野菜嫌いの私。「わざわざお金を払って野菜を食べるなんて信じられない」とさえ思っていた肉食人間です。
「肉と白飯さえあれば生きていける」。そう信じてウン十年。
今回、長期的なダイエットをせざるをえなくなり、しぶしぶ、本当にしぶしぶと、野菜を食べる努力をしている。
現在私は、管理栄養士の新生暁子さん(tokkoさん)に、私がミクシィの「自由が丘ダイエット部」に記している食事日記を毎日見ていただいている。
傾向として炒め野菜が多く、「蒸し野菜にもチャレンジをしてみては?」と、つい先日提案をしてくださった。
蒸し野菜・・・。我が人生においてそのような料理をしたことがあったでしょうか? いや、ない!(断言) 全く作り方がわかりませ〜ん。
確かウチには、母が横浜中華街で衝動買いした巨大な蒸籠があったはず。でもここ10年ぐらい見かけたことがない(笑) どこか納戸の奥にでも眠っているのでしょう。出してくるのも面倒だし、使ってから洗ってしまうのも大変すぎる。
今までどうしていたかというと、中華まんなど蒸す必要があるときは、鍋に取っ手つきのザルを入れて、ザルが鍋底ギリギリにくっついてしまいそうな状態で何度も水をつぎ足して蒸していました。アホかいな (^^;
先日、グラスミュゼさんの新年会で、シニア野菜ソムリエの武田由季さんとご一緒させていただき、ダイエット情報や野菜の食べ方について色々お聞きする機会を得た。
こういうタイミングでこんな素晴らしい野菜のプロの方とじっくりお話できるなんて、私はつくづくツイてると思う!
由季さんに、美味しい蒸し野菜の作り方をお聞きしたら、「ちょうど明日のブログでご紹介しようと思っていた便利な蒸し皿があるんですよ〜♪」とのお返事が! おー、なんだかシンクロしてる。
それがこの、「むしチャオ」です。
とんだ世話場をお見せしますが、我が家のキッチンです☆ 直径20cmの鍋に「むしチャオ」をセットしました。16〜20cmのお鍋にセットできます。
鍋の向こう側にある、山型のフタをセットすると、たくさんの野菜を蒸すことができる。このぐらいてんこ盛りでも余裕。蒸し皿自体の深さは3cmぐらい。平らなフタだと閉まらなくなりますのでご注意ください(笑)
今日はダイシンで安売りをしていた、ちぢみほうれん草を蒸してみた。
7分ぐらいで完成!
茎の部分までしっとり柔らかく蒸し上がっていて感動!! ゆでるよりもグニャグニャにならなくていいですね。柔らかいのに形が全然崩れていない。色も美しい。ナンプラーを少しかけて食べてみた。
野菜らしい歯ごたえをしっかり残しつつ、噛むとジュワっと甘みが出ると同時にはらはらと崩れる感じ。野菜自体の甘みが、こんなにしっかりと残るなんて想像もできなかった。私にとっては新世界(笑)
それに、tokkoさんにこの前お聞きしたら、野菜をお湯でゆでるとビタミンがゆで湯の中に出ていってしまうんですってね。しっかりビタミンを摂るためにも、蒸し野菜は良いのだそうで。ひょっとして皆さんとっくにご存じ? (^^;
「むしチャオ」は全部で8色ありまして、中でもバラ色(赤)が由季さんのお薦めと聞いて、素直に赤を買いました〜♪
これ正解! 基本、白とベージュと藍染めの食器しか使わない我が家においても、違和感なく食卓映えする色合い。野菜の緑色と相性がいいですね。白い受け皿に赤い蒸し皿を乗せるときれい☆
そうそう、「むしチャオ」は蒸し上がった状態で、そのまま食卓に出せるのが大きな特長なんです。だから冷めにくいし、洗い物を減らせるんですよ〜。
これまた非常に生々しい我が家(4人分)の食卓。特別にお見せいたしましょう(笑)
今夜のおかずは、ちぢみほうれん草の蒸し野菜、牛挽肉のハンバーグ、つけあわせグリーンリーフレタス、のれそれ、刺身盛り(まぐろ、イカ、さより)、ふきのとうの天ぷら、卯の花、塩トマト、ベビーリーフとアイスプラントとパクチーのサラダ・オリーブオイル+せいちのしおのドレッシングで、そして白いごはん。
とてもダイエット中とは思えない食卓ですね−。はっはっは。でも私、この調子で食べて8ヶ月で38キロ痩せました。今までどんだけ食べてたんだっていうのもありますが、tokko式の食べ順にすると代謝が良くなって太りにくくなるんですよ。
そんなに痩せても今このぐらい(左が私、右はmutsu先生)。まだまだ先は長いorz...
生野菜の中で、ベビーリーフなら嫌いな味じゃないということがわかり、こればかり食べてる今日この頃。
tokkoさんに教えていただいたKiyoeのオリーブオイルはゴクゴク飲みたいぐらい美味しい! 先日「ソロモン流」にも登場なさった話題のシェフ「アルケッチァーノ」の奥田政行シェフもこのオリーブオイルを使っていらっしゃるようですね。(いつか必ず行きたいお店!)
そのオリーブオイルに、藤原紀香さん(tokkoさんの大親友♪)もご愛用の「せいちのしお」をかけて食べると、野菜も美味しいと思える。大助かり☆
「せいちのしお」は硫黄分を含んでいるお塩。塩自体に自然で深みのある味がある。強い特性を持ちながら、どんなお料理にもきちんと合い、調味料として引き立て役に回ることのできる賢さがある。
あまりにも美味しく、ときどきこの塩だけ一口二口嘗めています(笑) キパワーソルトの味がお好きな方ならハマると思う。
塩トマトっていうのを初めて食べてみた。なるほどな〜。青臭くなく、味の濃いトマト。口に入れて最初はサラダの味、後半は甘みがぶわーっと口に広がった。
でもやっぱり肉が一番好きです(笑)←それを言うな。
今日は三重県産の牛挽肉を使ったハンバーグ。我ながら傑作♪ お肉は長いつきあいだからねえ。
話が脱線した。今日は「むしチャオ」の記事だったわね。
大きさは普通の大皿のサイズ(直径25cm)で、深さも3cm程度。食器棚にすんなり収納できた。これは助かるわん。
素直にとても気に入りました。しかも1260円は良心的なお値段。他の色も揃えたくなっちゃいます。プレゼントにしても喜ばれそう(^^)
由季さんのおかげで、これからは蒸し野菜を美味しく食べられそうです。きっとお肉も一緒に蒸してしまうに違いありませんが(笑)