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2011.10.10

エリックサウス。八重洲地下街の本格的南インド料理バル。

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先日のこと。香取薫先生新井由己さん、友人の綾子さんと4人でランチを食べていたとき。「東京駅の八重洲地下街に良い南インド料理屋さんができたよ」と香取先生が言った。

私が「そうなんですか?機会ができたら行ってみます」と言うと、「早く行ったほうがいいんじゃないかなあ」と更にダメ押し。香取先生がここまで仰ることは珍しい。

その約一週間後。偶然にも、富津日帰り旅の下車地点が東京駅だった。これはご縁と、エリックサウスという名のその店を探した。

やー、なかなか見つからない(笑) 「東京駅一番街」の隅から隅まで歩いたけどない。それもそのはず。エリックサウスがあるのは、「東京駅一番街」ではなくて、「八重洲地下二番通り」であった。

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それってどこ!?って感じですが、ヤンマー本社ビルの真下辺りです。方向的には、京橋方面。八重洲ブックセンターの左並びと言ったほうがわかりやすいでしょうか。

東京駅八重洲口、地下一階の改札を出て、左右に広がる「東京駅一番街」を背に、京橋方面に進む。東京ラーメンストリートや、東京キャラクターストリートよりも更に東京駅から離れる。

目的地があるのは、東京駅から245m地点。牛たんねぎし、どさん子ラーメンの間。ABCマートやローソンが近くにあった。

迷わなければ、駅改札から3分ぐらいですかね。私は30分ぐらい迷いました(笑) でも色んなお店あって楽しかった。ラーメン屋さんの行列すごいなとか、社会科見学を兼ねて。

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やっと着いたわ〜。

カウンター式のスタンド席。一見、普通のカレースタンドみたいな顔をしている。しかし出てくる料理は、本格派南インド料理。このギャップがたまらん。

怖ろしい集中力で、穴が空くほどメニューを見て、結局最初に目に入った「エリックミールス」(1390円)を注文。まわりを見ると、これを頼んでいる人が多いようだ。

私はお肉のカレーを二種類選べるから、これにした。ベジだけのミールスも人気。

最後までビリヤニと迷った。ビリヤニは次の宿題ね♪

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ソルティマサララッシーを飲みつつ料理を待つ。スタッフの皆さんは日本人男子。皆さん笑顔と誇りをたたえた良い表情をなさっていた。

ソルティラッシーがメニューにあるお店というのも私にとって初めてだ。昔、香取先生に作り方を習ったなあ。甘くなく、スパイスの効いたラッシー。キリッとしてる。

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ほどなく届いたエリックミールス。良い匂い! 食べる前から美味しいのを確信!

中央の白いのがバスマティライス、その上のおせんべいがパパド、左の黄色いゴハンが日本米のターメリックライス、その上に並ぶカレーが、右回りに、エリックチキンカレー、キーマカレー、豆カレー、かぼちゃのエリセリ、サンバル。レタスのサラダ、ワダ、ココナツチャトニ、ウプマ。

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エリックチキンカレー、キーマカレー。

コクがあってキレの良いお肉系カレー。一品の中に味のメリハリを感じる。辛すぎず、ライスとまぜて食べるとちょうど良い味になる。

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豆カレー、かぼちゃのエリセリ。

こちらはコックリと優しい味。煮込み料理の温かさを感じる。これも味が濃すぎず、薄すぎず、ちょうどいい。単独でシチュー的に食べられるぐらいの穏やかさ。カレーリーフがしっかり入ってるのも嬉しい。こういうカレーを、他のカレーにまぜて食べるのがミールスの醍醐味と思う。

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サンバル、レタスのサラダ。

写真はまぜてない状態で撮影。カレーの器を外側にはずして、パパドを粉々にしてライスの上にかけて、カレーをあれこれまぜて食べることを推奨する紙が置いてあった。ここのバスマティライスは、本当にパラッパラで、カレーとのまざり具合が大変よろしいわ。

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ワダ、ココナツチャトニ、ウプマ。

ココナツチャトニが異常にうまい。ワダにたっぷりつけて食べると幸せ。カレーにもまぜると、また幸せ。

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テーブルに置いてある三種類の無料サービス品。

ピクルス、漬け物(大根のアチャール)、辛み調味料。これも手抜きなしで作ってあり、全部食べ尽くしたいぐらい美味しかった。

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ミールスだけに飽きたらず、ポークビンダルーも頼んでしまった! でも正解。美味しかった〜〜。それに、こんなに仕込みに時間のかかる料理が750円て嬉しいわ。

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満腹。なおかつ、デザートも食べました。バミセリ・パヤッサム。「温かいココナツのお汁粉風デザート。極細パスタとサルタナレーズン入りです」と書いてあった。

おいちい! コンデンスミルクの甘さが病みつきになりそう。

全体的に、たいへん満足でした。材料も手間暇もスパイス加減も、すべてケチってないお店だと思う。それに、雰囲気がいいし、一人でも入りやすい。

東京駅の地下街で、こんな素晴らしい南インド料理が食べられるとは。すごい時代が来たものだ。←というようなことを、お店の方にちょっと言ったら「いやあ、あんまり何も考えないで、ただ出したいと自分が思ったものを出してしまってるだけですよ(^^)」と仰っていた。なんて素敵なんだろう。惚れてまうやろー!(笑)

リピートは確実です。

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