自由が丘モンド。ハトとポルチーニと中勢以とスティング。
なんとなくtwitterを見ていて、ソムリエ田村さんのつぶやきから、今日はわりと席が空いてそうだなと思い、mondo(モンド)さんを訪ねた。近所だとこんな行き方もできてラッキー☆
この前、モデルノのほうをいただいたので、今日はレジョナーレのほうのコースで。
上の写真は、メインの鳩のロースト。あとでまた出てきます。
つきだしは、バーニャカウダ。右がオーソドックスなもので、左は斬新なアレンジ。
ニンニクの香りと、カリカリに焼いた小麦粉の食感と、ミニミニ観葉植物みたいなビジュアルを楽しめました。ほんとに宮木シェフのお料理は、独創的で楽しい。
私の大好きなチーズの薄焼きパンを、オーブンで軽く炙って出してくれた。
いつにも増してチーズの香りがして、パリパリサクサクで美味しい。ほっとくと無限に食べてしまう。危険な食べ物(笑)
カルネサラーダ<牛肉のハーブマリネ>
中勢以の熟成肉を、宮木シェフがレアレアのハムにしてくれた。内もも肉の部分。脂が乗ってて美味しい〜〜〜。ふにょふにょに柔らかく、口に入れたら舌と一体化して溶けていく。と同時に赤身肉の香りが印象に残る。抜群に美味しい。
ポルチーニ茸のスフォルマート。
これが食べたかったの〜〜〜!! ポルチーニ大好き☆ 骨太で立派なポルチーニだす。スフォルマートというのは、グーグル先生によると、「型に入れてオーブンで焼いた料理」ということらしい。
細かくカットしたポルチーニの入ったおまんじゅうに、ポルチーニを焼いたのが乗っかっている状態。だと思う。詳しいことはわからないけど美味しい(笑) 何しろポルチーニの味と香りが満ちている。まさにポルチーニ充しました!
イカのリングイネ、トマトソース。
本来はここで、「手打ちラーガネとウナギのラグーソース」が出るわけですが、私はウナギが苦手なので、イカにしてもらいました♪
いやはや絶品。味が深い。深いけど濃すぎず軽い。んんっ!矛盾してる?宮木さんの料理を食べてみればわかります(^^)
カボチャのラビオリ チーズの詰め物とモスタルダの泡。
モスタルダというのは、フルーツのマスタードシロップ漬けのことらしい。この甘さとチーズのコクが妙にマッチしていた。
フランス産鳩のロースト ギオッタのモンド風。
ギオッタというのはジビエに合わせるソースのことで、内臓やハーブやワインを使い、多種多様なアレンジをなされるものらしい。多分。ド素人ですんません。またグーグル先生に聞きました。モンドで聞いてくればよかった。
モンド風のギオッタは、鶏のレバーをあえて形の残るミンチ状にして混ぜて、ハーブやお酒の香りはとんがってない感じになっていた。言ってみれば内臓をそのままソースにして肉を食べるような迫力。ワイルド。なおかつ、火の通し方が繊細で、身はしっとりと柔らかく、肉汁を自ら閉じ込めるような焼き加減。その点においては上品そのもの。
ワイルドさと繊細さの混在。芸術的なバランスですね。
そして絵のように散りばめられた、野菜のきらめく味と彩りよ。こちらはシンプルに野菜そのものの味を楽しむ。ギオッタソースを乗せて食べるのも吉。ヤングコーンのヒゲまで甘い味わいが印象深い。
色々フルーツのマチェドニア。
マチェドニアは、カットしたフルーツをほんのり甘いシロップに絡めたもの。この前、ランチでいただいたのと同じデザートだけど、フルーツの内容がいくつか違ってた。上に乗っているのは杏のアイス。
見た目からして幸福ですね。
食後はカフェオレをお願いした。
たぁーーーー! 満足じゃ! 満腹御礼。
やはりモンドさんは私にとって、非常に幸福度が高い。宮木さんの料理と、田村さんのサービス、そして音楽!
普段は普通にBGM程度の音量で流しているけれど、音楽好きのお客さんだけ集まってるときや、私だけ最後に残ったときやなんか、音量を少し上げて聴かせてくれる。
モンドは天井が高くて、音を吸う素材のものがほとんど室内にない硬質な造り。こういう空間で音がガランガラン鳴る感じが私は好きなのだ。
田村さんが、私の好きな音楽を覚えていてくれて、行くたびごとに楽しませてくれる。今日はスティング特集をしてくれた。
「『ブルータートルの夢』なんて聴いてた頃は、まだ子どもでしたね」と田村さんに言ったら「ボクなんて小学生でしたよ」と! 小学生でブルータートル!! 相当おませさんですねーー。
また美味しい料理と素敵な音楽を味わいに行かせてください、モンドさん。
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