかけて作られた味。うまさが凝縮されていた。
肉がきた! フィレステーキです。ミディアムで焼いてもらいました。
本当はオリジナルのソースが自慢らしいのだけど、私の苦手なフルーツ(パイナップル)が入ってたので、和風ソースにしてもらった。
ビックリするぐらいサックリ切れる。普通の肉を切るときの「グイグイ」という感じではなく、「クリクリッ」「パクーン」と切れる。口に入れると、小気味良くサクサクッと噛み切れる。溶けてなくなる感じではなく、きちんと赤身の美味しさを口の中に留めて、肉汁を出し切ってから肉がスルッと消える。
すんごいなー。高級な肉って違うんだ。最近、巷でもA5ランクのお肉だとか出会う機会が多少あるけれど、ここのA4のお肉のほうが気品がある。なんでだろうなあ。仕入れの目利きと、保存状態と、焼く人の腕なんだろうか。いいもの食べさせてもらった。
食後はラフランスのシャーベットを。
ゆっくりとミルクティーをいただいて、肉の余韻を味わった。
私としては、なかなかない経験をしたな。
ランチのお肉の食べ方も、かなり美味しそう。ハンバーグっぽいグランドビーフステーキセットや、ステーキの頂から溶岩のように溶け出すガーリックバターとからめて食べる熱々ステーキ「ヴォルケーノ」っていうのなんか食べてみたい。
誰か連れて行ってくんないかな・・・。
(朝食につづく)
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コメント
おーなんて素敵なひとときだぁ。
ワジョの描写&写真がわかりやすくて一緒に行ってる気分だよ。
バーチャルブログだね。
肉が!!ほんとこりゃすごいわ・・。ゴクッ。
投稿: まーたん | 2011.10.22 02:15
>まーたん
にゃほ!一緒に行きたいねえ!!
肉の素晴らしさがリアルに伝わってるなら
最高に嬉しいよー。
投稿: ワジョリーナ | 2011.10.23 05:26