能登町、郷土料理の宿 さんなみに到着。
着いたーーーっ!! 郷土料理の宿 さんなみ。憧れの場所にたどり着いたわ〜。まだ何も起きてないのに感激。
車付けのスペースたっぷり。屋根瓦のある立派な門構え。
これこれ。さんなみの文字が入った暖簾。写真で見たことあるーっ。
門の軒下に唐辛子が干してあった。飾りではなくてこれを調味料や料理に実際に使用しているのだそうだ。うーん、かっこいい。鮮やかな赤だ。
暖簾をくぐると、こんな緑あふれる日本庭園風のアプローチがある。いやあ、素敵。素敵すぎる。雨上がりのせいか、緑と土の匂いがよけいにプンとする。こういう匂いって落ち着くなあ。
ひょわ〜っ! 京都の料亭か、鎌倉の古寺かというぐらい風情あるアプローチ。趣味がいいですねえ。この奥の玄関へたどり着くワクワク感、気分は最高潮です。
ごめんくださ〜い。お世話になります! ひんやりした空気の流れる、清潔感あふれる玄関。民芸品や絵が、センス良く必要な数だけ飾られている。
私たちは奥さんに迎えられ、挨拶を交わす。ああ、よかった。この一言の挨拶だけでもう安心できた。
正直言うと少し心配していた。かなりのこだわりの宿という評判なので、もしかするととっつきにくいタイプの人たちなのではないかと。そんな心配をした自分を恥じるほどに、ご主人も奥さんも優しい笑顔の人たちだった。
(つづく)
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