河島アナムソロライブ@渋谷BYG
渋谷BYGで行われた、河島アナムさんの単独ライブに行ってきました。
伝説のロック喫茶なんだそうで。なぜか知らなかったよ私。
渋谷百軒店の喜楽とかある先の細い道にありました。
ハデハデですな〜。
BYGに到着。
いい雰囲気だあ〜〜〜。好きだ〜〜〜こういうの。
ライブハウスは地下一階。地上一階は喫茶店になってる。
ちょうど私の好きなようなファンク系の曲がかかっていた。
ダイヤトーンのスピーカー。けっこういい音してた!
机に落書きが。落書きっていう文化自体がなんだか懐かしい気がする。
開場時間になった。地下へご案内♪
東京でのライブは2年ぶりということで、久しぶりの生演奏アナムでした♪ ピアノとギターの弾き語り。
ゲストに有名な女性ドラマー、あらきゆうこさんがご出演。いやあ、よかった! かっこいい女性だなー。すかさずtwitterでフォローさせていただきました。アナムさんのtwitterはこちら♪
場内は満席で、全員座ることはできている状態。有名な俳優さんの姿も見かけた。
私は河島アナムさんの作る歌、歌う声、性格、見た目、全部好き。こんなに心地よく、きれいな存在感の人、滅多にいない。どうしてこんなに、まっすぐで自然で強くて優しいのかな。
アナムさんの音楽は、そんな彼女を鏡のように映し出すハートフルな曲ばかり。すごく穏やかなのに、すごくエネルギッシュ。一流の料理人が、大地から引っこ抜いたばかりの非常に生命力の強い野菜を、繊細に丁寧に仕上げた、そんな極上の日本料理のような音楽。
ライブで見ると、彼女の奏でるアコースティックギターが、めっちゃ芯が太くてガッシリしていながら、耳に痛くない優しい音色であることに驚く。
この両立は難しいよ。一流のギタリストだってこうはいかない。彼女はそれを、極彩色の声で歌うたいながらやってしまうんだな。すごいって思う。
アナムさんの声って、歌い出す瞬間に吸った息にフーッと神様が溶け込んでくる感じ。この人には確実に何か尊い存在が宿っていると、いつも思う。
アナムさんは2年前に東京から奈良のご実家のほうに移り住み、神々に囲まれて生活してる。大神神社や春日大社など、名高き神社への参拝もしばしばだという。先日は、天河神社の境内で歌を奉納なさってきたのだそうだ。
なんて素晴らしいのでしょう! 神様もきっとお喜びでしたでしょうね(^^)
アナムさん一人で歌っているのに、この音色の豊かさは一体なんなんだろうね。豊かな声量を土台に、体ゆるめて、下から上まで本当にのびのび。
きっと普通じゃない音楽的英才教育を受けてきたんだろうなという育ちの良さと、彼女が生身で生きてきて身に着けたたましいの厚みがある。端正で豊かなのだ。それでいて、テクニック自慢ぽくないところも好き。なんというか、こういう存在感。究極的に私が目指しているところのように思う。
歌をうたうシーンだけじゃなくて、友だちと話すとき、仕事でカウンセリングしてるとき、初めて会う人と話すとき、愛する人と語らうとき、すべて人と向き合う状況において、端正で、豊かで、自然でいたいなあ。
そんな私の気持ちを、歌にのっけたらどうなるんだろう?
そう。昨晩のライブを見て、「ああ私も歌いたいな」ってすごく思った。私たち普通の人間の日常生活でも、思いをきちんと言葉にすることは大事なこと。でもそれを曲にして歌うことの素晴らしさ、伝わる深さは圧倒的! 自分で曲が作れなくたって、共感できる曲を歌えばいい。
ひとが歌をうたうというのはなんて素晴らしいことなんだ!と改めて思う機会になった。
私はまだ人前で歌うとかは考えられないけど、せっかくボイトレも4年もやってきたことだし、歌うことにもっとアプローチしていきたいなあと思った。方法は未定(笑)まあそう思っていれば何かひらめくかもしれないし。
昨晩のライブ、楽しかったあ〜。あったかかった。ふと気づいたら3時間も経っていた! そんなに長丁場に感じなかったなあ。とてもテンポがいいし、密な感じ。アナムさんのパフォーマンスが最後まで全く落ちないんだもの。
演奏された曲は、最近お作りになった新曲がほとんど。まさにジャストナウな気持ちが伝わってきた。実感こもってるんだよね。本当に性格が良いし、感覚のいい人だなって思う。
お父様の河島英五さんの曲や、マイケル・ジャクソンの曲も、完全にアナム流に自分のものにして歌ってた! すごいかっこいいよ!
最後の一曲はこの曲でした。心ゆさぶられる名曲。皆さんぜひ聴いてみて!泣いちゃうよ〜〜〜。
命宿る歌をありがとう、アナムさん。愛しています。
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