自由が丘マッケローニ。黒豚のグリル、シェリー酒ソースかけ。
自由が丘のマッケローニに、また行ってまいりました。
前回、グラスミュゼさんと行って以来2週間ぶり。短い間隔で行ったにもかかわらず、全くかぶることなく違う味のメニューを出してくれた。
マッケローニさんは、おまかせのみのワンコース。最初はそれが少し不安でもあったけれど、訪問3回目にして圧倒的な信頼を抱くに至った。
8皿の料理のすべてが、毎回素晴らしい。一般的には、コースでこれだけの種類が出たら、そのうちのいくつかは「これはまあ普通だな」という料理があるものだ。
でもマッケローニさんでそう思ったことは、一度もない。ひとつひとつに感動がある。シェフはすごいな〜〜。尊敬する。
で、今日の一品目は、緑の野菜のムース。
上に乗ってるのはカリカリに焼いたチーズ。一口目からいきなり本当に美味しいわけです。驚きます。
一緒に行った、ヘッドドレスアーチストのヒナゲシヒイロちゃんも、あまりの美味しさに会話を止めてしみじみ味わっていた。
ヒイロちゃんも美味しいものに目がない私の大切な食べ仲間。スリムなのに、美味しそうにいっぱい食べる素敵な人(^^)
フォカッチャとグリッシーニ。
今日のフォカッチャはまた格別に美味しかった。塩気と油の配分だろうか。あとから丸いパンも出てきた。
あいなめのカルパッチョ。
ガガーン!! 一体何が入ってるんだ〜〜〜!! 美味しすぎる!!
カルパッチョというよりはお刺身寄りの切り方で、お魚いっぱい。オリーブオイルとバルサミコじゃなくて、じゅんさいのまざった爽やかなジュレがかかっていた。
稚鮎をカリッと焼いたもの。
こりゃまた和の旬のものを上手に使って! なんだかねー、マッケローニさんは、旬の取り入れ方が、粋な鮨屋や天ぷら屋とシンクロしてるんですよね。
シェフにちょっと聞いたら、特に和の素材をとか意識してるわけでもないとのこと。ただその時期に日本で美味しく食べられているものは、イタリアにないからと言って使わないということもしていないんですと。それが自然だし、心の通った料理ですよね。
ただこれだけ何の違和感なく、日本の旬のものをイタリアンの一品として完成させるセンスは、やっぱり普通じゃないと思う。もはやイタリアンを超越した、マッケローニ料理なのかもしれない。
ツブ貝のイカスミソースかけ。
もうテーブルに置いただけで、匂いがタマラン!! このイカスミソース、美味しいなあ・・・。異常に美味しい。こんなイカスミ食べたことがないよ。なんか突然変異でうますぎるイカが獲れたわけ!?と疑うほど(笑)
ういきょうのスープ。
ういきょう。フェンネルのことなんですね。爽やかでしたーっ。爽やかさ+ふっくら感+キリッと感。奇跡的なほど絶妙なバランス。
イカのトマトソースパスタ。
なんじゃこりゃあああああ。うまいーーーーー。
このパスタは手打ちのリングイネですよね? このリングイネの適度な硬さ、職人芸です。イカの出汁を吸ったトマトソースが素晴らしい。
チーズとサフランのリゾット。
どっかーーーん!! ホームラン!! 私がこういう味の料理が好きだって、シェフは超能力で見抜いたんだろうか(笑) チーズとサフランの組み合わせ。チーズの熟成加減までもがパラダイス。
料理が出続けている最中はシェフが忙しいだろうから、あまり話しかけないようにしてるんだけど、思わずこれは「シェフ、めちゃくちゃ美味しいです!」と言ってしまった。シェフの返事は秘密。へへへ(笑)
黒豚のグリル、シェリー酒ソースかけ。
来ましたーーっ。本日のメインです。豚が豚が豚がすごすぎる。ただ柔らかいだけじゃなくて、弾力があってモチモチでムチムチで味が清々しい。どっから持ってきたんだーーー!
・・・って北海道産て言ってました確か。
このシェリー酒のソースがまた感動の美味しさ。このソースだけでおかずにしたい。お皿舐めたかった(笑) 上に乗ってる姫たけのこの香ばしい香りが更に良い。ブロッコリーみたいな珍しい野菜はロマネスコっていうらしい。
コースは以上。
別オーダーで、やっぱりアイスとコーヒー頼んじゃった。
新生姜のアイス。
皆さん、新生姜ですよ! それが無理矢理感全くなく、美味しいアイスになってる。謎だ〜。新生姜のあの甘酸っぱさが、すごく上品な香りづけになってる。
横に添えられているのは、パッションフルーツとビスコッティ。パッションフルーツって確か1個500円ぐらいする高級フルーツなんじゃないの? どうなってるの〜〜。フトッパラだわ〜〜。
ヒイロちゃんが頼んだイチヂクのジェラート。
2玉あるので1玉ずつ交換して食べた。どちらも甲乙つけがたい美味しさ。オリジナリティがあるのよね−。
今日も食後の飲み物はラテ・マキアートにしました(^^)
美しいなあ。きめ細かい泡。端正です。ホッとします。
素晴らしいひとときをありがとうございました。一緒に行った人と、そこにいるシェフと、隣にいる知らない人たち、みんなに感謝したくなるようなお店です。
美味しかった。また近いうちに行こう♪
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