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2011.05.27

ケララの風が閉店。最後のビリヤニパーティ。

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私のこよなく愛するケララの風が、今月末(2011年5月)で一旦閉店することになりました。

3年間の歴史は、長いようで短いような、なんとも不思議な感じがします。ずっと昔からあったような気さえして。お店の方たちの人柄で、なじみ深い気持ちにさせてくれるお店だったからでしょうか?

ほかに見どころも何もないような大森の町で、「これだけを食べるためにおいで!」と自信を持って友だちを呼べる、数少ないお店でした。

最後にどうしても、予約制のビリヤニを食べてみたかった。だから自分でお食事会を企画しました♪ またたく間に食いしん坊7人のメンバーが集結! よっしゃああああ。

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ビリヤニは完全予約制でコース料理になっている。まずは前菜から。

ホタルイカと未熟パパイヤのスパイシートマトソースかけ。

わあ、美味しい! ホタルイカがプックリと大きい。和の素材を生かす適度なスパイス。未熟パパイヤの爽やかな風味はリンゴにも似て、甘すぎず良いアクセントになっていた。

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ワダ。豆の粉でできた生地に魚介とハーブをまぜて揚げた甘くないドーナツ。サンバルとココナツチャトニをつけて食べる。

何度食べてもケララの風のワダはアツアツで美味しいなあ。

「本当に美味しい!ミスタードーナツでいつでも買えればいいのに!」と誰かが言った(笑)かっちゃんだったかな?

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カレーリーフの真鯛カレー。

真鯛のうしろの白いものは辛くないタマネギ。カレーリーフをペースト状にしてカレーソースにしてある。もう絶品。完成度の高さが半端じゃない。

皮目がカリッと焼けた真鯛を、ナイフでサクサク切りながらカレーソースに浸して食べる。贅沢じゃな。

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カラアッパム。

カレーにつけて食べる。お米をすりつぶしたものにココナツミルクをまぜて焼いたもの。初めてなのになぜか懐かしい味。お米が原料だから、日本人の心の底に響くのかなあ。わずかに酸味があり、モチモチムチムチしている。しっとり感。

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いよいよ来た! 本日のハイライト、ビリヤニ!

瀬島シェフが、ラム肉のビリヤニを作ってくれた。鍋ごとテーブルに持ってきて、シェフ自らがフタを開ける。フタはかなりピッチリと密封状態。本格派は、フライパンで焼くんじゃなくて蒸し焼きなんですね。

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オープーーーーーン!!

ふわわわわっ! スンゴイいい匂い〜〜〜。ふわふわの柔らかい湯気に、スパイスとライスとラムの香りがふんわりまざってる。刺激は強くないのに、ものすご〜く食欲の奥深いところを突かれる。

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7人分ともなるとライタも大きめのお皿で来ます。ビリヤニとの相性大吉☆

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本日のアチャールはカボスでした。爽やか〜。実に美味。こういうアチャールもあるのね。あんまり辛すぎないところも素敵。

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ゆで卵だけ先に取って、シェフがビリヤニを鍋底からグルグルかきまぜます。

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まざったまざったあ〜〜〜!! おこげあり、白いとこあり、スパイス色のとこあり、ラム肉もゴロゴロあり、アクセントのパクチーも鮮やか。たまらなーーーい!

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第一弾、とりわけました。

うっまーーーい!! 本当に本当に心から美味しいです。なんという馥郁たる味と香り。「味の頂点」という言葉が頭に浮かぶ。

中に入ったラムがビロンと大きめにカットしてある。これが蒸し焼き状態でものすごく柔らかくふっくらして美味しいことになってしまっていた。すごい。

最初、スプーンで食べていたら、インド周遊50日間の旅から帰ってきたばかりの どてさんが、「手で食べるともっと美味しいよ(^^)」と教えてくれた。おお、ありがとう。

今までなんだか気恥ずかしくて、手食は経験したことがなかった。やってみたら本当に味が変わって、ますます美味しさが心の奥まで届いた。「手で触る感触も含めて味わえるからますます美味しいんですね♪」って、隣に座ってたりささんが言った。まさに!

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たまらんたまらん。まだまだあるよ。おかわりしよう。

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ライタとアチャールもまぜて、右手でハムハムと食べる。完全なる世界☆生きてて良かった〜。この世のものは、こんなにも美味しい。

味的にも量的にも大満足。

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デザートはヴァダラッパン。

黒糖とココナツミルクでできたプリン。甘さとスパイスのバランスがお見事。

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最後はコーヒーorチャイ。

全員、チャイを選んだ。私が常々、「ケララのチャイはバケツで飲みたい」と言っているのを皆さんが覚えていたらしい(笑) 

ここのチャイはいつだって最高。やっぱり今日も美味しかった。バケツ持ってくればよかった!

ごちそうさまです♪ 心ゆくまで南インド料理の奥深い喜び世界に浸りました。もうこのビリヤニを食べられないかと思うと残念・・・。

でも皆さん、朗報です。5月末に一旦閉店した後、うまくすれば6月下旬からランチミールスのみ再開の見込みがあるそうです! 

瀬島シェフは残念ながら退職されます。そこで再開後は、オーナー自らが腕をふるいます。

オーナーの沼尻さんも、腕に覚えある料理人。ケララの風をオープンなさる前から、南インド料理の素晴らしさを伝えるため、数多くのお食事会を主催して、自ら料理をふるまってきた伝説の人なのです。 

営業時間や定休日に若干変更があるかもしれないとのお話。はっきりした情報が入り次第、またお知らせしますね。

ディナーは当面やらないようです。「もしかすると予約制でやるときが来るかも?」というオーナーのつぶやきを、私は聞き逃しませんでしたよ!(笑)

今までのケララの風は、いつも大人気で予約しないと絶対入れないハードルの高い店という印象があったかもしれません。

けれど、他の人気店のシェフも同じように仰っていたのですが、必ずしも一年中満員なわけではなくて、ひょっこり空いている日も案外あるのだそうです。

私も実際ケララに足を運んで、満員で入れなかったことが一度ならずあるけれど、4人席に一人で座って食べて、「なんか今日は空いてるな〜」と思う日も多かったです。電話してから行けば確実ですしね。

震災後、人気店でも客足の波が定まらない状況は、私たち素人が思っている以上に続いているようです。

どなたにも、なくなったら困るような愛するお店があると思います。

いつでも行けると油断するなかれ。あなたにとってのそういう大切なお店を思い出して、改めて一軒一軒食べ歩いてみてはいかがでしょうか。

今こそきっと、お店の方々は喜んでくれますよ(^^)


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コメント

昨日はありがとうございました。
お声掛けていただかなかったら危うくケララの風のビリヤニを食べずじまいで終わるところでした。
手食美味しいでしょ?
日本人の価値観からすると、下品とか汚いと言うかもしれませんが、きちんと手洗いさえすればこっちの方が安心だし、その食文化の価値観に近づいて食すると言うことは、そのものの味を最大限に活かすことにも繋がります。
日本人だって鮨は手で食べますしね。
今度諸々食文化についてもデスカッションしましょう。笑。
しばらくは個人的経済不安により行けないことも多そうですが、また誘って下さい。

投稿: どてまる | 2011.05.27 09:27

いや、ホント美味しかったです。
ありがとうございます!!
しかし閉店というのが残念で残念で・・・。crying


それにしても・・・、


お昼前にこのブログ読むんじゃなかった!!


ア~~~~、お腹空いたようwobbly

やっぱりワジョさんが撮った写真はことの他美味しそうッスgoodもらっていきます~♪

投稿: 黒 | 2011.05.27 11:00

>どてまるさん
ご一緒できて本当に楽しかったです(^^)
手食に挑戦する勇気をありがとうございました!
海外旅行さえしない無知な私に
食文化のお話、いろいろ教えてくださいね♪
どてさんの海外話、描写力あってすごく面白いです!

>黒さん
ワーイ! 黒さんに写真ほめられた\(^o^)/
自分で今このブログ見て、
ああ、今すぐビリヤニ食べたい!!
と思っちゃいました(笑)
ケララの風の威力ですよねえ。
ランチミールスは続くみたいなんで、
これからもちょいちょい行きますわ。
黒さんも来れる日あったら連絡ちょー。

投稿: ワジョリーナ | 2011.05.28 06:02

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