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2011.05.08

感動中華。都立大学、チャイニーズレストランわさ。

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都立大学のチャイニーズレストラン「わさ」に行きました。

食べログの東京中華料理ランキングで、2011年5月現在1位のお店。

なかなか予約が取れないとの評判がある中、夜9時過ぎの遅い時間に「今から入れませんか?」と電話したら、OKとのお返事♪ やったねラッキー☆ 

ラストオーダーは10時30分。まだまだ余裕です。

ここは都立大駅から少し距離があってわかりにくいと言う人が多いけれど、コジコジのある商店街沿いに歩けば坂もなく行きやすいと思う。(私は昔このへんに住んでました)

自由が丘2丁目のワジョルームからなら徒歩10分弱。目黒通りと自由通りのクロスする中根交差点を、自由通り・駒沢方面に下って行くと、左側にある。節電モードで少し暗くなっていて、「あれ、やってるのかな?」と一瞬思った。中に入れば明るいカウンター席が席を空けて待っていてくれた。

隅々まで見渡せるオープンキッチン。シェフたちの華麗なるワザを堪能できるカウンター席は特等席。行くならテーブルよりカウンター席がいいですね。

上の写真は、黒板メニューから。

初鰹のタタキ中華サラダ風。

衝撃の美味しさ。鰹を厚く切ってなおかつ一口サイズに幅を揃えるという切り方がまず良いし、調味料使いのバランスが抜群。きっと今までにも食べたことのある調味料の組み合わせなんだけど、初めて食べたような鮮烈さ。

けっこう強めに焼き目をつけてあるところも良い。タタキって焼き目のところ、美味しいもんね。美味しいところは多いほうが良いのだ。

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こちらも黒板メニューから。ホタルイカと春キャベツ炒め。

うんまっ!!「えええええ!? 何が入ってるんだろう?」と思うような美味しさ。ホタルイカのうまみが全体にきれいに回っている。シンプルなように見えて一口ごとに味に変化を感じさせる。

よく見ると、ザーサイやネギや豆鼓も入ってる。そして塩気がけっこうしっかり利いていつつ、しょっぱくない。キリッとしてスッと消える。不思議だ。

ホタルイカがぽってりと大ぶりで上等。ホタルイカって大体は生でしか食べてこなかったけど、ボイルするとこんなに美味しくなるなんてねー。

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海老春巻き。

皮が薄くてミルフィーユのよう。かじるとハラハラっと崩れる。皮のすべての断層がパリッとしている。端正な春巻きだ。

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中はこんなにプリプリの海老ちゃんが。春巻きの具はドロッとしてないのが好き。味がしっかりついていて、何もつけずに食べられる。だからなおさらパリッとしてる。

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シンプルチャーハン。

「今日はチャーハンが終わりなので一口だけ」と出してくれた。

ひょわわわわわ! 美味しい〜〜〜! ふわっふわのほわっほわなんです。こんなチャーハンは食べたことがない。お米自体が軽いように感じる。

味付けはしっかりちゃんとしたチャーハン。とても細かいネギのみじん切りが、ほとんど生の状態でふんだんに入っている。本当にシンプルなんだけど、ここでしか食べられない味。ワザの違いを感じる。

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黒酢の酢豚。

うっわーん!! このお店は何を頼んでも革命的に美味しい!! この酢豚・・・完全な味。甘すぎず、揚げすぎず、野菜が多すぎない。メインの豚肉をガッシリと味わえるように、まわりが脇役に徹している。

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豚肉を取り囲むダイス状の野菜はサツマイモ。にんじんは、ごく薄切りのものをサッと炒めてある。にんじんのにがみが出ない薄さ。それぞれの食材が独立した美味しさ。そのまとめ役が黒酢ソース。

「一皿の中でこんな食べさせ方があるのかー」と、感動した。

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このお店の名物、ホタテとウニの揚げ餃子。

私はウニが食べられないので、一緒に行ったKさんが美味しそうに召し上がるのを、横で指をくわえて見ていた(笑) 

かじるとバターがドバッとあふれるので、「必ず一口で食べてください」とのことだった。あ〜ん、いつかウニが食べられるようになりたい!

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担々麺。

汁なしにするか、さんざん迷ったあげく、今回は汁ありにした。

黄金比! 美味しいいいいい。胡麻が惜しみなくザクザク。ほどよく辛く、ほどよくトロっとしている。麺が細めで汁によく絡む。上に乗っている肉味噌を汁に溶かし込むと、また別のうまさが出てくる。

頼んだ料理がすべてこんなに美味しく感じられるなんて、なかなかない出来事だ。通い詰めて全部のメニューを制覇したい。

また、メニューが多すぎないのも素敵だと思う。本当に納得のいくメニューだけを出しているという信頼感を持てる。こういう出し方はとても上品だ。

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デザートは、五香粉のアイスと、杏仁豆腐。

五香粉のアイスは神聖な香り。身が清められるような芯のある味。強い個性と、きちんとした美味しさの両立。真面目に誠を尽くした味。

杏仁豆腐は、口に入れた瞬間、水のように軽く、口の中で溶けていくごとにミルキーなコクがふわっと広がる。溶けてなくなる頃には、しっかりと味の印象が残る。ほんの数秒のドラマが口の中で展開される。

以上、ごちそうさまでした。

会計は、二人で8400円。お酒は頼まず、お茶をポットで頼んで、あとは料理です。

これだけの味で、こんなにおなかいっぱいになるまで食べて一人4200円なら何度でも来たい。

すべての料理が、今までにない個性を持ちながら、奇をてらうわけでなく、ただ一つの極みを目指して作っているのを感じる。

包丁使いや鍋使いのすべてが丸見えのオープンキッチンで、みじんの隙もなく調理工程のすべてが美しい。かといってパフォーマンス的に大げさではなく、非常に静かでさりげない。

極上のお店を見つけた♪

皆さん、予約が取りにくいかもしれませんが行ってください。チャレンジです☆








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コメント

実際に味わう+ワジョさんのブログで余韻を楽しむ。
いいですな~♪
私は食べるのに夢中で、あっという間に完食……
本当はこういうドラマが展開されていたんですね。

どうもありがとうございました!
気になるメニューがまだまだいっぱいありますし、またよろしくお願いしますo(*^▽^*)o

投稿: 連投万歳☆K | 2011.05.08 21:02

>Kさん

いつもありがとうございます(^^)
写真を見返しながらドラマを再現するのも
私の楽しみの一つです(笑)
またよろしくお願いしま〜す!

投稿: ワジョリーナ | 2011.05.11 04:17

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