響舞2010「カピュムとパピュム」リハーサル。
3月22日 火曜祭日は、表参道のボイストレーニングスクール、Breavo-para(ブレイヴォーパラ)の発表会「響舞2010」第一部「カピュムとパピュム」、第二部「咲き誇れよ、桜」でした。
写真は、家族や友人に渡すためのチケット。こんなオシャレな瓶入りで手渡された。
私はこのスクールに3年前から毎週通い続けていて、今度の4月にはfisクラスという上級クラスに進級する予定。こんなに長続きした習い事は初めてだ。
それというのも、「勉強のためにがんばって行かなくてはいけない」という義務感がほとんどないからかもしれない。
行けば癒されるし、元気になれる場所。多少体調が悪くても、行ったほうが良くなる。続けていると風邪もひきにくくなり、気持ち的にも明るさを保てる。
Breavo-paraのparaは、副交感神経を表すParasympatheticのparaだ。自律神経系のうち、交感神経系はアクセルで、副交感神経はブレーキと呼ばれている。副交感神経が正しく機能するようになると、心とからだがゆるんで、ストレスを手放しやすくなる。
ボイストレーニングのレッスンは、自分の声の魅力を引き出すことだけが目的のように思えるかもしれない。しかしパラのレッスンの場合、同時に自律神経系が正常に機能するように手助けをしてくれている点が、大きな特色かと思う。
そのせいか、もともとの校風ゆえか、パラの仲間はみんな心が豊かで優しい。普段は5人〜10人ほどの小さな集まりでレッスンをしている仲間が、何十人も集まると、心のエネルギーが大きな玉になる。
習い事なんかでって言ったら悪いけど、どうしてこの歳になって、こんなにたましいが動くのか。どうしてこんなに心地よい熱を感じるのか。そんな経験を誰しもに与えてくれるBreavo-paraという学校を、私は奇跡なんじゃないかと思っている。
奇跡の源は、主宰・楠瀬誠志郎。
今回の発表会のリハーサルと本番を通して、私は改めて楠瀬先生の才能と魅力にノックアウトされてしまった。才能豊かな人は、人を幸せにする大きなチカラがある。私もそんな人間になることを志したいものだ。
前置きが長くなりましたが、発表会のリハーサルから本番までの様子を写真でレポートします。
全体リハーサルは、発表会の一週間ほど前から何度か行われる。
本番前日は、渋谷区の公共施設リフレッシュ氷川で、6時間もの時間をかけたリハーサル。
体のケア、ストレッチを済ませてから、歌と朗読の練習。楠瀬先生から、表現について実にユニークに、なおかつわかりやすく指導していただく。
そのあと、今年初めて出演するチームと、上級生チーム、男性チームに分かれて練習。
楠瀬先生は初出演チームを指導。私たち上級生チームは、ひとし先生が担当。男性チームはよしたか先生が担当。
赤いTシャツは楠瀬先生。
各チームとも気合いが入ってます!
女性チームは休憩に入り、男性チームの仕上がりを見る。
振り付けつきの曲があるので、男性チームは大変そうだ。うまくキマるとかっこいい!
本番と同じように椅子を並べて、自分の座る位置を初めて割り振ってもらう。私は前から三列目の中央。
赤い布と白い布が配られた。この布が衣装の一部になり、演出上にも大きな役割を果たした。
さっそくみんな、布を身に着けてみる。思い思いの巻き方があって面白い。
着席で通しの稽古を繰り返す。
気がつけばあっという間に夜の9時半だった。もちろん途中、休憩時間もあり、無理なことはしていない。
実を言うと私はこのリハーサルだけでも、かなりの充実感を味わってしまった。本当に楽しく、充実した時間だった。贅沢な時間をありがとう!と言いたい。
私は昨年は、メインキャストのペピャムピピャムをやらせていただいたが、今年は台詞を少なめにしてほしいとお願いして、2個だけにしてもらった。去年より、若干余裕〜。まわりを観察したり、雰囲気を味わったり、休憩時間におしゃべりしたり、なんだかとってもいい感じ。
(つづく)
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